魔法のリノベ第六話のあらすじと解説~間取りと動線

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『魔法のリノベ』は、工務店を舞台にしたお仕事ドラマです。
大手から転職した敏腕営業・小梅(波瑠)と、バツ2でお人よしの工務店長男・玄之介(間宮祥太朗)は、どう立ち向かっていくのでしょうか?

目次

第六話のあらすじ

まるふく工務店に、間取りに拘るマドリストからリフォーム依頼が入ります。
玄之介小梅は、依頼人の飯星靖子(真飛聖)と喫茶店で打ち合わせをすることになりました。

喫茶店ではオーダーに迷い、どうにも優柔不断な様子を見せる靖子ですが、間取りが大好きで専門的な知識が豊富です。
話を聞くと、中古のマンションを購入し、自分好みの間取りにリノベーションしたいということでした。

靖子の好きな間取りは個性的で、
リノベーションの希望も、洋室2つを合わせてウォークインクローゼットへと変え回遊動線にしたい、洗面所とお風呂の位置を入れ替えて洗濯機などを設置して家事楽動線にしたい、など様々。
あまりにも詳しすぎるため、玄之介と小梅は営業トークを挟む暇もない状況です。

そこに、寅之介(落合モトキ)がやってきて4人で物件を見に行くことに。
実は今回のリノベ依頼は、購入先のマンションを仲介する、寅之介から紹介されたものでした。

靖子のリノベの予算は310万円。
寅之介は急かすように、「物件が売れてしまっては困るだろうから手付金を支払わないか?」と提案しますが
靖子は万が一解約した時にお金が戻ってこないことを理由に拒みます。


まるふく工務店に戻り、玄之介と小梅は設計士の竜之介(吉野北人)に靖子の希望プランを伝えます。
そこに寅之介が訪れ、「あの物件を早く決めたいから、なる早でリノベを。」と、また急かしてきました。

ようやくプランが出来上がり、玄之介と小梅は寅之介も交え、再び靖子と打ち合わせをすることに。
元々の希望だとどうしても予算を140万円オーバーしてしまうため、玄之介と小梅は予算内で出来るプランを2つ提案します。

どちらがいいか、また優柔不断に悩む靖子。
その様子を見て寅之介は、物件が売れてしまうからと契約するよう靖子を急かします。
玄之介はそんな態度を諫めるのですが、寅之介は聞く耳を持ちません。

さらに寅之介は、140万円多く借りてローン計画を2年プラスするという第3のプランを勧めます。
結局、この日は結論が出ませんでした。

後日、玄之介はその物件が売れてしまったことを寅之介から電話で知らされます。
玄之介が余計なことを言うからだと責める寅之介に、
玄之介は「家を売るというのは人の人生を左右することだから、急かすようなやり方は良くない」と言い返します。
しかし、寅之介は背中を押すのが営業マンの仕事だと、全く意見が一致しません。

そんな中、まるふく工務店にはグローバルの有川(原田泰造)が訪れ、蔵之介(遠藤憲一)に「お久しぶり」とあいさつをします。
蔵之介は元々グローバルステラDホームで働いていて、有川はその後輩だったのです。
有川は、かつて蔵之介と共に企画していたプロジェクトが再浮上したということを報告しに来たのでした。
かつてグローバルにいたという過去は、竜之介も知りませんでした。

小梅は物件が売れてしまったことを靖子に報告します。
残念がると思いきや、靖子はマンションが売れてしまったことにホッとしていました。
というのも、予算は熟考して決定したものなので、そう簡単に増額することはできず、売れてしまった方が諦めがつきやすかったのです。

とはいえ、次の良い物件がなかなか見つからないため、後悔している面もある靖子。
それを聞いた小梅は失恋と同じだと恋愛に例え、傷を癒すために靖子を山登りに誘います。

頂上で思い切り叫んですっきりした靖子は、自分の理想の間取りは世界のどこにもないから、普通の間取りを自分好みにして欲しいと小梅に頼みます。


後日、靖子はリノベーションのプラン設計に活かして欲しいと、自分で希望する間取りファイルをまるふく工務店に持参し、寅之介には次の物件探しを再度依頼します。

早速、小梅は間取りファイルをチェックし、靖子はアール(曲線)の間取りを好む傾向があることを掴みます。
玄之介も、お客様の気持ちを可視化するカスタマイズチャートを作成しており、小梅は玄之介の成長をとても喜びます。

