タワーマンションに住んで後悔?本当のデメリットと住民の声から学ぶ失敗しない選び方
「憧れのタワマンに住んだけど後悔している」といった声を聞き、どこか不安を抱いている人も多いのではないでしょうか。
タワマンは眺望やサービスの充実が魅力である一方、生活の不便さや維持費が高いなどといったデメリットを感じる人も一定数存在します。
そこで、今回の記事では、タワマンに住んだ際の後悔やデメリットをはじめ、実際の体験談についてご紹介します。
タワマンの購入を検討している方はぜひ、本記事の選び方のポイントを参考にしてみてください。
なぜ「タワマンはやめとけ」と言われるのか?

SNSや掲示板では「タワマンはやめとけ」という意見が散見されます。
こうした声の背景には、実際に住んでみて感じた不便さや、期待と現実のギャップがあります。
購入前には「憧れの高層マンション生活」「資産価値の高い優良物件」といったポジティブなイメージを抱いていたものの、いざ暮らし始めると「こんなはずではなかった」と感じるケースが少なくありません。特に、モデルルーム見学や内覧だけでは分からない日常的な不便さに直面したとき、後悔の念が生まれやすいようです。
ただし、すべてのタワマンが同じ問題を抱えているわけではありません。物件の設計、立地、管理体制によって住み心地は大きく変わります。
「タワマンはやめとけ」という一律の意見ではなく、個別の物件をしっかり見極めることが重要です。
タワマンで後悔した人が語る主なデメリット5選
タワマンに住んで後悔したという声が挙がる理由として、以下の5つのデメリットが挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
①エレベーターが混雑して時間がかかる
タワマンに住んだことで多くの人が不満を感じやすいのが、エレベーター待ちの時間です。
特に朝の通勤時間帯や夕方の帰宅ラッシュ時には、エレベーターが何度も通過してしまい、なかなか乗れないという状況が発生します。
高層階に住んでいる場合、1階まで降りるのに10分以上かかることも珍しくありません。
急いでいるときにエレベーターが来ないストレスは、毎日積み重なると大きな負担になります。
②将来的な資産価値が不透明で売却時に損した
購入時には「資産価値が高い」と言われていても、いざ売却しようとすると、期待したほどの価格がつかず後悔するケースがあります。
特にタワマンが集中するエリアでは競合が多く、築年数が経つほど差別化が難しくなります。
さらに、修繕費の増加や管理状況次第で、資産価値の維持が課題になることも少なくありません。
③管理費・修繕積立金が高い
タワマンは共用施設が充実している分、管理費や修繕積立金が高額になりがちです。
月々の住宅ローンに加えて、管理費・修繕積立金で数万円かかる物件も珍しくありません。
特に修繕積立金は築年数の経過とともに段階的に値上がりするケースが多く、将来的な負担が読みにくい点も不安要素です。
これらの費用はローン完済後も続くため、長期的に家計を圧迫する可能性があります。

④洗濯物を外に干せない
高層階となると風が強く、洗濯物が落下する可能性が高まるため、ベランダでの洗濯物を干すことを禁止しているケースがほとんどです。
そのため、浴室乾燥機や洗濯乾燥機を用いて乾かすことになるでしょう。
また、布団干しなどができないほか、風が強い日は窓が開けられずに換気ができないといったことも想定されます。
⑤近隣住民との関係性が希薄になりやすい
総戸数が多いタワマンでは、住民同士の交流が少なくなりがちです。
顔を合わせても挨拶程度で、近所づきあいが生まれにくい物件もあります。
子育て世帯では孤立感を覚えたり、災害時に助け合える関係が築けないことを不安に感じるケースもあります。
実際にタワーマンションに住んで後悔した人の体験談

ここでは、実際にタワマンに住んで後悔した人たちのリアルな声を紹介します。
【30代夫婦】Aさんのケース
都心部のタワーマンションの高層階に引っ越しましたが、強風時の揺れが想像以上で不安を感じています。
子どもの安全対策に常に気を遣い、精神的な負担も大きいです。
近所づきあいが少なく遊び友達ができにくい点や、光熱費・通信環境の不安定さも想定外でした。地震や火災時の避難面にも不安が残っています。
【30代女性】Bさんのケース
最近、再開発の影響で人の多さや騒がしさが気になるようになりました。
商業施設が増えて便利になった一方で、混雑や落ち着かない雰囲気にストレスを感じています。
今後さらに人が増えることを考えると、生活への影響を不安に感じるようになりました。
【60代夫婦】Cさんのケース
築25年のタワマンに住んでいますが、子どもの独立を機に売却を検討しています。
最近、修繕積立金が約1万円値上げされ、今後さらに負担が増える見込みです。
マンション内では売れ残っている部屋も多く、希望価格で売れるかも不透明です。老後の資金計画を考え、早めに判断すべきか悩んでいます。

【相談事例】イイタン相談室での声
イイタン相談室には、「高層マンションの眺望に憧れて中古物件を検討しているが、高層階ならではの注意点を知りたい」という相談が寄せられています。
その回答として、強風で換気しにくい点や、冬場に結露が発生しやすい点への注意が挙げられました。
内覧時には空調設備や窓まわり、ドアの建て付け、生活音まで確認しておくことが、入居後の後悔を防ぐポイントとされています。
↓イイタン相談室にはこんな相談も寄せられています。
タワマンに住んで良かったという人の声もある

