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第5話 主な登場人物 【登坂不動産】 主人公・永瀬 財地(山下智久):登坂不動産のエース営業マン。嘘がつけない呪いにかかっており、正直すぎる営業を武器に不動産業界を生き抜いている 若手社員・月下咲良(福原遥):カスタマーファーストを第一に行動する登坂不動産の若手社員であり、永瀬のよきパートナーでもある 新入社員・十影健人(板垣瑞生):マダムの継孫として登坂不動産に入社することになったZ世代の新入社員。仕事よりもプライベートが第一で、残業せずにさっさと帰宅してしまう 新入社員、課長代理・藤原結弦(馬場徹):登坂社長がヘッドハンティングした敏腕営業マンで大地主の息子。売り手側の視点を熟知しており、永瀬のナンバーワンの座を脅かしていく。 【ミネルヴァ不動産】 営業・神木涼真(ディーンフジオカ):元登坂不動産の営業マンで、長年にわたってナンバーワンをとり続けた永瀬の師匠。悪魔じみた営業手法を武器に永瀬のライバルとして立ちはだかる 【第5話ゲスト】 若村桃花:永瀬の同級生 若村直:流通会社勤務 |
とある地鎮祭で石碑を壊して以降、嘘がつけなくなってしまった不動産仲介会社の営業マンが、海千山千の不動産業界で奮闘する姿を描くNHKドラマ『正直不動産2』。
山下智久が演じる登坂不動産の敏腕営業マンである永瀬財地は、嘘八百を並べて売上トップを誇り、“ライアー永瀬”という異名をとっていました。
しかし、ある日地鎮祭でほこらを壊してしまったことで嘘がつけない呪い(嘘をつこうとすると不思議な風が吹き、本音が飛び出す)にかかり、一転して正直すぎる営業マンとして舵を切ることに。
本記事では2024年2月6日の夜10時に放映された、『正直不動産2』の第五話のレビューと話のポイントについて解説します。
時は遡ること22年前、永瀬が当時通っていた中学校で体育祭が行われることになり、男女混合リレー女子の走者に梅村桃花ことバイソンが選ばれます。
しかし桃花は足が遅く、他のクラスメイトから陰口を叩かれてしまいました。
その様子を見ていた永瀬が、「確かにみんなの言うようにバイソン(梅村)は足が遅い。はっきり言ってそこら辺の小学生にも負けるくらいだ。」と言い放つのですが、つづけて「でも安心しろ。足は遅いけど、何人に抜かれてもアンカーの俺が抜き返す」と宣言するのでした。
過去の回想が終わり、場面は登坂不動産へと移ります。
そこには流通会社に勤める若村直と、直と結婚した桃花の姿がありました。
二人は去年結婚し、新居の購入を検討していることを永瀬に伝え、登坂不動産に来る前にミネルヴァ不動産にも相談したことを話し始めたのです。
桃花によれば、ミネルヴァ不動産は新居の購入に際し一貫して「フラット35」を勧めてきたとのこと。
フラット35とは最長35年の全期間固定金利型の住宅ローンのことで、返済計画が立てやすいといったメリットがあります。
しかし、あまりに契約を急かしてくるほか、フラット35を強引に勧めてくるミネルヴァ不動産の営業姿勢に疑問を抱き、登坂不動産に相談をしにきたのでした。
【フラット35のメリット・デメリット】
メリット | ・金利全期間固定 ・返済計画が立てやすい ・保証料や保証人が必要ない ・市場金利が上がっても、影響を受けない ・一般的な住宅ローンを借りにくいとされる、転職1年未満の人や自営業の人でも利用しやすい |
デメリット | ・民間ローンより割高 ・市場金利が下がっても恩恵がない ・物件に条件がある(耐火・耐久・床面積の広さなど) |
永瀬は桃花にフラット35にはメリットがあればデメリットもあることを伝えた上で、フラット35の利用有無より2人にとって理想の住まい探しを優先すべきだと提言します。
一方で、ミネルヴァ不動産では桃花たちの言うとおりフラット35を手当たり次第に勧めまくっていました。
不動産屋がフラット35を勧めるメリットとして、購入層の幅が広がり、多くの人に営業をかけられる点が挙げられます。
そんな中、直がミネルヴァ不動産に電話し、神木に物件のキャンセルを申し出ます。
なにがお気に召さなかったのかと問う神木に直は登坂不動産に桃花の同級生がおり、そちらに依頼することにしたことを伝えたのでした。
後日、永瀬たちは若村夫妻をつれてビタースイート西国分寺の内覧に訪れます。
築20年ではあるものの、前の所有者が綺麗に使用しており、床面積も60㎡。
また、駅から13分で商店街が近いにもかかわらず、価格は3,700万円と桃花はすっかりその物件が気に入った様子です。
直は自分を置いて盛り上がる永瀬と桃花の姿を見て、複雑そうな表情を浮かべていました。
