不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/09/03

    この相談は、「バレるかどうか」を聞いているので、そこを説教っぽく外さない方がいいですね。
    実務的には、銀行が把握する可能性は普通にありますし、
    「1年間だけ」「友人だから」「海外赴任中だけ」
    という事情だけで住宅ローン契約上問題なくなるわけではありません。

    その趣旨を正面から答えるなら、こうだと思います。

    結論からいうと、銀行に分かる可能性はあります。

    そして、「1年間だけ」「友人に貸すだけ」「海外にいる間だけ」という期間や相手の事情だけで、
    住宅ローン上問題なくなるわけではありません。

    住宅ローンは基本的に「自分が住むための住宅」を前提とした融資です。

    そのため、住宅ローンを借りているマンションを第三者に賃貸するのであれば、
    まず確認すべきなのは「銀行がその賃貸を認めているか」です。

    銀行によっては、転勤などやむを得ない事情で一時的に本人が住めなくなった場合について、
    事前に相談・届出をすることで認める場合があります。

    一方で、銀行の承諾なしに賃貸へ出すことを住宅ローン契約上認めていない場合もあります。

    ですから、「1年間だけなら大丈夫」「海外赴任だから問題ない」と自己判断するのは危険です。

    「友人から家賃をもらって、そのお金を住宅ローンの返済に充てる」という点も、
    銀行から見れば特別な話ではありません。

    問題なのは、家賃を返済に使うことではなく、
    住宅ローンを利用している物件を第三者に貸すこと自体です。

    また、「銀行にバレるか」という点については、絶対に分からないとは言えません。

    例えば、郵便物や住所関係、固定資産税関係、管理会社・管理組合とのやり取り、
    住宅ローンの契約内容の確認、銀行側の確認など、
    何らかのきっかけで実際の居住状況が分かる可能性はあります。

    特に、賃貸借契約を正式に結んだり、管理会社を通して賃貸したりすれば、
    第三者が居住していることが分かる可能性は当然高くなります。

    そして、仮に銀行に分からなかったとしても、「バレなければ問題ない」という話ではありません。

    住宅ローン契約に違反していた場合、後になって発覚したときに、
    銀行から契約違反として対応を求められる可能性があります。

    金融機関によっては、住宅ローンではなく投資用・賃貸用ローンへの借り換えを求められたり、
    場合によっては残債の一括返済を求められたりする可能性もあります。
    実際の扱いは、契約内容と金融機関によって異なります。

    今回のように
    「家族で海外に1年間住み、その後日本に戻ってきて自宅として使う」という事情であれば、
    むしろ隠れて貸すより、銀行に事情を説明して確認するのが一番いいと思います。

    「海外に1年間滞在する予定で、その期間だけ友人に賃貸したい。
    その後は自分たちが戻ってきて再び居住する予定です」
    と正直に相談してみてください。

    銀行が認めてくれるのであれば、それに従って賃貸すればいいですし、認められないのであれば、
    ・賃貸しない
    ・別のローンへの変更が可能か確認する
    ・売却する
    など、別の方法を考えることになります。

    特に今回、「また戻ってくる予定」ということがはっきりしているのであれば、
    銀行に相談する材料としては悪くありません。

    ただし、最終的に認められるかどうかは金融機関と住宅ローン契約によります。

    ですから、「1年間だけなら銀行にはバレませんか?」というより、
    「海外滞在中の1年間だけ友人に貸したいのですが、
    現在の住宅ローンのまま認めてもらえますか?」と銀行に確認するのが正しい聞き方です。

    私なら、わざわざ銀行に隠れてまでやることはおすすめしません。

    一時的な海外滞在という事情があるのであれば、
    正直に相談して認めてもらえる可能性を確認する。

    これが一番余計なリスクを残さない方法だと思います。

  • 私が回答します

    投稿日
    2026/09/03

    住宅ローンで購入したマンションを銀行に無断で賃貸した場合、「転送不要」で届く銀行からの郵便物が宛先不明で差し戻されることや、住民票の移転などがきっかけで、高確率でバレてしまいます。

    住宅ローンは「本人が住むこと」が条件のため、無断賃貸は契約違反となり、最悪の場合はローン残高の一括返済を求められるリスクがあります。

    しかし、「海外赴任」というやむを得ない事情がある場合でかつ、期間が限定されている(あらかじめ決まっている)場合には、銀行へ事前に相談すれば、住宅ローンのまま一時的な賃貸を認めてもらえるケースが多くあります。

    銀行に隠してあとから大変なことになるよりも、銀行に認めてもらい正々堂々と友人に貸すことをおすすめします。

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