新たな物件が見つかり、再び4人で打ち合わせ。
小梅と玄之介はリノベプランを見せますが、寅之介はまた別の選択肢を提示してきました。
以前、靖子が希望したデザイナーズマンションに空きが出ていて、リノベ済みであり予算内でも収まるというのです。

寅之介は自信満々でしたが、まるふく工務店のプランでお願いするという靖子に拍子抜けします。
昔はその物件に憧れていたものの、今は自分の理想の間取りを実現して自分だけの家を持ちたい、というのが靖子の夢になったからでした。
その夢を叶えられるのはまるふく工務店のプランだと言い、正式に依頼することが決定。

蔵之介に寅之介からメッセージが届き、雪乃が妊娠したことを知らされます。
孫を使ってつながりを持とうとするのが卑怯だと、寅之介に対していら立つ蔵之介でした。


いつもの屋台で小梅と玄之介が二人で飲んでいるところに、玄之介に気がある様子のミコト(SUMIRE)、小梅が気になる竜之介が来て4人で飲むことに・・・。恋の波乱が起こるかもしれません。

動線とは?

今回は、間取りを決めるために回遊動線家事楽動線というものが出てきました。

動線というのは、人が建物の中を自然に通る時、通過する経路を線にしたものです。
動線を考える時、まず気にするのは一連の動きにおいて、移動距離が長くなりすぎないことです。
例えば、帰宅して玄関から洗面所に行き、それから自室に行くという場合は玄関から自室の間に洗面所があることが望ましいでしょう。

しかし、洗面所には他の動きでも立ち寄ることがあるため、その他の動きも考慮して場所を決定する必要があります。
必ずしも、1つの動きで一直線に並ぶようにすればいい、というわけではないのです。
また、複数人で生活する家なら、ぶつからないような動線や通路を考えなければいけません。

ドラマの中で出てきた回遊動線は、家の中で動く際に引き返したりする場所を作らず、ぐるぐると周回できるようにした動線のことをいいます。
回遊動線があると、いちいち立ち止まって引き返したりする必要がなく、ショートカットできる場所も多いので、部屋の中をスムーズに移動できます。


家事楽動線、家事動線というのは、家事を行う際に移動を楽にする動線のことを言います。
例としては、ガレージから直接台所まで通じるようにして、買い物の荷物を運ぶのを楽にしたり、
洗濯の洗う・干す・畳む・しまう、と言った動作を、
あちこち行ったり来たりせず、一方向に動いて作業できるようにすることなどが挙げられます。

このように、家の間取りは生活動線を考えて決定する必要があります。
どの動線を重視して、どういった間取りにするかは、住む人の生活様式を考えて決めることになります。

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動線と間取り

動線を考える時、いっそ壁や障害物をすべてなくしてしまえば好きに動くことができます。
しかし、実際にはそういうわけにはいかないので、どの動線を重視するかを決定しなければならないのです。

例えば、キッチンは壁際にあるものではなく、キッチンスペースを確保したアイランドキッチンやペニンシュラキッチンなどが最近の主流です。
この時点で、間取りを考える必要があるのです。

後から間取りを変えるとなると、壁をなくしたり新たに追加したり、または移動したりする必要があるでしょう。
そうなると、リノベーションが必要となります。

今回のドラマでは、間取りを考えるのが好きな依頼人で明確な希望がありましたが、
そういった知識がある人は少ないので、通常は工務店側がどの動線が重要かを判断し決定します。
行き違いが発生しないよう、依頼する際は自分の生活スタイルをなるべく詳細に伝えると良いでしょう。

まとめ

魔法のリノベ第六話では、寅之介がまるふく工務店に大きく関わるようになってきました。
しかし、契約を急かす等自分の希望ばかりを優先し、依頼主の意向を無視するようなところもあり、玄之介たちの営業スタイルとはかなり違います。
さらに、わざわざ有川が蔵之介に会いに来たことも、トラブルを予感させます。
今後の展開を楽しみにしておきましょう!

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この記事を書いた人

利根川諒志のアバター 利根川諒志 マンションリサーチ株式会社 執行役員・戦略支援統括マネージャー

【保有資格】宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士
元不動産売買プレイヤー。主に1棟収益不動産の売買・仕入れ・コンサルティング業務に従事。
オーナー様への収益の最大化と最適な出口戦略の提示、そしてもっとも相談しやすいコンサルタントを目指す。
その後マンションリサーチにて全国の不動産会社の集客面から業務効率、ビッグデータを活用した提案やサポート業務を行う。
趣味は物件のDIY。地域コミュニティーを活かし、何か貢献したいこの頃。

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