ハウスメーカーの断り方を元建築会社の営業マンに調査

目次

ハウスメーカーの断り方

ハウスメーカーの営業は個人営業のプロです。

中途半端に断っていると、営業側のペースで打ち合わせを進めてくるでしょう。

以下に、有効だと思う断りフレーズと会話例を4つまとめました。
参考にしてみてください。

住宅購入を見送った

「住宅購入自体を中止にした」というフレーズです。

これ以上営業しても仕方がない理由になります。

営業の中には「なぜ見送ったのか?」「再度検討する事はあるか?」「今買わないと損する」など食い下がる人もいるかもしれませんが、多くは語らずハッキリとした態度を取りましょう。

会話例

家族と話し合った結果、購入自体を見送る事に決めました。
今後の打ち合わせはキャンセルさせていただきます。

家族と総合的に考えて、今は買えないという結論になりました。
今後のお話は結構です。

(なぜ見送ったのかと問われて)
家族といろいろ話した結果ですので。
ご相談ありがとうございました。

またご相談したい時はこちらからご連絡させていただきます。
そちらからはご連絡していただかなくて結構です。

他社に決めた

営業マンにとって、最も反論しづらいフレーズになります。

なぜなら住宅は1件しか建たないからです。

その1件が他社に決まっているのであれば、それ以上営業しても無駄になります。

営業からはどこのメーカーにしたのかと問われるかと思いますが、答えるとそのメーカーのデメリットを話されるなど交渉が長引きます。

ハッキリと流しましょう。

会話例

他社さんで進める事に決めたので、これ以上のお話はキャンセルさせていただきます。

他社と契約させていただきました。
これまでありがとうございました。

(どこのメーカーにしたかと問われて)
すみませんが、答えないようにさせてもらっています。
ありがとうございました。

自分に決定権がないことを伝える

パートナーや家族など決定権者の存在を話し、自分に営業しても意味がない事をアピールしましょう。

伝える事は以下の3つ。

  • 決定権を持っている人がいること
  • 自分には決定権がないこと
  • 決定権者は他のメーカーで検討を進めていること

営業からすると、決定権がないあなたにどれだけ話しても無駄になります。

決定権者と話そうとしてくる事もありますが、話すことは難しい旨を伝えましょう。

会話例

夫と夫の家族を中心に家を決める事にしています。
他社で進めているので、今後のお話は大丈夫です。

両親と相談した結果、家族のつてのあるメーカーにお願いすることに決めているので、これ以上は結構です。

(決定権者に連絡したいと言われ)
もうメーカーを決めているのでお話できないかと思います。
すみませんが、ありがとうございました。

その場は流し、後日メールで断る

対面や電話で営業をされると、その場の流れで断りづらい空気になることもあるでしょう。

そういった際は、今は決められない旨を伝えて一度その場をやり過ごし、後日メールで断りましょう。

それでも営業してくる事もあるかもしれませんが、「メールした通り、これ以上は結構」というスタンスが取れるようになり断りやすくなります。

会話例

(対面で営業をされて)
両親にも相談して決める事にしているので、後日相談してから決めさせてください。

今日は私だけでは決められないので、家族と相談してから決めます。

(断りのメールをした上で営業してくる場合)
メールをさせていただいた通り、他社で検討をしています。
これ以上は結構です。ありがとうございました。

断りメールの例

件名:先日のご商談の件

●●ホーム ■■様
お世話になっております。▲▲です。

先日のお打ち合わせではご対応いただきありがとうございました。

その後家族と話し合いましたが、今回は他社様での検討を進めさせていただく事になりました。
残念ではございますが、御社との今後のご商談は見送らせていただきます。

メールにて恐縮ですが、これまでありがとうございました。

こんなハウスメーカーは断った方がいい

ハウスメーカーには大手から中小まで様々な企業があります、