また、その様子はミネルヴァ不動産の西岡に目撃されており、若林夫妻の主導権は年上の桃花にあると話す西岡に神木はさらに若村夫妻を調べるように命じたのです。
業後、永瀬は行きつけの居酒屋で光友不動産の榎本とばったり出会い、場の流れでラーメン屋に立ち寄ったところ、なぜかそこには出前から戻ってきた月下の姿が。
月下は店舗を仲介した張本人であり、客足が減って困っている店主の河原稔になにかできないかと無給で手伝いを申し出ていたのでした。
その話を聞き、「カスタマーファーストな月下ね」とどこか永瀬は呆れ顔です。
若林夫妻が再び登坂不動産を訪れ、ビタースイート西国分寺の購入を決めるも未だに返済方法で悩んでいることを打ち明けます。
夫の直はフラット35がいいのではと考えていたようですが、永瀬に「大手の流通会社に勤めているので、お仕事が安定しているので金利が安い民間の住宅ローンの方がおすすめです」とアドバイスを受け、民間のローンを借りることを決意。ここでもまた永瀬と桃花で話が盛り上がってしまい、直はどこか蚊帳の外でした。
後日、直は桃花が探していた画集を手に家に帰宅するも、そこにあったのは油絵の具を片付ける桃花の姿。
「新居を買うしこれから節約しないと、絵画教室もやめた。節約節約!」と話す桃花に直はなにか言いたげでしたが、そこに神木から電話がかかってきます。
場面は変わり、直は神木と西岡から高級料理屋で接待をうけていました。
「ぼくにもっと甲斐性があれば妻を楽にさせてあげられる」と話す直に、神木は「だったら奥様を楽にさせてあげましょう。もう一部屋マンションを買うんです。住居用ではなく投資用に。」と提案したのです。
直は驚き、ローンを組んだばかりでお金に余裕がないと断りますが、フラット35を利用すればローンが組めますよと神木たちは引き下がる様子がありません。
直はフラット35を投資用不動産に使うのは違法だと指摘しますが、「裏技があるんですよ」と話す神木。
神木が提案した裏技は次のようなものでした。
1.登坂不動産で購入した西国分寺の物件を売りに出す 2.しかし、実際には売らず、書類上売りに出ていることにする(ミネルヴァ不動産と専任媒介契約を結べば問題なくできる) 3.その上でフラット35をつかって埼玉県大宮にある物件を購入する 4.夫婦で大宮の物件に住んでいる振りをする(住民票を移す) 5.投資目的でフラット35を使ったことにはならない |
そして、大宮のマンションはフラット35を使えば月々12万円の返済になること、それを賃料17万円で貸し出せば5万円、年間で60万円の儲けになると直に伝えたのです。
さらに神木は「元の返済に充ててもいいし、趣味に充ててもいい」、「不安になる気持ちはわかるが、なにかあったら売ってしまえばいい。買ったときより高値で売れますよ」と続けます。
日が変わり、場面は登坂不動産へ。その日、月下は永瀬と十影を引き連れて、くだんのラーメン店へと足を運びます。
ところがそこには「閉店」の文字。
慌てふためいて店内に入る月下の目の前には、ラーメンの調理道具を片付ける店主の姿がありました。
そしてそこに、ミネルヴァ不動産の花澤涼子が現れたのです。
その様子を見ていた永瀬は「ハイエナ店舗仲介か」と呟きます。
「潰れそうな死に体の店を巡り、いよいよというタイミングで『店じまいするなら負担を減らしますよ』と声をかける。
そしてこの時点でもう次の店子を見つけており、食器や厨房機を新しい店主に売って、コンサル料として家賃の2-3か月分をゲットする手法だ」と語るのでした。
話を聞いて憤る月下に花澤は「あなたのカスタマーファーストは偽善よ」と一笑します。
永瀬先輩は違いますよねと問いかける月下でしたが、そこに風が吹き、永瀬も「思ってるに決まってんだろ、このド素人が!偽善中の偽善、相手のことは1㎜も考えず、自分の考えを無理矢理押しつけているだけ。まさしく妖怪カスタマーファーストだ」と畳みかけるような言葉を放ってしまったのです。
呆然と立ち尽くす月下に花澤は「お店を畳むには解体費など、かなりのお金がかかる。でも、次の同業種の店子が見つかっていれば設備や什器がついたまま、売買または賃貸借に回すことができる(居抜き)。費用負担も軽減できるの。」と説明します。
それを聞いていた永瀬も、「ハイエナ仲介は言葉は悪いけど、地道な努力が必要。時間をかけて店主と信頼関係を築いていく。そして成約にこぎ着けるまでかなりの労力と交渉力が問われるんだ。今回河原さんのことを考えていたのは月下より花澤さんと言わざるを得ない」と諭したのです。
後日、永瀬の元に「永瀬さん助けてください!僕はミネルヴァ不動産に騙されたのかもしれません」と直が駆け込んできました。
事情を知った永瀬はミネルヴァ不動産に乗り込み、神木に話があると申し出ます。
「なぜ若村さんを騙した?」と神木に詰め寄る永瀬に、「投資用に売っただけだ」と応える神木。
