マンション売却の流れ・期間やスケジュールを徹底解説!

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マンションの売却を考えるからには「事情」や「都合」があるはずです。しかし、マンションをはじめとする不動産は、基本的にいつ売れるかわかりません。平均的には4~6ヶ月ほどといわれていますが、確実にこの期間内で売却するには、売却スケジュール早く売るためのコツを把握しておく必要があります。

本記事では、マンションの売却スケジュールとともに、それぞれのステップでかかる平均的な期間を解説します。

目次

マンション売却の流れをスケジュールに沿って解説

マンションの売却には、4ヶ月~半年ほどの期間かかるのが一般的です。もちろんこれは平均的な期間であって、早ければ2ヶ月ほどで売却できることもありますし、逆に、遅ければ1年、2年……と売れないことも考えられます。

1.査定

マンション売却のためのファーストステップは、「査定」です。査定自体は1~2週間もあれば終わりますが、査定から不動産会社を決定するまでの間で時間を要することもあります。

この工程を効率良く行うためには、一括査定の活用を検討しましょう。

査定の種類

査定とは、マンションがいくらくらいで売れるのか不動産会社にジャッジしてもらうことです。不動産会社による査定は、「机上査定」「訪問査定」に分かれます。

また、不動産会社を通さないAI(人工知能)による査定や、複数社に一括で査定依頼できる一括査定サイトを活用するのも一つの方法です。

複数社への査定依頼が重要な理由

一括査定とは、査定の方法というよりは、不動産会社に査定を依頼するための方法の一つです。マンションの査定で重要なのは、複数の不動産会社に依頼すること。その理由は、各社による査定額には差があるからです。

そもそも査定額は、その金額で売れると保証された金額ではなく、各社が概ね3ヶ月で売れるだろうと推測する価格にすぎません。マンションは、売りに出してみなければいくらで売れるか、いつ売れるかわからないため、より好条件で売るためには、売却前にマンションの適正価格を知る必要があります。

適正価格を知るためには、1社のみの査定額を鵜呑みにしてはいけません。各社の査定額とともに「どうしてその査定額になったのか」という根拠を聞き、ご自身で適正価格を見定めなければならないのです。

あなたのマンションの適正価格を知るためには、最低でも3〜4社ほどの不動産会社に査定依頼することをおすすめします。マンションの査定が済めば、次は不動産会社との契約に進みます。査定依頼を通し、売却をお願いするに値する不動産会社かどうかを見極めましょう。

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2.媒介契約締結

査定してもらう過程で、「この不動産会社に任せたい!」と思った会社と媒介契約を締結します。

媒介契約には、次の3つの種類があります。

・一般媒介契約
・専任媒介契約
・専属専任媒介契約

媒介契約の種類と特徴

3つの媒介契約の特徴を把握した上で、適切なものを選択するようにしましょう。

マンションを売ろうと思ってから媒介契約まで2~3週間ほどで終えられると、スムーズに売却が進む

3.売却活動

媒介契約締結後は、すみやかに売却活動が開始されます。不動産会社は、売却活動として以下のような施策を行います。

・レインズへの登録
・不動産ポータルサイトへの登録
・新聞折込チラシや投げ込みチラシ
・既存顧客への紹介

4.内覧対応

あなたのマンションに興味を持った購入検討者は「内覧」を申し込みます。売主が居住中であれば、内覧者を迎え入れるための準備をしなければなりません。

成約に至るまでの内覧の数や期間は状況によって異なりますが、長ければ半年以上、多ければ10件、20件……の内覧をこなさなければならないこともあります。

5.購入申込~価格交渉

内覧で購入を決めた方から、「購入申込書」「買付証明書」といった書類が提出されます。これらの書類は、契約を決めるためのものではなく、購入希望者が売主との交渉権を得るための書類と認識しておきましょう。

申込書には、購入希望者の希望価格が記載されます。この金額は、売り出している価格とは限りません。ここから、売主と買主とで価格の交渉が始まります。

売却活動開始から購入申込までは、3ヶ月を目指しましょう。3ヶ月は、媒介契約の契約期限でもあります。

6.売買契約

価格交渉に折り合いが付けば、晴れて売買契約の運びとなります。

マンションの売却では、多くの場合、契約日と物件を引き渡す日が異なります。契約日に行われるのは、契約書への署名・捺印、重要事項説明の読み合わせ、手付金の授受です。

7.決済・ローン返済・引渡し

決済日には、売買契約で受領した手付金を除いた残代金の決済および引き渡しが行われます。マンションの住宅ローンが残っている場合には、残代金をもって完済します。

金銭のやり取りが終われば、原則的に当日にマンションの所有権が買主に移行します。

売買契約から決済・引渡しまでの期間は、約1ヶ月が一般的です。この間に、買主は住宅ローンの本審査を通します。買主の事情によっては2~3ヶ月と期間が空いてしまうこともありますので、あらかじめ引き渡し時期についても売主と買主間で協議しておきましょう。

マンション売却にかかる期間は?