中には営業の対応に違和感や不信感を感じる企業もあるかもしれません。

以下に、元営業マンから聞いた断った方がいいハウスメーカーの特徴を3点紹介します。

契約を急かす

営業はなるべく即決で購入を迫る場合があります。

家に持ち帰られると、購入熱量が下がる、他社と比べられるなどのデメリットが発生するためです。

しかし住宅購入は多くの人にとって人生で最大の買い物。

それを理解せずに契約を急かすような言い方をするハウスメーカーは、少なくとも顧客ファーストではありません。

「今契約をすれば●●円値引き」「今日を逃すと■■が出来なくなる」など急かしてくる営業には、毅然とした態度で冷静に判断しましょう。

初めから「急かされても必ず持ち帰ってから決める」と固く決めておくのも良い方法です。

断っても家に来る

この場合、以下の3つのパターンが考えられます。

  1. 営業が断られた事を理解していない
  2. 営業が強引
  3. 顧客管理が出来ておらず見込み客と思われている

①の場合は断りの意思が伝わっていない可能性があるため、ハッキリと検討から外れているという旨を伝えましょう。

それを踏まえた上で②③である場合は、いずれも信頼できるハウスメーカーではありません。

早めに断った方が吉です。

営業を通して解決しない場合は会社に連絡し、これ以上の営業は不要だという旨を伝えましょう。

要望を反映してくれない、もしくは忘れている

「前回の打ち合わせで出した要望が反映されていない」
「説明もなく要望が却下されている」

これは営業の能力の問題でもありますが、そもそも望み通りの家が建つか心配です。

もちろん実現が難しい要望もあります。

その説明が納得できるものであれば良いですが、少しでも違和感や不安を感じたなら他のハウスメーカーを検討したほうが良いでしょう。

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ハウスメーカーに断りを入れる際の注意点

以下に、営業に断りを入れる際に注意した方が良いことを4点まとめました。

注意しないと交渉に時間がかかったり、余分に営業される可能性もあります。

参考にしてみてください。

対面は避ける

商談を断る際は対面は避け、メールか電話にしましょう。

営業もプロです。
訴求しやすい対面での直接営業では、断りづらい空気を作ったり言いくるめようして来ることも少なくありません。

一方で電話やメールであれば、こちらからある程度一方的に話すこともできます。

断りづらい空気になりにくく、スムーズに商談中止を伝えやすいでしょう。

深く考えすぎず、ハッキリ伝える

「せっかく丁寧に対応してくれたし・・・」
「ここまで迷って断りづらい・・・」

営業を断るにあたって、申し訳なさや引け目を感じる人もいるのではないでしょうか。

しかし少しでも興味があると思わせると、営業としても放っておけません。

興味がないのに曖昧な回答をすることは、お互いの時間を浪費してしまうのです。

営業も見込みのない客と分かれば、それ以上は基本的に営業しません。

断る回答はハッキリと伝えるのが吉です。

無視をしない

ハウスメーカーの営業を断るために、電話などを無視し続ける人もいるのではないでしょうか。

実はこの無視する行為が、交渉を長引かせる原因になります。

なぜなら営業が管理している「見込み客リスト」にあなたの名前が残り続けるからです。

営業は、住宅展示場やWEBから得た「見込み客リスト」に載っている客に対して、それぞれ見込みがあるかを確かめる作業をしています。

よってハッキリ興味がない旨を伝えない限り、「見込み客かもしれない」と思われ続ける事になります。

面倒かもしれませんが、電話には応対するようにしましょう。

余計な情報を言わない

断りを入れる際、余計な情報を与えると交渉の余地が生まれてしまいます。

あなた

他社と契約しました。

営業

どちらと契約したのですか?

あなた

(契約したハウスメーカー名)ですが・・・

営業

そのメーカーですと●●といったデメリットが。
弊社ですと~・・・
弊社のどんなところが悪かったかお聞かせいただけますか?

