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マンションをなるべく高く売却したいなら、タイミングが重要です。売るタイミングを間違えると、大損してしまう可能性もあります。ここでは、売るタイミングを間違えないように参考にしたい「不動産価格指数」について解説していきます。
マンション売却を考えるとき、重要な事の一つがマンションを「売るタイミング」ではないでしょうか。
資金が必要なタイミングであったり、税金の関係で今年中に売らなければならない、という事であったりと個別の事情もあると思います。
しかし、マンションを「資産」として考えた時や「投資」としての性格の強いマンションであった場合、売るタイミングというのは価格に直結するので大きな問題となるでしょう。
・マンション売却のタイミング次第では大きく価格が変化する可能性がある。
では、売るタイミングを考える時、参考に出来るデータはあるのでしょうか?
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不動産価格指数というものがあります。これは、不動産価格の動向を示す国土交通省が公表しているデータで、2012年8月より公表されています。
アメリカなどでは不動産投資に関する指数データは早くから蓄積されてきており、日本でもその整備が待たれていました。不動産価格指数は国債通貨基金(IMF)などからの国際的な流れに沿ってつくられた指数です。
不動産価格指数は実際の取引価格をもとに、物件の立地や特性による影響などの操作を加えて作成されています。
地価公示は地点単位での価格水準を把握するのに対して、不動産価格指数は不動産取引の時代の流れを把握する指数であると言えます。
不動産価格指数は2008年4月以降を算出期間としています。(ただし、東京都は1998年1月以降)
2008年4月~2009年3月までの平均を100として、比較します。
また、指数は①全国と、②ブロック別(北海道地方や九州地方など9種類)、③都市圏別(南関東圏、名古屋圏、京阪神圏の3種類)に分かれています。
例えば、2014年8月の全国の不動産価格指数は、2008年の平均を100として91.6で前年よりマイナスとなっています。ただし、そのうちマンションに限って言えば119.4で、前年よりプラス。
全体的な不動産の物価は減少傾向にありますが、マンションに関して言えば大きく上昇していると言えるでしょう。
・不動産価格指数とは、不動産価格の動向を示す国土交通省が公表しているデータのこと。
上記に書いたとおり、不動産価格指数は全体ではマイナスですが、マンションに限って言えば上昇を続けています。(8月時点で20カ月連続対前年度同月比上昇)
価格が上昇傾向にあるということは、投資物件としてのうまみも大きくなりますから、今後取引量は増える傾向にあると考えられます。
あなたの売りたいマンションがある地域の不動産価格指数が上昇している場合は、多少強気な価格設定をしても売れる可能性があると考える事も出来るでしょう。
また、見積もりや査定は、豊富な情報量と実績を持つ業者に依頼しましょう。また、良い不動産会社に出会うためには、多くの不動産会社に査定してもらうことが一番の近道です。下記のフォームからなら、45秒で最大6社の査定を受けることができるのであわせてご活用ください。
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