Rimple(リンプル)の評判・口コミは?利回りや会社の安定性はどう?不動産のプロが解説

「手軽に不動産投資をしたいけど、Rimpleはどうだろう?」

「不動産クラウドファンディングのRimpleって、安全なの?」

Rimpleの不動産クラウドファンディングに興味のある方は、このように思われているのではないでしょうか?

「Rimple」は、プロパティエージェント株式会社が運営する不動産クラウドファンディングで、2020年から開始したサービスです。

Rimpleを検討している方にとって一番気になる点は、安全かどうかという点だと思います。

そこでこの記事では、Rimpleの特徴や口コミ・運営会社などについて紹介しています。

最後まで読んで頂き、不動産クラウドファンディングのサービスを選ぶ際の参考にしてください。

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目次

Rimple(リンプル)に関する口コミ・評判・感想まとめ

Rimple(リンプル)とは、「プロパティエージェント株式会社」が運営する不動産クラウドファンディングです。

Rimpleの特徴は、「リアルエステートコイン」というコインを利用して投資ができることです。

このコインは「1円=1コイン」で交換でき、

  • セゾンの永久不滅ポイント
  • ハピタス
  • モッピー
  • WILLsCoin

からの交換もできます。

このように他社のポイントサービスを利用して投資ができるのは、他の不動産クラウドファンディングにはない特徴です。

他にも、募集ファンドは「抽選式」という特徴もあります。

抽選なので、応募しても必ず投資できるわけではありませんが、先着方式と違って、ゆっくりとファンドを選べます

では、Rimpleにはどういった口コミや感想があるのでしょうか?

X(旧Twitter)から抜粋した声を紹介します。

Rimple(リンプル)に関するX(旧Twitter)の評判・口コミ・感想

XでもRimpleに関する評判や口コミは沢山ありますので、その一部を紹介します。

Rimple(リンプル)に関する評判・口コミ・感想①

Rimple(リンプル)に関するの評判・口コミ・感想②

Rimple(リンプル)に関するの評判・口コミ・感想③

Rimple(リンプル)に関するの評判・口コミ・感想④

Rimple(リンプル)に関するの評判・口コミ・感想⑤

Rimple(リンプル)に関するの評判・口コミ・感想⑥

無事償還されていることや、当選を喜ぶ声がありました。

また、利回りは低いが、堅い案件であることを評価している投資家もいました。

しかし、抽選に落ちてしまいなかなか投資できないという意見もあります。

Rimple(リンプル)の特徴を一挙解説

Rimpleの特徴を以下の10項目で説明していきます。

  • Rimpleの想定利回り
  • 過去のファンド募集実績
  • 過去のファンド運用実績
  • Rimpleの運営会社の安定性
  • Rimpleの投資不動産の種類・ラインナップ
  • 最低投資額
  • 優先劣後出資の有無と割合
  • ファンドの運用期間
  • 都心の好立地ファンドに投資ができる
  • 人気のファンドは10倍以上の募集と大好評

それぞれ重要なポイントになるので、確認するようにしてください。

Rimple(リンプル)の特徴1.想定利回り

Rimpleの想定利回りは2.7%程度です。

サービス開始当初は4%前半の案件が多く、最近のファンドは2.7%程度で落ち着いています。

一般的な不動産クラウドファンディングの利回りは4~5%ほどですので、比較的低めの利回り設定と言えます。

Rimple(リンプル)の特徴2.過去のファンド募集実績

2024年7月時点では、ファンド数は83件あります。

不動産クラウドファンディングサービスの中でも組成実績は多い方です。

1ヶ月に2回、ファンドが募集されることが多く、投資できるチャンスも多いでしょう。

募集金額は1億4,700万円のものから3,465万円と幅広く、募集金額が大きいファンドが多くあります。

最近では7,000万円〜9,000万円台の比較的大きめのファンドが続いていますよ。

多くのファンドで募集の倍率が200%を超えており、人気のファンドは1,500%を超えているほどです。

Rimple(リンプル)の特徴3.過去のファンド運用実績

2024年7月時点で運用が終了した案件は72件あります。

また2024年7月時点では元本割れもなく、想定利回り通りに償還されました。

実績は多い方でしょう。

しかし、実績がいくらあっても絶対に安全とは言えないので、注意は必要です。

Rimple(リンプル)の特徴4.運営会社の安定性

2004年に設立された運営会社のプロパティエージェント株式会社は、不動産開発と販売事業・プロパティマネジメント事業・不動産クラウドファンディング事業を行っています。

