不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/08/01

    海外在住の売主様との売買自体は珍しいことではありませんし、
    代理人が契約を行うケースも実務ではよくあります。
    そのため、「代理人だから危ない」ということではありませんので、
    その点は安心していただいて大丈夫です。

    ただし、経験上いくつか確認しておきたいポイントはあります。

    まず一番大切なのは、その代理人が正式な権限を持っているかどうかです。
    委任状や印鑑証明書など、代理権を証明する書類を不動産会社が確認しているはずですので、
    その点は契約前に確認しておくと安心です。

    また、海外にお住まいだと、書類の郵送や署名・押印の手続きに時間がかかることがあります。
    契約日や決済日が通常より少し余裕を持ったスケジュールになることもありますので、
    引越しや住宅ローンの予定がある場合は、
    無理のない日程になっているか確認しておくと良いでしょう。

    住宅ローンを利用する場合も、決済日までの流れを事前に整理しておくことが大切です。
    海外とのやり取りで書類が遅れることはありますが、
    不動産会社や司法書士が段取りを組みながら進めることがほとんどです。

    私が実務で気にするのは、代理人が契約することよりも、
    「いつまでに何の書類が揃うのか」「決済日に確実に所有権移転ができる状態なのか」
    という点です。
    そこがしっかり管理されていれば、通常の売買と大きく変わることはありません。

    気になることがあれば遠慮なく担当者に、
    「代理権の確認は済んでいますか」「決済までに必要な書類はすべて揃う予定ですか」
    と聞いてみてください。
    経験のある仲介会社であれば、そのあたりも含めてきちんと説明してくれるはずです。
    むしろ、その説明が分かりやすいかどうかが、
    安心して取引を任せられる会社かを判断する一つのポイントになると思います。

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