FUNDROP(ファンドロップ)の評判・口コミは?宅建士が利回りや会社の安定性を解説

「不動産クラウドファンディングは元本割れが怖くて投資できない!」

「FUNDROPは元本割れリスクが低いって本当?」

不動産投資やFUNDROPに関心がある方は、このように思われているのではないでしょうか?

そこで、この記事ではFUNDROPの特徴やメリットだけではなく、注意点なども詳しく説明していきます。

FUNDROPに投資をしようかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

FUNDROPに関する評判と口コミ

ここではFUNDROPの口コミを紹介していきます。

良い口コミだけでなく悪い口コミも紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

FUNDROP(ファンドロップ)の良い口コミ・評判

まずは、FUNDROPの良い口コミ・評判を紹介します。

FUNDROPでは「安定的なファンドを組成しているのが良い」という意見を多く見かけました。

しかし、高利回りファンドを募集することもあるため、安定志向の投資家も、高利回りを狙いたい投資家もどちらもFUNDROPには集まっています。

また、償還日も早くなり、喜んでいる投資家の声もありました。

FUNDROP(ファンドロップ)の悪い口コミ・評判

次に、FUNDROPの悪い口コミ・評判を紹介します。

人気でなかなか当選できない声も上がっていました。

しかし案件によっては募集金額が埋まるまで時間のかかるファンドもあるようです。

不動産クラウドファンディングをメインに投資している投資家からの評価が高いようでした。

FUNDROP(ファンドロップ)のメリットと特徴を一挙解説!

FUNDROPのメリット・特徴である以下の3点について紹介していきます。

  • 賃料保証・買取保証でダブルの安心感
  • 優先劣後構造で元本割れリスクが小さい
  • 利回りが比較的高い

FUNDROP(ファンドロップ)のメリット・特徴1.賃料保証・買取保証でダブルの安心感

不動産投資における投資リターンの減資は、「インカムゲイン(賃料収入)」と「キャピタルゲイン(転売利益)」に大きく分類されます。

FUNDROPの特徴は、この賃料収入を分配の原資とするインカムゲイン重視のファンドであることです。

2024年7月時点で組成された全26件のファンドのうち24件が、投資家のインカムゲインを確保するために運用会社が賃料保証を付与しています。

さらにファンドの中にはこの賃料保証に加え、提携する保証会社による買取保証が付与されている案件もあります

この「ダブルの保証」により、投資家は安心してファンドに出資することができるのです。

FUNDROP(ファンドロップ)のメリット・特徴2.優先劣後構造で元本割れリスクが小さい

優先劣後構造とは、優先出資者の元本割れリスクを軽減する仕組みです。

投資家を優先出資者、FUNDROPの運営会社を劣後出資者と定義し、優先出資者に対し元本の償還と配当の支払いを優先的に行うことで、優先出資者に対する元本と配当金の安全性を高められます。

FUNDROPでは劣後出資持分の割合が全体の20%〜30%なので、他社の割合(10%〜30%程度)と比較すると一般的と言えます。

しかしFUNDROP2号ファンドでは、なんと劣後出資割合が驚異の60%に設定されており、リスクを抑えられていました。

仮に不動産の売却価格が下落した場合でも、劣後出資者である運用会社の元本を優先して補填される構造なので、一定の下落額までは投資家の元本が毀損することはありません。

FUNDROP(ファンドロップ)のメリット・特徴3.利回りが比較的高い

FUNDROPの予定分配率は、5%~8です。

他の一般的な不動産クラウドファンディングの水準3%〜5%よりも高いのが特徴です。

FUNDROP(ファンドロップ)に投資する方はここに注意!デメリットについても解説

次に、FUNDROPの注意点・デメリットである、以下の3点について紹介していきます。

  • 人気があり過ぎて買いにくい
  • 運営会社が未上場
  • 出金に関する振込手数料は投資家負担

FUNDROP(ファンドロップ)の注意点・デメリット1.人気があり過ぎて買いにくい

2024年7月時点でFUNDROPに26件のファンドが公開されていています。

ファンドが組成されているペースは、だいたい2ヵ月に1度です。

投資希望者が多く、募集を開始した数分後に売り切れるなどの事態も発生しています。

しかし利回りの低めの案件は募集が埋まるまでに時間がかかることもあるので、なかなか投資できない方は利回りが低めの案件にも投資することをおすすめします。

FUNDROP(ファンドロップ)の注意点・デメリット2.運営会社が未上場

FUNDROPの運営会社の倒産によってファンド事業に支障をきたした場合には、投資家の出資額全額が返還されないおそれがあります。

FUNDROPの運営会社は未上場で決算情報の開示が無く、倒産リスクを見定めるのが難しい状況です。

上場していないからといって安全でないということはありませんが、上場して情報開示している企業と比べると信用度は落ちてしまいます

どうしても上場企業運営のサービスで投資したい場合は、他のサービスも見てみるといいでしょう

FUNDROP(ファンドロップ)の注意点・デメリット3.出金に関する振込手数料は投資家負担

分配金や償還金は投資家の銀行口座に直接振り込みはせず、FUNDROPの預り金口座に振り込まれて管理されます。

もし運営会社が倒産してしまった場合、この預り金口座は債権者に差し押さえられて、投資家に戻ってこない可能性があります。

それを避けるためには、FUNDROPの預り金口座から投資家の銀行口座に送金することが必要です。

しかし、この送金にかかる手数料は投資家の負担になります。

送金手数料は次のとおりです。

投資家の口座が楽天銀行の場合

52円(税込)