元々上場している企業でしたが、上場廃止して、親会社が上場するという形を取りました。

現在上場はしていませんが、親会社が上場しており、安全性としては高いでしょう。

資本金も6億円以上というところからも安定している企業ということがわかります。

Rimple(リンプル)の特徴5.不動産の種類・ラインナップ

2024年7月時点でのRimpleの投資不動産の種類は、投資用マンションです。

運営会社のプロパティエージェント株式会社は、都心エリアに特化した不動産投資用マンションを提供しています。

そのため、投資用マンションを中心にクラウドファンディングを行っているという背景もあるのです。

Rimple(リンプル)の特徴6.最低投資額は1万円

Rimpleの最低投資額は1万円です。

非常に少ない資金で投資できるため、不動産投資が初めての方でも手軽に始められます。

また最低投資額が低額であることから、リスク分散しやすいことも大きなメリットです。

不動産クラウドファンディングは元本割れのリスクがあり、必ず投資資金が償還されるわけではありません。

そのため、複数のファンドや複数のサービスに投資するといったリスク分散をすることが必要です。

通常の不動産投資と違って、Rimpleでは1万円から投資できてリスク分散をしやすいので、初心者の方にもおすすめです。

Rimple(リンプル)の特徴7.優先劣後出資の有無と割合

Rimpleでは元本保証がない代わりに、「優先劣後方式」を採用しています。

優先劣後方式とは、1つのファンドに事業者と投資家が一緒に出資をして、配当は投資家分から優先的に行われます。

事業者の出資分が多ければ多いほど、投資家の元本割れリスクを抑えられるのです。

Rimpleの場合、事業者であるプロパティエージェント株式会社が30%出資しています。

たとえば出資金が3,000万円の場合は、プロパティエージェント株式会社が900万円、投資家が2,100万円の出資割合になるというわけです。

もし損失が800万円出た場合には、収益は2,200万円です。

収益は投資家から優先的に配当されるので、2,100万円は全て支払われ、投資家の元本割れはありません。

もし損失がプロパティエージェントの出資分である30%を超えるようなら、投資家も損をすることになります。

このように、元本保証はありませんが優先劣後出資を採用しているので、リスクを抑えての投資が可能です。

Rimple(リンプル)の特徴8.ファンドの運用期間

ファンドの運用期間は6ヶ月程度です。

過去には12ヶ月の運用期間のものもありましたが、最近では6ヶ月で安定しています。

短期運用のメリットは資金ロック期間が短い点と、市況が変化しにくい点です。

長期運用だと、どうしても資金ロック期間が長くなり、急な出費に困ることもあるかと思います。

短期運用では急な出費も比較的対応しやすいです。

また、数年という時間があると、何が起きるかわかりません。

数年後、経済状況がどうなるかは想定するのが難しいですが、短期間だと市況の変化が起きにくく、事前の想定が立てやすいメリットがあります。

Rimple(リンプル)の特徴9.都心の好立地ファンドに投資ができる

Rimpleの特徴は、非常に好立地な都心の物件に投資できることです。

たとえば2021年3月に募集されたファンドは、六本木一丁目駅から徒歩3分の物件です。

立地が良ければ収益性が高まり、安心して投資できますね。

Rimple(リンプル)の特徴10.人気のファンドは10倍以上の募集と大好評

過去に募集されたRimpleのファンド(11号)は、募集に対して10倍以上の応募がありました。

抜群の人気がある証拠で、さらに経営が安定していることから株価が急上昇しました。

このように多くの投資家から支持されている、安心のサービスと言えますよね。

Rimple(リンプル)はほったらかしで不動産投資ができる(従来の不動産投資との違い)

Rimpleは不動産クラウドファンディングであるため、従来型の不動産投資と比べると圧倒的に楽に投資ができます。

時間やコストがかからないだけでなく専門知識も不要で、これらを経費と考えるとこれだけでも大きなメリットであり、利回りにも影響すると言えます。

単なる利回り比較ではなく、ほったらかしできるという点が非常に重要なのです。

Rimpleの特徴を理解するために、ここでは従来型の不動産投資をするとどれだけ大変かについて以下の観点から解説します。

  • Rimple(リンプル)ではない従来型の不動産投資では膨大な作業が必要
  • Rimple(リンプル)ではなく従来型の不動産投資ならば不動産屋への営業も必要
  • Rimple(リンプル)でない不動産投資は投資ではなく仕事
  • Rimple(リンプル)は賃貸管理もない

