CREAL(クリアル)の評判・口コミは?利回りや会社の安定性はどう?宅建士が解説!

「CREALの運営会社は信頼できるの?」

「CREAL」の利用を検討している方は、このような点が気になるのではないでしょうか。

初めて投資する業者に対して、「本当に安全かな?」と不安を持ってしまいますよね。

不動産クラウドファンディングで失敗しないためには、そのサービスの特徴や運営会社の情報を事前にしっかり理解しておくことが重要です。

今回紹介するCREALは、安心して投資できる不動産クラウドファンディングサービスです。

本記事では、CREALの評判や口コミ・運営会社などについて紹介していきます。

不動産クラウドファンディングの業者を選ぶ際の参考になる内容ですので、ぜひ最後までお読み下さい。

目次

CREAL(クリアル)に関する口コミ・評判・感想まとめ

「CREAL(クリアル)」とは、クリアル株式会社が運営する不動産クラウドファンディングのことです。

少ない資金で簡単に始められる不動産投資として人気があります。

しかし、実際にCREALを利用した人の口コミや感想も気になりますよね。

そこで、CREAL公式サイト・X(旧Twitter)から口コミや感想を一部抜粋してみました。

CREAL(クリアル)公式サイトのお客様インタビューから抜粋

CREALのホームページのお客様インタビューから、CREALを利用してみた印象について紹介します。

引用元:お客様インタビュー アーカイブ | 不動産投資クラウドファンディング CREAL(クリアル)

30代会社員の方

「CREALの印象は他のサービスよりも情報開示が多いイメージを持っています。

他にも、保育園や学校、オフィスビルなど幅広い種類の不動産に投資できるのは特徴だと思います。」

40代会社員の方

「セミナーに参加したことでCREALを知りました。

内容は少し難しかったのですが、丁寧に質問にお答えいただき勉強になりました。

このセミナーがきっかけで、CREALで投資を始めました。

保育園やホテルなどの商品があり、投資していておもしろいです。

また、情報開示がしっかりしていて、運営側がきちんと調査していると感じています。」

以上の感想により、情報が多く特徴的な不動産に投資できるのがCREALの特徴ということが分かりますね。

X(旧Twitter)での評判・口コミ・感想

X(旧Twitter)でも、CREALの評判や口コミがたくさん投稿されていました。

その中からいくつか紹介します。

CREAL(クリアル)の評判・口コミ①

CREAL(クリアル)の評判・口コミ②

CREAL(クリアル)の評判・口コミ③

CREAL(クリアル)の評判・口コミ④

CREAL(クリアル)の評判・口コミ⑤

CREAL(クリアル)の評判・口コミ⑥

人気の案件はすぐに埋まってしまうことから、やはり信頼性が高い不動産クラウドファンディングであることが分かります。

人気や実績が上がり続けていて、最も活気のある不動産クラウドファンディングの一つと言えるでしょう。

CREAL(クリアル)の特徴を一挙解説

ここまでCREALの口コミや感想について紹介してきました。

それらを踏まえて、ここからはCREALの特徴について解説していきます。

CREALの特徴は、以下の8項目です。

  • CREALの想定利回り3.0%〜5.0%程度
  • 過去のファンド募集実績
  • 過去のファンド運用実績
  • CREALの運営会社の安定性
  • CREALの投資不動産の種類・ラインナップ
  • 最低投資額は1万円から
  • 優先劣後出資の有無と割合
  • ファンドの運用期間は24か月程度

それぞれ重要なポイントになるので、詳しく見ていきましょう。

CREAL(クリアル)の特徴1.想定利回り3.0%〜5.0%程度

CREALの想定利回りは3.0%〜5.0%程度です。

これまで募集されていた案件を見ると、最も多いのは想定利回り4.0%〜4.5%のファンドです。

平均的な不動産クラウドファンディングにおける想定利回りも3.0%〜5.0%あたりなので、業界として見ても標準レベルと言えるでしょう。

実際にファンドの実績を見ても、5.0%を超える案件はそれほど多くありません。

過去募集されたファンド「(仮称)Rakuten STAY 富士河口湖駅」の利回りは8.0%でしたが、この数字をこえるファンドはいまだに組成されていません。

CREAL(クリアル)の特徴2.過去のファンド募集実績

過去に募集したファンドは111件で、累計調達金額は525億円という高い実績があります。(2024年6月時点)