投資家の口座が楽天銀行以外の場合

3万円未満:150円(税込)
3万円以上:229円(税込)

仮に1万円を年利8%、運用期間6か月で運用した場合、税引後収益は319円となります。

銀行口座が楽天銀行以外の場合、169円しか手元に残りません。

319円-150円=169

よって投資金額が少ない方ほど、出金手数料が痛くなってしまうのです。

FUNDROP(ファンドロップ)の会員登録の方法を解説

FUNDROPの登録方法を紹介します。

STEP
ホームページより会員登録

FUNDROPのホームページ右上の「新規会員登録」ボタンをクリックすると、会員登録ページに移行します。

メールアドレスとパスワードを入力した後に、各種確認事項をチェックして「会員登録を完了する」ボタンをクリックすれば会員登録完了です。

STEP
本人確認方法の選択

入力したメールアドレスに会員登録完了メールが届きます。

メールに記載されているURLをクリックし、「スマートフォンを利用したオンライン認証」か「はがき郵送による本人確認」のいずれかの方法を選択してください。

スマートフォンを利用したオンライン認証は、大手金融機関も本人確認に使っている「Proost」というツールを使います。

オンライン認証の方が早く終わることが多いため、スマートフォンをお持ちの方は「スマートフォンを利用したオンライン認証」で本人確認することをおすすめします。

STEP
本人確認書類の提出

それぞれ、記載されている通りに本人確認を進めていきます。

本人確認が終了し、審査に通ると、オンラインの方はメールで、郵送の方ははがきで本人確認コードが送られてきます。

マイページにログインし、本人確認コードを入力すれば会員登録は完了です。

FUNDROP(ファンドロップ)に関するよくあるQ&A

FUNDROPに寄せられる質問を以下のようにまとめました。

  • 配当金に税金はかかるの?
  • 確定申告は必要?
  • 入金時に手数料はかかる?
  • 分配金や償還金の確認はできる?
  • 分配金や償還金を投資家口座に入れたままにしておくとどうなる?

それぞれ回答していきます。

配当金に税金はかかるの?

分配時に20.42%(所得税20%、復興特別所得税0.42%)の源泉徴収が行われます。

確定申告は必要?

分配金は税制上では雑所得の扱いになるため、総合課税の対象になります。

雑所得の合計が年間20万円を超えた場合、確定申告が必要です。

ただし源泉徴収額が本来の納税額より多かった場合など確定申告により還付を受けられることがあります。

したがって分配金が20万円以下の場合でも確定申告の要否を判断する必要があるので、詳しくはお近くの税務署または税理士にご相談ください。

入金時に手数料はかかる?

ファンドの出資金を入金する際の振込手数料は、投資家が負担します。

分配金や償還金の確認はできる?

できます。

マイページにログインし『取引履歴』から『投資分配状況一覧』画面より確認可能です。

分配金や償還金を投資家口座に入れたままにしておくとどうなる?

3ヵ月以上マイページへのログインがない場合、預けている全額を投資家が登録している出金先口座へ払戻しされます。

払戻しにかかる振込手数料は、投資家の負担となります。

FUNDROP(ファンドロップ)の運営会社情報

FUNDROPの運営会社は「ONE DROP INVESTMENT株式会社」です。

不動産クラウドファンディング事業や物件の売買、不動産の運用管理などを行っています。

ONE DROP INVESTMENT株式会社の会社概要

ONE DROP INVESTMENT株式会社の詳細情報は以下の通りです。

名称ONE DROP INVESTMENT株式会社
本社所在地東京都港区六本木1-6-1泉ガーデンタワー37階
代表者井筒 秀樹
設立年月2013年1月
資本金100,000,000円
事業内容不動産クラウドファンディング事業
不動産流動化事業
アセットマネジメント事業

まとめ

FUNDROPはさまざまな方法で投資家の元本割れリスクを極小化しつつ、他社よりも比較的高い利回りが実現されている大人気のサービスです。

FUNDROPの3つのポイントを以下にまとめました。

  • 賃料保証・買取保証でダブルの安心感
  • 優先劣後構造で元本割れリスクが小さい
  • 利回りが比較的高い

不動産クラウドファンディングの元本割れリスクを避けたい方にとって、FUNDROPの運営方針はとても安心感があります。

ファンドが募集されると先着順で直ぐに売り切れてしまうので、興味がある方は早めに会員登録をしておくことをおすすめします。

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この記事を書いた人

すみかうるの注文住宅カテゴリのコンテンツ作成を担当しています。
これまで不動産に関するWebメディアを複数運営しており、宅建士の資格も取得しました。
目まぐるしく変化する「家づくり」の情報をわかりやすくお伝えしていきます。

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