Rimple(リンプル)ではない従来型の不動産投資では膨大な作業が必要

Rimpleではなく従来型で不動産投資を始める場合、まずは自分で物件を見つけるところから始めなくてはなりません。

この物件選びが、最も重要かつ難しいポイントです。

新築か中古か、ワンルームか一棟か、都心か地方か、利回りはどれくらいを狙うのかなど全部自分で決める必要があります。

もし変な物件を掴まされてしまうと、借金だけが残ってしまうという悲惨な結果を招いてしまうかもしれません。

通常の方が物件選びをする場合は、ホームページを見た後に不動産屋に資料請求し、実際に現地に行って物件見学をした上で見定める必要があります。

ホームページで見た物件が直前で埋まってしまうケースもあり、別の物件を紹介されるということも日常茶飯事です。

Rimple(リンプル)ではなく従来型の不動産投資ならばローンを組む必要がある

運よく良い物件を見つけて買うと決めたら、他に取られないよう素早く買付申し込みをします。

金額交渉が発生することもありますし、現金一括はほぼ不可能です。

ですから、大半の人は銀行に融資相談する必要があるでしょう。

売買契約を結んで手付金を支払い、銀行と金銭消費貸借契約を締結し融資を受けます。

その後決済をして、仲介手数料や登記費用など諸経費を支払ってようやく物件の準備が整うわけです。

しかし家賃収入が入るまでは、大きな赤字とリスクを背負った状態になります。

Rimple(リンプル)でない不動産投資は投資ではなく仕事

物件を購入しただけでは、収入は一切入りません。

空室が続くほど損をしてしまうので、掲載料や手数料を支払ってでもすぐに入居者を探しましょう。

入居者が見つかって契約を結ぶことで、ようやく家賃収入が入ってきます。

ある意味これがスタートであり、その後は賃貸管理が待っています。

年金の代わりに不動産投資を始める方もいますが、年金どころか定年後もずっと働くことになりかねません。

Rimple(リンプル)は賃貸管理もない

賃貸管理には苦情対応なども含まれますし、いつ呼び出されるか分かりません。

これは物件を売却するまでずっと続くことで、賃貸管理だけでなく税金対応なども発生してきます。

Rimpleであれば、運営会社がこれらを全て代行してくれます。

従来の不動産投資と比較すると、本当に楽ですよね。

不動産クラウドファンディングはローンを組むことはできないので、その分得られるリターンは少ないですが、楽な投資をしたい方には不動産クラウドファンディングがおすすめです

Rimple(リンプル)のキャンペーン情報

2024年7月時点、Rimple(リンプル)ではキャンペーンを行なっていません。

しかし、過去にはキャンペーンが実施されていました。

たとえば、初回ファンド募集に落選した方向けのキャンペーンなどです。

落選者のみが応募できるシークレットファンドの用意もあるなど他ではあまり見られないキャンペーンもあり、投資家も注目していました。

現状キャンペーンがないのは残念ですが、今後また実施される可能性もあるでしょう

キャンペーンの実施情報については、公式サイトで確認でき次第更新していきます。

Rimple(リンプル)の利益は確定申告が必要な場合もある

Rimpleでの利益は雑所得になります。

分配金については入金される前に20.42%が税金として源泉徴収されていますが、もし他の雑所得との合計が20万円を超えている場合は確定申告が必要です。

雑所得に分類される仮想通貨の儲けや副業収入がある方は、12月末までの合計金額を計算してみましょう。

「年末調整しているし、確定申告はいらないのでは?」と思われるかもしれませんが、雑所得は確定申告でしか扱えませんのでご注意ください。

Rimple(リンプル)の会員登録の手順を簡単紹介

Rimpleの会員登録の手順は以下の3つです。

STEP
公式サイトから会員登録

Rimpleのサイトから、メールアドレスや住所などの個人情報を登録します。

その後にマイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類を2種類登録すれば、仮会員登録完了です。

STEP
本人確認はがきからログイン

仮会員登録後、登録住所に本人確認はがきが郵送されます。

はがきを受け取ったら、サイトのログイン画面からログインします。

はがきがないと本人確認できないため、サービスを利用できません。

STEP
ファンドに応募して当選後、指定された銀行口座に入金

投資したいファンドを決めたら応募します。

抽選に当選した場合は、振り込み先が記載された当選メールが届きます。

確認して振込口座に振り込めば、投資完了です。

振り込み手数料は自己負担になるので、注意してください。

Rimple(リンプル)の運営会社情報

Rimpleの運営会社は「プロパティエージェント株式会社」です。

不動産投資のプロとして、不動産投資物件の販売やサポートを行なっています。

プロパティエージェント株式会社の会社概要

プロパティエージェント株式会社の詳しい会社情報は以下の通りです。

会社名プロパティエージェント株式会社
設立日2004年2月6日
資本金6億1,873万円
代表者中西 聖
本社住所〒163-1341
東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー41階

まとめ

Rimpleは、最低投資額が1万円からできる不動産クラウドファンディングです。

他社のポイントをRimple(リンプル)で使用できる「リアルエステートコイン」に交換して投資ができるため、気軽に行えます。

運営会社は投資用不動産のプロであり、物件選定も好条件なものが多いです。

口コミを見てみると、「ファンドに応募してもなかなか当選できない」という声がありました。

投資できないのは悔やまれますが、それだけ投資家の注目度が高いファンドを組成している証拠だと判断できます。

この記事では、Rimpleの特徴や口コミ・運営会社について詳細に紹介してきました。

少額で不動産投資をしたい方や、安定した会社が運営している不動産クラウドファンディングを利用したい方におすすめのサービスと言えるでしょう。

もし不動産クラウドファンディングを検討しているなら、この記事をぜひ参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

すみかうるの注文住宅カテゴリのコンテンツ作成を担当しています。
これまで不動産に関するWebメディアを複数運営しており、宅建士の資格も取得しました。
目まぐるしく変化する「家づくり」の情報をわかりやすくお伝えしていきます。

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