また、募集金額は1,000万円台のものからから20億円超えのものまで幅広く募集されていました。

人気の案件は募集してから短時間で満額になるため、気になるものがあれば素早く投資するのがポイントです。

CREAL(クリアル)の特徴3.過去のファンド運用実績

運用が終了した案件は2024年6月時点で81件あります。

また2024年6月時点では、全ての案件で想定利回りの収入が配当されており、元本割れもしていません

よって、信頼性が高い不動産クラウドファンディングと言えます。

CREAL(クリアル)の特徴4.運営会社の安定性

運営会社のクリアル株式会社は2011年に設立されました。

資産運用プラットフォーム事業、不動産クラウドファンディング事業などを行っています。

2022年4月には東京証券所グロース市場へ上場しました。

上場には一定の条件をクリアする必要がありますし、決算情報なども見られるので、非上場企業に比べて倒産リスクなどを抑えた投資が可能でしょう。

CREAL(クリアル)の特徴5.投資不動産の種類・ラインナップ

CREALの投資不動産の種類は、一棟マンションが最も多くあります。

他にも、ホテル・保育所・学校・オフィスなども取り扱いがあります。

ホテルにおいては楽天LIFULL STAY株式会社と業務提携契約し、ホテルを建設して運用するという開発段階からファンドを組成する案件なども取り扱っています。

このように、CREALでは賃貸マンションのような通常の物件だけでなく、保育所や学校といった社会貢献できるような不動産投資ができるのも特徴です。

CREAL(クリアル)の特徴6.最低投資額は1万円から

CREALでは最低投資額が1万円と、少額からの投資が可能です。

そのため、複数のクラウドファンディングに投資してリスク分散することが簡単にできます。

通常の不動産投資と異なり1万円から投資できるため、余裕資金の少ない初心者の方におすすめです。

ちなみに募集金額が少ない区分マンションのクラウドファンディングでは、最大投資金額が10万円と決められている案件もあります

高額資金を投資したい方は、必ず最大投資額を見るようにしましょう。

CREAL(クリアル)の特徴7.優先劣後出資の有無と割合

CREALでは優先劣後システムを採用しています。

優先劣後システムとは、投資家の出資金の返済が優先され、事業者の出資金の返済が後回しにされるという仕組みのことです。

例えば、投資家の出資金が8,000万円で事業者の出資金が2,000万円で合計1億円のファンドで、損失が2,000万円出たとします。

その場合は、事業者の2,000万円を損失にあてる形になります。

もし損失分が2,000万円を超えるなら、投資家の出資分からも引かれてしまいます。

このように、元本保証がない代わりに優先劣後出資で元本割れリスクを抑えています

ちなみに、運営会社であるクリアル株式会社は5%〜20%程度の出資を行っています。

CREAL(クリアル)の特徴8.ファンドの運用期間は24か月程度

CREALで募集されるファンドの運用期間は24か月程度です。

以前は6か月程度の短期運用ファンドもありましたが、最近は24か月の比較的長期運用のファンドがメインになっています。

しかし、まれに12か月程度のファンドが出ることもあります。

長期運用ファンドはほったらかしでお金を増やせるというメリットもありますが、資金ロック期間が長いというデメリットもあります。

個人の好みで投資するファンドを選びましょう。

CREAL(クリアル)はVポイント(旧Tポイント)も貯まる(金利0.5%アップ)

CREALは、Vポイント(旧Tポイント)と提携していることも特徴です。

投資額200円につき1ポイントが貯まるため、金利換算すれば0.5%上がることになりますよね。

付与されるVポイントには税金がかからないことも大きなメリットです。

しかし、新規登録の際に提携が必要なため、すでに会員である方は対象外となりますので、注意しましょう。

CREAL(クリアル)に実際に投資している筆者の評判は?おすすめできる?

