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REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2019/04/27

    マンションナビ運営事務局

    マンションリサーチ株式会社

    • 30代
    • 東京都
    • マンションナビ運営メンバー

    中古マンション購入の場合、賃貸マンションと比べて付属設備の補修にかかる費用負担に違いが出てきます。

    マンションの所有者となった場合は、例えば入居時からついていた給湯器が壊れても“自分の持ち物が壊れた”という扱いとなり、自己負担となることがほとんどです。この負担責任については、設備の不備を知っていて購入したか、売り主からの説明がなく不備を知らずに購入したのか、がポイントになります。例えば給湯器の不備があるのを知っていて中古マンションを購入し、しばらくしてから管理会社に直してほしいといっても、『不備も承知で契約したのだから、自分で直してください』と言われてしまいます。

    マンション購入時にすでに耐久年数を過ぎている設備なら当然保障なども効きませんし、新しくても前のオーナーさんが自費で取り付けた設備なら保証書なども残っていないでしょう。

    一般の契約では契約前に売主から必ず受け取る「付帯設備表」があります。これは売主が物件の設備の状態について、自ら確認して作成するものです。トラブルを未然に防ぐ為にはこの表に目を通し、自分が購入しようとしている物件の設備の状態を必ず確認しましょう。

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