親と近居するために10年住んだマンションを売却～マンション売却体験談CASE25

親が高齢になってきたということもあって、近くに住みたいと思ったんです。

あとは、大型犬を飼いたいと思っていて。売却したマンションはペットを飼うことはできたのですが、小型犬だけ。親の家の近くに母が所有している空き家があったものですから、こちらに引っ越しました。

売れるかどうかもわかりませんでしたし、数年かかっても問題なかったのですが、結果的には3〜4ヵ月で売却できました。

いえ、マンションに住み続けながら売却しました。売却するまでに1年ほどはかかると思っていたのですが、トントン拍子に決まったので大急ぎで引越しました。

いえ、知らなかったです。一括査定という仕組み自体も、よくわかっていなかったと思います。

不動産の売却も初めてだったので「マンションを売るには」とWeb検索して、たまたまマンションナビさんが目に入ったので利用させていただきました。

漠然と「買った金額よりは安くなるだろう」と考えていたくらいです。ただローンが残っていたので、ローン残債以上で売れてほしいとは思っていました。

ですから、各社の査定結果を見てびっくりですよ。10年も住んだのに購入時の金額より査定額が高かったんですから。

訪問査定をしていただいたのは3社だったのですが、売却をお願いした暮らしワークスさんの査定額はちょうど中央値でした。

1社は直接買い取ってくださるということで他社さんより少し低い査定額だったのですが、もう1社は暮らしワークスさんより高い査定額を付けてくださいました。

正直いうと、暮らしワークスさんの第一印象は良くなかったんです（笑）少しラフな格好でいらしていただいたので。でもお話してみると、市況のこと、売り方のこと、売れなかった場合の対応策などをとても丁寧に伝えてくれました。右も左もわからない僕たちでも「なるほど」と納得できたほどです。

高い査定額を付けてくれたのは大手でしたし、その不動産会社が悪かったというわけではありませんが、暮らしワークスの担当者さんの話し方や態度、人柄が僕たちに合っていると感じて売却をお願いすることにしました。

暮らしワークスさんの査定額より少々高めの金額で売り出したのですが、すぐに内見予約が入りまして。

内見されてしばらく音沙汰がなかったものの、1ヵ月後くらいに最初に内見してくださった方が購入を申し込んでくれたんですよ。ですから、内見の対応をしたのも1組だけです。

交渉はありました。ただ、そこまで大幅な値引き交渉ではなく「端数を削ってほしい」という程度のもの。少し高めに売り出していたこともあったので、交渉を受け入れた金額で売却させていただきました。

購入時の金額プラス400万円程度です。住宅ローンを完済しても手元に資金が残ったので、新居となる空き家のリフォーム費用に充てさせていただきました。

新居は築50年を超える一戸建てで、空き家になっていた期間も長かったので、水回りがボロボロだったんです。マンションを高く売ることができたおかげで、キッチンやトイレを綺麗にリフォームすることができました。奥さんもとても喜んでいます。

暮らしワークスさんが教えてえくれたのですが、マイホームの売却益を3,000万円控除できる特例があるみたいで。手続きはこれからなのですが、この特例を適用すれば税額はゼロになるようです。

マンションを売却する方の多くが、そこまで不動産に詳しいわけではないと思います。不安やわからない点も少なからずあると思いますが、複数の不動産会社の見解を聞くことで、1つずつ解決していけるはずです。

信頼できる不動産会社に任せることができたのも、複数社を比較したからこそ。暮らしワークスさんの担当者さんは本当に素晴らしい方でしたが、先ほどのとおり第一印象で信頼できると判断したわけではありません。さまざまな不動産会社の担当者さんとお話したことで、暮らしワークスさんが言っていたことの正しさや親切さがわかりました。

最初は売れるかどうかもわかりませんでしたが、ローンを完済して新居のリフォーム費用の足しにできるほどの金額でマンションを売ることができたので非常に満足しています。両親との近居も叶って親も喜んでくれていますし、僕も安心して生活できます。念願だった大型犬も飼い始めました。今はまだ小さいですが、秋田犬なので40㎏くらいにはなるのではないでしょうか。この家で一緒に過ごして、成長を見ていけることが楽しみです。