筆者はほぼ全ての不動産クラウドファンディングに投資しており、その数は10社以上です。

もちろん業界大手のCREALにも投資しておりますが、他のサービスと比べると投資額が多いと言えます。

ここから現役投資家の視点で「CREALはおすすめできるサービスか否か」を解説していきます。

CREAL(クリアル)は大型ファンドが多くクリック合戦が苦手でも投資しやすい

CREALは他社と比べても大型のファンドを組成しています。

不動産クラウドファンディングはファンドによっては注目度が高く、2,000万円~3,000万円程度のファンドだと1分もしないで完売してしまうケースも珍しくありません。

その中で、CREALは億を超えるファンドを組成しているため、投資がしやすくなっています

さらに、募集頻度が高いのも大きなメリットです。

「投資をしたいけど、クリック合戦でいつも負けてしまう!」という方でも、CREALなら投資できるチャンスがあるでしょう。

もちろん案件の質も悪くなく、総合的にもおすすめできるサービスとなっています。

CREAL(クリアル)のセミナーの評判もよい

CREALはセミナーの実施もよく行っており、筆者も何度か参加したことがあります。

単にファンドの宣伝をするだけではなく従来型の不動産投資との違いなども学べて、知識としても役に立ちます。

筆者が参加した会はCREALの役員の方が出席されていて、投資家からの懸念について誠実に受け答えされていました。

実際に顔を出して投資家対応している姿勢からも、信頼度の高い不動産クラウドファンディングだと思います。

CREALは怪しい?デメリット面はあるのか解説

「CREALは怪しくないのか?」「デメリット面はあるのか?」といった疑問についてお答えしていきます。

結論から言うと、CREALは怪しい投資先ではありません。

だからといって、盲目的に信頼しないよう気をつけましょう。

以下の点について、これから紹介していきます。

  • 運営会社と過去実績はしっかりしている
  • デメリット面は元本割れリスクがあること
  • 資金拘束期間がある

運営会社と過去実績はしっかりしている

「CREALは怪しいサービスじゃないの?」と不安に思う方もいるでしょう。

結論から言うと、CREALというサービスは怪しくありません。

その根拠として、運営会社がしっかりしていることが挙げられます。

まず過去の運用実績を見ても、元本割れが起こったことはありません。(2024年6月時点)