それを聞いた永瀬は「よく言えますね?大宮の3,800万円のマンション、17万で貸せば5万の利益がでると説明したそうですが、この地域の相場を考えたらそんな家賃で借り手がつくわけがない。それがわかっていて売りつけるなんて!」と怒りをあらわにします。
また、投資目的でのフラット35の利用は融資契約違反であること、ビタースイート西国分寺を売りに出したフリをさせているけれど、大宮の不動産は虚偽の申告でフラット35の審査を通過したことになる、よってミネルヴァ不動産もタダでは住まないと続けます。
しかし、神木は不適に笑いながら「表沙汰になったら大打撃だが、若村さんはうち以上の致命傷を負うだろうな。フラット35の契約違反は融資金額の一括返済になる、一括返済を求められたら夫婦揃って路頭に迷うだろう」と話したのです。
そして、神木は住宅金融センターの本部に電話をかけ、それを永瀬に手渡します。
「さあヒーロー不正を見つけたと報告しろ。全てを正直に話せばお前の友人は地獄に落ちる」と永瀬を問い詰める神木。
永瀬は必死に電話を切ろうとしますが風が吹き、フラット35の不正があったことを伝え始めてしまいます。「さあいえ、ヒーロー。おまえの口で友人を地獄にたたき落とせ!」と煽る神木と、必死に風邪に抵抗する永瀬。
やっとの思いで腕を伸ばし、永瀬は電話を切ることができました。
疲れて息が上がる永瀬に「不正を見逃したおまえも共犯だな、正直営業が聞いてあきれる」と立ち去ろうとする神木。
「そんなやりかたしてたら、あんた地獄に落ちるぞ」と息も絶え絶えに吐き捨てる永瀬に、「地獄?上等だよ。落ちたら地獄の住民にタワマン売りつけてやる」と神木は言ってのけるのでした。
登坂不動産では若村夫妻が永瀬のもとを訪れ、桃花が「永瀬君、どうしたらいいかな?」と困った顔で尋ねます。
永瀬は「今の状態は違法に借りた住宅ローンになる。下手をすれば刑事告訴や民事裁判、最悪の場合、逮捕される可能性もある。回避するには西国分寺の物件を売って大宮に住むか、フラット35で受けた3,800万円の融資、これを一括返済するしかない」と伝えます。しかし、若村夫妻に一括で返済できるだけの資金的な余裕はありません。
もはや完全に行き詰まってしまった永瀬の前に、登坂不動産の藤原が現れます。
藤原は若村夫妻に名刺を手渡すと、「大宮の物件を買ってくれる人をご紹介しましょうか?」と切り出したのです。
3,800万円そのままの金額で売ることは当然難しいものの、若村夫妻はその話に乗ることに。
永瀬は藤原に借りができてしまいます。
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最終的に藤原が永瀬の前に現れたことで、若村夫妻は難を逃れることができました。
今回ご紹介した第四話は「フラット35」がキーワードとなるエピソードでした。
フラット35は全国に300以上ある民間金融機関と住宅支援機構が提携してできた、最長35年の固定金利型住宅ローンのことです。
先ほどメリットとデメリットについてはお伝えしましたが、フラット35は民間の住宅ローンと比べ、転職したての人や自営業の人であっても審査に通りやすい点が大きなメリットといえます。
ただし、今回のエピソードでは直が大手流通会社に努めており、安定した収入が見込めることから民間の住宅ローンでも十分に融資が受けられる可能性があったと考えられます。
フラット35か、民間の住宅ローンか、どちらが適しているかは個々が置かれた状況によっても異なります。
家を購入するにあたり、住宅ローンで悩んでいる方は家を買う目的や予算を明確にした上で、フラット35と他の民間ローンをじっくりと比較検討することを意識しましょう。
また、ドラマでも再三伝えられていましたが、フラット35の投資利用は犯罪である点に注意が必要です。
参考:【フラット35】の不適正利用に巻き込まれないために|住宅金融支援機構
万が一ローンを不正に利用したことがバレれば、住宅金融融資機構から融資の残債務について一括返済が求められるほか、最悪の場合は逮捕ともなりかねません。
自分の身を守るためにも、甘い誘いに乗らないよう、十分に気をつけるようにしましょう。
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元信託銀行員。宅建士・ 2級FP技能士をはじめ、複数の金融・不動産資格を所持。それらの知識をもとに、「初心者にもわかりやすい執筆」を心がけている。2児の子育て中でもあり、子育て世帯向けの資産形成、女性向けのライフプラン記事を得意とする。
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