デメリットがある一方で、タワマンに実際に住んでみて満足している人の声も多く存在します。
眺望・夜景・ステータス性に満足
タワマンの大きな魅力は、高層階からの眺望です。「毎日夜景を楽しめる」「何年住んでも飽きない」といった声が多く聞かれます。
都心部では、東京タワーやスカイツリーなどのランドマークを一望できる物件もあり、眺めの良さが生活の満足度を高めていると感じる人も少なくありません。
また、「タワマンに住んでいることが自信になる」「来客時に喜ばれる」といったように、ステータス性を評価する声もあります。
セキュリティ・災害対策が万全で安心
セキュリティ面を評価する声も多くあります。多くのタワマンでは、24時間有人管理やオートロック、防犯カメラなどが整備され、不審者の侵入を防ぐ体制が取られています。
さらに、免震・制震構造や非常用発電機、防災備蓄倉庫など、災害対策が充実している物件も少なくありません。
防犯や防災を重視する人にとって、安心感のある住まいといえるでしょう。
コンシェルジュ・共用施設の快適さ
タワマンでは、コンシェルジュサービスや共用施設の充実度に満足している人も多くいます。
宅配便の受け取りや来客対応を任せられるほか、ゲストルームやジム、ラウンジを利用できる点が魅力です。
物件によってはキッズルームやシアタールームなども備わっています。
こうした施設を日常的に活用することで、外出の手間や費用を抑えながら、充実した暮らしを実現できる点が大きなメリットです。
後悔しないタワーマンションの選び方

タワマン購入後に「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、以下のポイントをしっかりチェックしましょう。
①立地は利便性・資産性が高いエリアか
タワマンを選ぶ際は立地に注目することはもちろん、需要が見込めるエリアに建てられているかどうかも確認するようにしましょう。
タワマンの多くは駅から近いところに建てられていますが、駅周辺で再開発が見込まれている場合など、今後さらに人気が高まるエリアは狙い目だといえます。
またその際、マンションにすでに住んでいる人たちがどんな住民層なのかも確認しておくとよいでしょう。
独身者用かファミリー用かなど、住民層が自身の置かれている状況と近い方が住み心地の良さを感じやすいほか、住民同士のトラブルも少なくなります。
②エレベーターの台数・設計は適切か
タワマンに住むうえで、エレベーターの台数チェックは欠かせません。
その理由として、タワマンは住戸数および階数が多いことから、通学や通勤時間にエレベーターが混雑しやすいことがあげられます。
場合によっては10分以上、エレベーターの前で待たなければならないこともあり、一定の台数が確保されているか確認しておくとよいでしょう。
一概に何台あれば大丈夫といったことはいえませんが、一般的には50戸あるいは100戸に1台が適正台数だとされています。
もし、総戸数が400戸のタワマンの場合にはエレベーターが4~8台程度、設置されていると安心でしょう。
また、エレベーターの収容人数は十分か、外からエレベーター内を防犯カメラで確認できるかといった点もあわせて確認しておくことをおすすめします。
③共用施設は「使える」ものか
タワマンによって共用設備は異なりますが、どのようなサービスが設けられているのか事前に確認しておくことをおすすめします。
タワマンの共用施設は入居後に払う「管理費用」によって管理・運営されているため、費用に見合うだけのサービスが整っているかどうかきちんと見極めておく必要があるからです。
また、予約の仕組みや戸数に対しての利用者数の見込みなども事前に聞いておくとよいでしょう。
せっかく共用施設が充実していても使えなければ意味がありません。
利用希望者が平等に使えるように工夫がこらされているか、といった観点からもチェックすることが大切です。
④長期修繕計画・管理体制が明確か
修繕積立金の推移や大規模修繕の計画、管理組合の運営状況は必ず確認しておきたいポイントです。
特に新築タワマンでは、当初の修繕積立金が低く設定され、将来的に大幅な値上がりが予定されているケースもあります。長期修繕計画書を確認し、将来の負担額を把握しておきましょう。
可能であれば管理組合の議事録にも目を通し、管理状況やトラブルの有無を確認しておくと判断しやすくなります。

⑤「将来的に売れる物件」かをプロ目線で確認
将来の売却や住み替えを見据える場合は、不動産のプロに相談し、資産価値を客観的に評価してもらうことが有効です。周辺相場や過去の売却事例、競合物件の状況を踏まえて総合的に判断しましょう。
間取りや広さ、階数、方角も資産価値に影響します。
また、総戸数が多い物件では売却時に競争が起きやすいため、同じマンション内の売り出し状況も事前に確認しておくことが大切です。
タワマンに関するよくある質問
タワマン購入を検討する際によく聞かれる疑問について、後悔しやすいポイントを中心に整理しました。
まとめ
今回の記事では、タワマンに住んだ際の後悔やデメリットをはじめ、実際の体験談について紹介しました。
タワマンには多くの魅力がある一方で、注意しなければならない点や、入居前に確認しておくべきポイントが数多くあります。
これから入居を検討されている方は家賃や立地といった表面的な情報だけでなく、現地に足を運んだ上で、細かいところまで自分の目でチェックすることを心がけるようにしましょう。
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