ですから運営している企業の素性が分からなかったり、投資したお金がなくなってしまったりといったことはないので、比較的安心できる投資先と言えるでしょう。

デメリット面は元本割れのリスクがある

やはり投資である以上、元本割れのリスクが全くないとは言えません

2024年6月時点まで、配当遅延や元本割れはないと公式サイトで書かれていますが、今後起こってしまう可能性は考えられます。

しかし、クリアル株式会社の元本割れがないという過去実績は大きな安心材料です。

もし、元本割れが起きても大きな損失にならないよう、多数のファンド、多数のサービスに分散投資することをおすすめします。

資金拘束期間がある

CREALには、資金拘束期間があります。

やむを得ない事由がない限り投資期間中は途中解約できないため、お金を引き出せません

急な支出に対応できないことも考慮しながら、投資を始めていきましょう。

CREAL(クリアル)はほったらかしで不動産投資ができる

CREALは不動産クラウドファンディングサービスですが、従来型の不動産投資と比べると圧倒的に楽です。

時間やコスト、専門知識が不要であるという点だけでも非常に大きなメリットと言えます。

ここでは、従来型の不動産投資をする大変さを解説しつつ、CREALならどれだけ簡単に行えるのかを紹介していきます。

CREAL(クリアル)ではなく従来型の不動産投資のプロセス

CREALではなく従来型のやり方で不動産投資を始める場合、まずは良い物件を見つけるところから始まります。

投資すべき物件を見つける手段は、ホームページだけでは足りません。

不動産屋に資料請求し、物件見学して実際に自分の目で見極めることが必要です。

そして買うと決めたら、すぐに買付申し込みをします。

銀行への融資相談は、ほぼ全ての人にとって必要でしょう。

手付金を支払ってから売買契約を締結し、そのあと銀行と金銭消費貸借契約を結びます。

その後入金をして、仲介手数料や登記費用など諸経費を支払ってようやく物件の準備が整います。

CREAL(クリアル)でない不動産投資は仕事になってしまう

物件を購入しただけでは、収入は得られません。

ですから、すぐに入居者を探して入れなければなりません。

入居者との契約を結べばようやく家賃収入が入ってきますが、その後は賃貸管理が待っています。

さらに管理だけでなく、税金などの手続きも手間がかかります。

しかし、CREALであれば、これら面倒な手続きをすべて行ってくれるため、投資家は出資金の支払い以外なにもする必要がありません

これだけでも間違いなく楽だと言えますよね。

CREAL(クリアル)は優先劣後システムの導入で投資家のリスクを低減

CREALは「優先劣後システム」という、投資家の元本割れリスクを抑える仕組みを取り入れています。

優先劣後システムとは、投資する不動産物件に対して、投資家だけではなくCREALの運営会社も出資するという共同出資の仕組みです。

つまり、CREALも投資家と同様かそれ以上にリスクを負うことになるので、投資先の物件選定にはより専門性を発揮して力を入れることになります。

また、損失が発生した場合は、CREALの出資分から当てられるので、CREALが出資した分までの損失額ならば、投資家は損をしないことになります。

ですから、投資家の元本割れリスクを抑えることになるのです。

他の投資ではあまり取り入れられていない仕組みです。

CREAL(クリアル)の会員登録の手順を簡単紹介

CREALの会員登録は、以下の3つの手順で行います。

  1. CREALのサイトから会員登録
  2. ログインして、サイトから投資家登録
  3. 専用口座に入金

それぞれ詳しく説明します。

ステップ1.CREAL(クリアル)のサイトから会員登録

CREALの公式サイトの「会員登録」をクリックします。

メールアドレスとパスワードを入力するだけで、ファンドの詳細などを見ることが可能です。

ステップ2.ログインして、サイトから投資家登録

会員登録後、CREALのサイトから住所などの個人情報を登録します。

登録住所にはがきが届くので、記載された確認キーをサイト上で登録すれば投資家登録完了です。

ステップ3.専用口座に入金

投資家登録が完了することで、専用口座が開設されます。

この専用口座に投資資金を入金することで、クラウドファンディングに投資できます。

CREAL(クリアル)の運営会社情報

CREALの運営会社はクリアル株式会社です。

2011年に設立された会社で、クラウドファンディング事業だけなく、資産運用プラットフォーム事業などの複数の事業を行っています。

2022年4月末時点の運用資産残高は350億円あり、投資家から支持されている会社です。

2021年3月に、「株式会社ブリッジ・シー・キャピタル」から「クリアル株式会社」に社名変更されました。

さらに2022年4月には東京証券取引所 グロース市場に上場を果たしました。

このように、今後もさらなる飛躍が期待される会社と判断できるでしょう。

クリアル株式会社の会社概要

クリアル株式会社の詳しい会社情報は以下の通りです。

会社名クリアル株式会社
設立日2011年5月11日
資本金1,245,424,950円 ※2024年3月末現在
代表者横田 大造
本社住所〒105-0004
東京都港区新橋二丁目12番11号 新橋27MTビル8階(グループ総合受付)

まとめ

本記事では、不動産クラウドファンディングを実施している会社の一つとして、CREALとその運営会社であるクリアル株式会社について詳しく解説しました。

実際に投資している投資家の声も紹介することで、投資する具体的なイメージができたのではないでしょうか。

投資家によるCREALの評判や口コミは上々で、安心できる投資先だと判断できます。

特徴は以下の通りです。

  • 利回りは4.0~4.5%程度と一般的
  • 優先劣後システムを取り入れて、元本割れリスク低減
  • 運営会社は上場企業

本記事を最後まで読んで頂いた方は、CREALの特徴について十分に理解して頂けたでしょう。

もし不動産クラウドファンディングを検討しているのであれば、この記事の内容をぜひ参考にされてみてください。

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この記事を書いた人

すみかうるの注文住宅カテゴリのコンテンツ作成を担当しています。
これまで不動産に関するWebメディアを複数運営しており、宅建士の資格も取得しました。
目まぐるしく変化する「家づくり」の情報をわかりやすくお伝えしていきます。

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