あなた

金額面でちょっと・・・

営業

値下げのプランが作成できます。お打ち合わせを~・・・

断る際は「詳細はどのメーカーさんにも答えないようにさせて頂いています」「総合的に判断した結果です」「家族で話し合って決めたことですので」など余計な事は言わず断る旨だけ伝えましょう。

営業は、よくある切り返しのトークを何通りも勉強してきています。

その切り返しの余地を与えないことが大切です。

スーモカウンターなら代わりに断ってくれる

スーモカウンターは第三者視点のアドバイスをしてくれる、無料の相談窓口です。

断りも代行してくれるので、気兼ねなく複数社を比較できます。

特徴を以下にまとめました。

断りや日程調整を代行してくれる

面倒くさい断りの連絡や、打ち合わせの日程調整。

スーモカウンターではそんなハウスメーカーへの対応を代わりに行ってくれますので、住宅購入検討のストレスを減らすことができます。

「いろいろなハウスメーカーを検討したいけど、それぞれの営業を相手にするのは面倒・・・」
「こちらのペースで検討したい・・・」
「忙しいからいちいち日程調整するのが大変・・・」

そんな人の悩みを解決できる存在です。

利用は無料、セールスは一切なし

スーモカウンターは完全無料の相談窓口です。

住宅購入費に上乗せされたり、別件で請求されることもありません。

さらに、特定のハウスメーカーをセールスすることも一切なし。

中立な立場から、本音で話し合える相談窓口になっています。

ハウスメーカーを比較できる

たくさんのハウスメーカーの情報を自分で調査し、並べて比較する事は簡単ではありません。

スーモカウンターなら、最新の正確な情報を分かりやすく比較してくれます。

ハウスメーカーを調べる時間を短縮し、ゆっくり冷静に比較検討したい人におすすめのサービスです。

プロのアドバイザーに相談できる

スーモカウンターでは常時、住まい探しに精通したプロのアドバイザーが相談に乗ってくれます。

「この3つのハウスメーカーが気になっていて・・・」

という具体的な相談から、

「まず何をしたらいいか分からない」
「いくらくらいかかるか相場を知りたい」

といった初歩的な相談まで、経験豊富なアドバイザーが親身になって答えてくれます。

人生最大の買い物で後悔しないためにも、不安な事はプロに相談してみましょう。

ハウスメーカーの断り方に関する質問

ハウスメーカーを断る際に、よくある質問をまとめました。

間取りの提案や見積もりをしてもらった後に断れる?

断ることができます。

住宅購入では、商談が進めば仮契約のタイミングがあります。

仮契約の後だと費用や違約金が発生する場合がありますが、断ること自体はどのタイミングでも可能ですし、引け目を感じる必要もありません。

本命でないメーカーの打ち合わせをキャンセルしてもよい?

キャンセルして問題ありません。

むしろお互いのために、早めにキャンセルの連絡を入れましょう。

キャンセル理由は「他のハウスメーカーに決めたから」とハッキリ伝えればOKです。

連絡の無視や着信拒否をしてもよい?

無視や着信拒否は避けましょう。

これはモラルのためだけではありません。

ハウスメーカー営業は、お客さんを「買ってくれる見込みがある」or「見込みがない」のふるいにかけ、「見込みがない」と分かれば連絡を取りません。

無視や着信拒否では、「見込みがあるか分からない」と判断されるため、しつこく連絡が続く可能性があります。
(営業によっては、家に直接訪問するといった手法を取る人もいます。)

無視は避け、ハッキリと「あなたの会社では家を建てない」という意向を伝えましょう。

菓子折りやお詫びの品は必要?

菓子折り等は不要です。

「申し訳ないから・・・」と感じる人もいるかと思いますが、営業は断られる事に慣れています。

言葉で感謝の想いを伝える事ができれば充分です。

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この記事を書いた人

すみかうるの注文住宅カテゴリのコンテンツ作成を担当しています。
これまで不動産に関するWebメディアを複数運営しており、宅建士の資格も取得しました。
目まぐるしく変化する「家づくり」の情報をわかりやすくお伝えしていきます。

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