【2023年4月】住宅ローン金利は固定金利が全体的に引き下げ!変動金利は競争激化

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2023年4月の住宅ローン金利は、固定金利が全体的に引き下げられました。これは、大規模な金融危機が懸念されたことが要因です。

変動金利については、多くの金融機関が前月から据え置いている一方で、一部の金融機関が引き下げました。

本記事では、2023年4月における金利タイプごとの最安金利と、固定金利が引き下げられた背景などを解説します。

目次

2023年4月の住宅ローン金利

最初に、固定金利の指標となっている10年国債の金利の推移をご紹介します。

※財務省「国債金利情報」をもとに筆者作成

日銀(日本銀行)は、2022年12月に長期金利の変動幅を±0.25%から±0.5%に拡大したことで、10年国債の金利は0.5%台まで上昇していました。

しかし、2023年3月の10年国債の金利は、一時0.2%台まで低下しました。これは、米国の金融機関であるSVB(米銀シリコンバレーバンク)の経営破綻や、スイスの大手金融機関であるクレディスイスの経営不安などで、世界的に金融危機が懸念されたためです。

このような状況下である中、各金融機関は2023年4月の住宅ローン金利をどのように設定したのでしょうか。前月までと同様に、金利上乗せなしで加入できる団信の保障内容とあわせてご紹介します。団信の保障内容は、以下の通りです。

  • 一般:死亡または所定の高度障害状態の場合に住宅ローン残高を保障する団信
  • がん50%保障:所定のがんと診断されると住宅ローンの残高が半分になる団信
  • 全疾病保障:病気やけがで働けない状態が一定期間続いたとき
    ※金融機関によって保障内容は異なります。

変動金利

2023年4月における各金融機関の変動金利は、以下の通りです。

スクロールできます
適用金利金利上乗せなしの団信
三菱UFJ銀行年0.475%(±0%)一般のみ
三井住友銀行年0.475%(±0%)一般のみ
みずほ銀行年0.375%(±0%)一般のみ
りそな銀行年0.37%(-0.1%)一般のみ
SBI新生銀行年0.32%(±0%)一般または一般+介護保障
PayPay銀行年0.38%(+0.031%)一般+がん診断一時金+先進医療給付金または一般+がん50%保障
auじぶん銀行年0.389%(±0%)一般+がん50%保障
住信SBIネット銀行年0.32%(-0.12%)一般+全疾病保障または一般+全疾病保障+3大疾病保障
※契約者が40歳未満である場合のみ
ソニー銀行年0.397%(±0%)一般+がん50%保障
楽天銀行年0.55%(±0%)一般+がん50%保障+全疾病保障
イオン銀行年0.38%(±0%)一般+全疾病保障

※ソニー銀行は自己資金10%以上で借り入れをしたときの金利
※イオン銀行は借入額が物件価格の80%以内である場合
※SBI新生銀行は変動フォーカスを選択した場合

ほとんどの金融機関が前月から据え置くなか、りそな銀行と住信SBI銀行は引き下げました。一方で、PayPay銀行は年0.38%に引き上げています。

もっとも金利が低いのは、SBI新生銀行と住信SBI銀行の年0.32%です。

とくに住信SBI銀行は、低金利なだけでなく団信の保障も手厚いです。契約者が40歳未満の場合、三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)で所定の状態になるとローン残高の50%が保障される団信に、金利上乗せなしで加入できます。

その次に低金利なのが、りそな銀行の年0.37%です。もともとりそな銀行は、借り換えを年0.37%としていましたが、今月から新規借り入れも同じ金利となっています。

キャンペーンも含めるともっとも低金利なのは、auじぶん銀行です。auじぶん銀行の住宅ローンとあわせて「au回線」と「じぶんでんき」をセットで契約すると、借入金利が年0.289%に引き下げられます。

借り換えは、住信SBI銀行の年0.299%がもっとも低金利となっています。ただしWEB申し込み限定であり、対面申し込みの場合は新規借り入れと同様に年0.32%となります。

次いで低金利であるのは、三菱UFJ銀行の年0.345%です。

固定期間選択型

続いて、2023年4月の固定期間選択型(10年固定金利)をみていきましょう。各金融機関の最安金利は、以下の通りです。

スクロールできます
適用金利金利上乗せなしの団信
三菱UFJ銀行年0.95%(-0.13%)一般のみ
三井住友銀行年0.89%(-0.3%)一般のみ
みずほ銀行年1.2%(-0.25%)一般のみ
りそな銀行年1.335%(+0.11%)一般のみ
SBI新生銀行年1.05%(±0%)一般または介護保障付団信
PayPay銀行年0.98%(-0.23%)一般+がん診断一時金+先進医療給付金または一般+がん50%保障
auじぶん銀行年0.955%(-0.23%)一般+がん50%保障
住信SBIネット銀行年0.99%(-0.67%)一般+全疾病保障
ソニー銀行年0.995%(-0.093%)一般+がん50%保障
楽天銀行年1.615%(-0.099%)一般+がん50%保障+全疾病保障
イオン銀行年1.44%(±0%)一般+全疾病保障

