不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/12/10

    佐脇孝明

    株式会社サワキタ不動産

    • 60代
    • 千葉県
    • 男性
    • 不動産会社

    ご相談者様はまだ30代ですから、終の棲家とは考えず家族構成が変わったり、仕事が変わったりした時など適宜お住み替えをされたほうがいいのではないかと思います。

    戸建てとマンション、マンションは立地がいいところに多く、戸建ては駅からやや離れていることが多いです。リセールバリューは駅近の方がいいですが、投資額が大きく面積が狭くなりがちですので、一長一短です。

    売却に際しては、より高く売れた方が良いかと思いますが、場合によっては早さを求められるケースもあります。そういったケースはあまりよくない理由での売却が多く切羽詰まっているため、うべかりし利益を受けられないということも少なくありません。もし、ということよりもその原因の発生こそ防ぐべきかと思います。

    前向きな売却というもの当然あります。家族の変化、転勤、転職等ですね。現時点で判明しているのは家族の変化(子供の成長)でしょう。部屋数が不足するというのは、転居の理由の大きな原因の一つです。

    一つの選択肢として、お子様の成長に合わせて、部屋数が多いが価格下落があまり大きくない中古戸建というのもありかなと思います。
    戸建ての場合大半が木造ですが、木造建築の耐用年数は22年です(償却期間)。22年で住めなくなるわけではなく、あくまで中古評価の基準となる年限です。22年経過すると基本土地値だけになり経年劣化による減価はなくなります。土地は減価しないので、価格は下がりにくくなります。

    一方マンションの場合、はRC造(鉄筋コンクリート造)で、耐用年数は47年です。中古でもまだまだ減価は続きますし、建物と土地の比率は建物比率が大きいため、47年経過するころには比率の小さい土地値だけになります。ただ、立地はマンションの方がよい場合があり、東京近郊だと減価を考慮してもマンションの方が残価が高くなる可能性はあります。ケースバイケースですね。

    売却のしやすさはマンションに軍配が上がります。同じ棟での売却事例が参考になりますので、購入者にとってわかりやすいのです。ただ、戸建ての場合リフォームがしやすくそれによるバリューアップも可能です。

    ご検討の地域について、マンションの新築・中古の状況、戸建ての新築・中古の状況を比較してみるのが一番わかりやすいかと思います。

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/11/25

    長岐 大輔

    有限会社山地不動産企画

    • 40代
    • 北海道
    • 男性
    • 不動産会社

    ご相談内容拝見致しました。

    戸建の場合は、修繕費はかかってくることはありますが
    管理費はかからないと思いますがいかがですか。

    毎月の住宅ローンと管理費+修繕積立金+駐車料は分譲マンションですと
    掛かりますので、けっこうなご負担になろうかと思います。

    どちらも掛かるのは固定資産税です。
    将来的なことをお考えでしたら、戸建で平屋が宜しいのではないでしょうか?

    売却する場合の手続きに差異はないと思います。

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/10/31

    加藤博一

    (有)山地不動産企画

    • 40代
    • 北海道
    • 男性
    • 不動産会社

    マンションは維持費も高く、固定資産税もなかなか下がりません。
    戸建の方が良いと思います。

    土地建物の持分が全部自分のものになりますし、築年数が経過すれば税金も安くなります。
    区分マンションは持分が決められているので、極端ない方をすれば空中にお金を払っているようなものです。

    都心のマンションであれば資産価値を考えると考え方が分かれますが、そうでなければ戸建をお勧めします。

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/10/31

    角田浩崇

    イエステーション博多店 (株)コムハウス

    • 30代
    • 福岡県
    • 男性
    • 不動産会社

    はじめまして。イエステーション博多店 ㈱コムハウスの角田と申します。

    マンションと戸建てのどちらを選ぶかは、ライフスタイルや将来の展望によって異なりますので、それぞれのメリット・デメリットを確認しながら考えていくのが良いと思います。
    以下、特に30代で小さなお子様がいらっしゃるご家族が考慮すると良いポイントを
    整理してみました。

    1. 管理費・修繕費
    マンション:共用部分の管理や修繕費用が定期的にかかります。通常、毎月の管理費と積み立て修繕費があり、将来的に修繕費の増額があることも考えられます。ただ、建物全体のメンテナンスが定期的に行われるため、自分でのメンテナンス負担が軽い点はメリットです。
    戸建て:管理費のような毎月の固定費は基本的にかかりませんが、外壁や屋根の修繕費などは数年ごとに必要になります。将来的なメンテナンス計画と費用積み立てが必要になりますが、支出のタイミングをある程度自分でコントロールできる点は利点です。

    2. 住み心地とスペース
    ・マンション:一般的に戸建てよりも立地が良く、駅や商業施設に近い場合が多いです。また、セキュリティや共用施設が整っていることもあります。ただし、間取りや広さによっては、スペースは限られるため、お子様が成長するにつれて手狭に感じるかもしれません。
    ・戸建て:スペースの自由度が高く、庭や駐車場があることが多いため、子育てには向いている面があります。例えば、子供が外で遊んだり、家の間取りを自由に変えたりすることも可能です。将来的に夫婦二人になった際に広すぎるかもしれませんので、スペースを有効活用する等の工夫をする必要が出る可能性があります。

    3. 将来の売却と流動性
    ・マンション:比較的売却がスムーズで、特に都心や人気エリアであれば、将来的な価値が維持されやすいと言えます。ただし、管理組合との手続きや購入希望者が管理費や修繕積立費をどう見るかが影響するため、売却時の手続きや価格設定には注意が必要です。
    ・戸建て:立地によりますが、戸建ては土地の価値が維持されやすく、特に駅近や利便性の高いエリアでは資産価値が安定しやすいです。ただ、戸建ては土地と建物を別々に評価されるため、建物が古くなると売却価格に影響が出ることもあります。手続き自体は比較的シンプルですが、築年数が進んでいる場合は売却がやや難しくなるケースもあります。

    4. 生活と将来の変化に合わせた柔軟性
    お子様が高校生くらいになるまでは、家族で広々と使える戸建ての方が利便性が高いと考えられますが、将来的に転居や売却も視野に入れているなら、次のような考慮も良いかもしれません。
    ・マンション:アクセスの良い都市部や通勤通学に便利な場所を選べば、将来的に賃貸や売却しやすいケースが多いです。
    ・戸建て:より広いスペースで子育て環境を整えたい場合、駅近や人気エリアの戸建てであれば売却も見込みやすいですし、長期的な居住にも向いています。

    【結論】
    お子様が成長し、高校生になるまでの居住を重視するなら、駅近や便利なエリアでの戸建てを検討しても良いでしょう。今後の資産価値や売却のしやすさも考慮すると、立地に重点を置いた物件選びが重要です。一方、家族の人数や住むエリアにこだわりがある場合には、管理が比較的容易で利便性の高いマンションも良い選択です。

    以上、参考になれば幸いです。

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