マンション売却にかかる期間は、4〜6ヶ月が平均です。早く売るには「コツ」があります。

早く売るためのコツは「適正価格」を見定めること

平均的な期間より早く売るには、相場価格から5〜10%ほど価格を下げて売り出すのが効果的です。やはり「高く」と「早く」を両立させるのは難しく、早く売るには一定の「お得感」を出す必要があります。

とはいっても、安すぎる価格にしてしまっては売主の利益が損なわれてしまいます。よって、マンションを早く売るためには、まず「適正価格」を知ることがなにより重要です。相場を知り、早期売却を目指しつつも最大限高く売れるラインを探りましょう。

事情があるときは「買取」という選択肢も

たとえば、買い替えや資金難などにより「1ヶ月以内に資金化したい」というときには、いつ現れるともわからない買主を募っている時間はありません。

こういった状況では「買取」によってマンションを売るのも一つの選択肢です。

買取とは、不動産会社に「仲介」してもらうのではなく、不動産会社に直接買い取ってもらうという売却方法です。不動産を買い取るのは、再販買取業者。以下の記事で、買取でマンションを売る方法を解説していますのでご参照ください。

・マンション売却にかかる期間は4~6ヶ月が平均
・早期売却のためには“妥当”な価格で売り出すことが大切
・早く売らなければならない事情がある場合には「買取」も検討する

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マンションを住み替えるときのスケジュール

マンションを売って新居を購入する住み替えでは、スケジュール調整が難航するものです。

基本的には、今のお住まいの売却を先行させる、あるいは新居の購入を先行させて住み替えるのが一般的です。また、売却と購入の決済日の日取りを合わせる住み替え方法もあります。

「売り先行」の場合

売却先行の流れ

住み替えで今のお住まいの売却を優先させる最大のメリットは、新居の資金計画が立てやすいことです。ただし、デメリットとして、新居購入のタイミングによっては、一時的に賃貸住宅に住まなくてはならない手間と費用がかかることが挙げられます。


仮住まい費用まで余裕がない場合は、荷物を貸し倉庫に預け、一時的に実家などにお世話になるという回避方法もあります。

「買い先行」の場合

買い先行の流れ

新居の購入を先行するメリットは、ゆっくりと新居を選ぶことができ、一時的に賃貸に住む必要がないことです。

一方でデメリットは、売却のタイミングによっては住宅ローンが二重にかかること、そして新居の資金計画が立てづらいことです。もし、今のお住まいが予想以上に安い価格でしか売却できなくなってしまえば、資金計画が狂ってしまうことにもなりかねません。


購入を先行させる住み替えは、ある程度、資金面に余裕がある場合に限ったほうが賢明でしょう。

売却・購入の決済日を合わせる場合

同日決済の流れ

今のお住まいの売却と新居の購入の契約日が合わなかったとしても、スケジュールの調整次第で引渡し・決済日を同日にすることは可能です。

2つの契約を同日決済とすることで、仮住まいが不要で、住宅ローンが重複する期間も不要となります。

「マンション売却の流れ」まとめ

まとめ
  • マンション売却にかかる期間は4~6ヶ月が平均
  • 早期売却を目指すなら適正価格の見極めがなにより重要
  • 早く売らなければならない都合があるときは「買取」も検討する
  • マンションの住み替えではスケジュール調整がとくに難しい
  • 住み替え時の売却・購入の決済日を同日とすることで、仮住まい期間や住宅ローンが重複する期間なしに住み替え可能

事前にマンション売却のスケジュールや流れを把握しておくことで、心に余裕を持てます。また、状況に応じて売却方針を変更しやすくなることも。結果として、より好条件で売却することが可能になるでしょう。

マンションをスケジュール通りに売却するためには、適正価格での売り出すことが大切です。適正価格を知るためには、必ず複数社に査定依頼するようにしてください。査定依頼には、マンション専門の一括査定「マンションナビ」をご活用ください。

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この記事を書いた人

亀梨奈美のアバター 亀梨奈美 不動産ジャーナリスト/株式会社realwave代表取締役

大手不動産会社退社後、不動産ライターとして独立。
2020年11月 株式会社real wave 設立。
不動産会社在籍時代は、都心部の支店を中心に契約書や各書面のチェック、監査業務に従事。プライベートでも複数の不動産売買歴あり。
不動産業界に携わって10年以上の経験を活かし、「わかりにくい不動産のことを初心者にもわかりやすく」をモットーに各メディアにて不動産記事を多数執筆。

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