マンション管理会社の比較!管理棟数ランキングトップ10を公開!

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マンションを購入する際に重要なのは、住宅ローンの返済だけではありません。見落としがちな費用として、毎月発生する「管理費」と「修繕積立金」があります。これらの費用はマンションを維持・管理するために欠かせないものであり、購入前に十分な検討が必要です。

この記事では、マンションの管理費と修繕積立金について、最新の情報を交えながら分かりやすく解説します。

目次

意外と見落としがちな費用

マンション購入時、多くの人が住宅ローンの返済に注目しがちですが、それだけでは不十分です。管理費修繕積立金も毎月の負担として考慮する必要があります。

これらの費用はマンションの総戸数や建物の規模、部屋の広さなどによって異なり、全戸一律ではありません。

特に、低層で戸数の少ないマンションでは、エレベーターの保守点検費用や共有部の維持管理費用が高くなる傾向があります。一方で、大規模マンションでは、これらのコストが分散されるため、管理費は比較的安くなります。

国土交通省が公表している「令和5年度マンション総合調査結果」によると、月あたりの管理費の相場は17,103円で、形態別では以下のようになっています。

  • 単棟型(1つの敷地に1つのマンションが建っている場合):17,214円
  • 団地型(1つの敷地に複数のマンションが建っている場合):14,925円

・管理費と修繕積立金は必須:マンション購入時に発生する。
・物件の規模により費用が変動:低層・少戸数の物件では、共有部の維持管理費用が高くなる。

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マンション管理会社別の管理費を分析する

マンションリサーチ社では、マンション価格だけでなくマンション管理費のデータを所有しております。今回は、それらをマンションリサーチ総研で収集分析したものをもとにマンション管理会社別の管理費について検討してみます。今回は、東京23区にあるマンションのデータでの分析です。(データ収集時点 6月1日)

管理件数上位10社の管理費平均と管理件数

図1は、東京23区のマンションにおける過去10年間に中古マンションとして売りに出された物件の管理費(平米単価)を集計したものです。(売り出し時の管理費ベース、同一マンションで売りに出された場合は最新データを採用。ミスデータと思われるものは、任意にカットしています。)

このデータにおける東京23区内での管理棟数が多い上位10社は、日本ハウズイング大京アステージ東急コミュニティー三菱地所コミュニティ三井不動産レジデンシャルサービス大和ライフネクスト住友不動産建物サービス野村不動産パートナーズ長谷工コミュニティコミュニティワンとなりました。

マンション管理会社の会社名はだいたい似たようなものが多いようです。親会社であるデベロッパー+コミュニティ、パートナーズやサービスといった、「コミュニティ=集団(マンションの住人の方々)に対して、管理というサービスを行う」というイメージの会社名が多いようです。

図1 : 管理件数上位10社の管理費平均と管理件数

上位10社の管理費用の違いは

ここで、管理費用の違いの分析を行うのですが、管理費用には冒頭に書いたような傾向があります。もし、ある会社が大規模タワーマンションばかりを管理していると1戸あたりの平均管理費用は低くなりますし、逆に小規模低層マンションばかりだと、平均管理費用は高くなります。上位10社のマンション管理会社はかなりの棟数を管理しているため規模の大小が標準化されると思います。よって、分析を行う際に、今述べたようなことは、以下考慮しないことにします。

図2 : 管理件数上位10社の平均管理費比較

図2は、上位10社の管理費用(平米単価)を比較したものです。管理費用(総額)は広さごとに異なりますので、ここでは平米単価で比較しています。

グラフでは、各社ごとの最大値と最小値、そして平均値が記載されています。例えば日本ハウズイング社では、平米あたりの管理費の最小は189円/㎡、最大は345円/㎡、平均値は276円/㎡となっています。ちなみに、上位10社の平均は254.2円でした。

先にも述べたように、かなりの管理棟数ですので、数字はかなり収斂されており、各社に大きな違いはありません。平均値でもっとも低い長谷工コミュニティで208円もっとも高い日本ハウズイングで276円と約70円の差です。70㎡だと4,900円の差です。

この差は、比較的郊外の大規模マンションを建てることが多い長谷工の系列ということが大きな要因でしょうか。また系列デベを持たない日本ハウズイングは、小ぶりなマンションを管理していることが多いのかもしれません。

こうしてみると、マンション管理会社の管理費用に大きな差がないことが分かります。しかし、そのサービス内容における満足度合いは、ほとんどない価格差とは異なり、やや幅があるのかもしれません。

・マンション管理会社の管理費用は大きくは変わらない。
・大規模なマンションは、長谷工の系列。小ぶりなマンションは日本ハウズイングというように、管理会社によってサービスの内容や特色が異なる。

マンション管理会社についてまとめ

マンション管理会社の基本
  • マンション購入の際は、管理費と修繕積立金が発生する。
  • 低層で戸数の少ない物件では、共有部の維持管理費用がかかる。
  • マンション管理会社の管理費用は大きくは変わらない。
  • 大規模なマンションは、長谷工の系列。小ぶりなマンションは日本ハウズイングというように、管理会社によってサービスの内容や特色が異なる。

マンション管理会社の選定は、サービスの内容対応の質が重要です。新築マンションの場合、管理会社はあらかじめ決まっていることが多く、選ぶことはできませんが、管理組合が管理会社を変更するケースも増えてきています。

今後、管理会社の変更が増加することが予想されるため、ぜひマンション管理に関するデータを有効に活用してください。


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この記事を書いた人

【保有資格】宅地建物取引士
宅地建物取引士の資格を持ち、大手不動産会社での幅広い経験から不動産ライターとして活動中。
分譲マンションの販売から資金相談、ローン手続きなど不動産のあらゆる側面を熟知。不動産会社や工務店にてブログやコラムを執筆し、集客戦略に貢献。市場動向や物件選びなどついても的確なアドバイスを提供している。
接客の経験を活かし、伝わりやすく分かりやすい記事執筆を心がける。

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