※ソニー銀行は自己資金10%以上で借り入れをしたときの金利

10年国債の金利が低下したため、ほとんどの金融機関が10年固定金利を引き下げましたが、りそな銀行のみ引き上げています。

もっとも金利が低いのは、三井住友銀行の年0.89%です。三井住友銀行は、先月よりも年0.3%と大幅に引き下げています。

次いで金利が低いのは、三菱UFJ銀行の年0.95%です。三菱UFJ銀行は、先月も10年固定金利を引き下げており、再び年1%を下回る金利となりました。

三菱UFJ銀行の次に低金利なのは、わずかな差でauじぶん銀行の年0.955%でした。auじぶん銀行は、前月から年0.23%も引き下げています。

前月の10年固定金利は、基本的にどの金融機関も年1.0%を超えていましたが、今月は年0.9%台で提供する金融機関も増えてきました。

全期間固定金利(フラット35・固定金利35年)

フラット35(買取型)の最低金利は年1.76%となりました。先月の年1.96%から年0.2%引き上げられています。※融資率9割以下・借入期間21年以上35年以下・新機構団信付きの金利

2021年10月から2023年4月までの推移は、以下の通りです。

【フラット35】借入金利の推移をもとに筆者作成
※上記は「買取型・融資率9割以下・借入期間21年以上35年以下・新機構団信付き」の金利

フラット35の金利は、2022年11月から毎月引き上げられており、前月は年2%に迫る値となっていました。

しかし、今月は10年国債の金利低下にともない、フラット35の金利は一転して大幅に引き下げられています。

続いて、大手都市銀行が独自に取り扱う35年固定金利の金利をみていきましょう。

  • 三菱UFJ銀行:年1.64%(-0.15%)
  • 三井住友銀行:年1.79%(-0.7%)
  • みずほ銀行:年1.48%(-0.21%)
  • りそな銀行:年1.345%(-0.12%)

すべての金融機関が引き下げています。とくにみずほ銀行は、前月から年0.21%と大幅に引き下げました。

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固定金利が低下した理由とは?今後の住宅ローン金利はどうなる?

では、なぜ10年国債の金利が低下したのでしょうか。金利低下の背景を詳しくみていきましょう。

10年国債の金利が低下したのは世界的な金融不安

10年国債の金利が低下したきっかけは、米国の金融機関であるSVBの経営不安と経営破綻です。

3月8日にSVBは、想定以上の預金流出に備えるために、資産売却と資金調達による増資を発表しました。

しかし、これにより「SVBは経営破綻するのではないかという懸念が投資家のあいだで広まったことで、株価は急落します。SVBの経営破綻が発表されたのは、増資を発表したわずか2日後の3月10日です。

また、3月の半ばにはスイスの大手金融機関であるクレディスイスの経営不安が報じられました。

これらが立て続けに起こったことで、投資家の中で金融危機の懸念が広がります。そのため、投資家の多くがリスクの高い株式を売却し、安全資産である債券を買いました。

債券には、価格が上昇する代わりに金利は低下するという特徴があります。多くの投資家が債券を買い求めたことで、価格は上昇して金利は低下しました。

SVBが経営破綻した原因

SVBが経営破綻した原因は、インフレを抑えるための利上げによって、預金口座からの引き出しが増えたことと、不適切なリスク管理です。

2023年4月現在も米国では記録的なインフレが続いており、それを抑えるために段階的な利上げが実施されています。

利上げが行われると、融資を受けたときの利息負担が増えるため、企業は金融機関から資金を調達しにくくなります。融資を受けるのが困難になれば、企業は自己資金で経営や設備投資をせざるを得ません。

運転資金を必要とした企業が預金口座から多くのお金を引き出したことで、SVBは資金調達が必要になり、それが投資家の不安を招く結果となりました。

また、SVBの資産の多くが米国債や住宅ローン担保証券(MBS)など金利上昇時に価値が低下するものでした。インフレ抑制を目的とした利上げによって含み損が膨らんだことも、経営破綻を招く要因となりました。

10年国債の金利は今後も予測が困難

SVBの経営破綻を受けて、米財務省とFRB(米国の中央銀行)、FDIC(米連邦預金保険公社)は「SVBのすべての預金者を完全に保護する」という声明を発表しました。

クレディスイスの経営不安については、スイスの最大手金融機関であるUBSによる買収と、スイスの中央銀行による資金繰り支援の発表で対処されています。

とはいえ、諸悪の根源ともいえる米国のインフレは収まっていません。3月22日に開催されたFOMCでは、引き続きインフレの抑制を目的とした0.25%の利上げが決められました。

米国と日本の金利差が広がったことで、10年国債が売られ始めると再び金利が上昇するかもしれません。

一方で、世界的に金融不安が拡大すると、10年国債が買われて金利が低下する可能性もあります

まとめ

2023年4月の変動金利は、りそな銀行と住信SBI銀行が引き下げており、金融機関同士の金利競争がさらに激化しています。

固定期間選択型については、ほとんどの金融機関が引き下げました。いくつかの金融機関は、再び年0.9%台で提供しています。

代表的な全期間固定金利であるフラット35 は、前月から、年0.2%引き下げられました。

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この記事を書いた人

保有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士
大手生命保険会社にて7年半勤務し、チームリーダーや管理職候補として個人営業、法人営業の両方を経験。その後人材会社で転職したのちに副業としてwebライターを始める。お金に関する正しい知識をたくさんの人々に知って欲しいとの思いから、2019年1月よりwebライターとして独立。これまで保険、不動産、税金、音楽など幅広いジャンルの記事を、多数のメディアで執筆・監修している。

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