不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/01/07

    佐脇孝明

    株式会社サワキタ不動産

    • 60代
    • 千葉県
    • 男性
    • 不動産会社

    2世帯ということは、構造は木造でしょうか。鳴き声が漏れますね。
    ペット禁止アパートがペット可能に変わることはまあまああります。変わる際には、ペット不可で入居してきた人とペット可で入居してきた人が混在することになりますので、その時期を乗り越えたということです。

    しかしです。管理会社は気軽にペット可にしろと言ってきますが、部屋のダメージも結構あります。原状回復費用を考えると、一概にペット可がいいとは思えません。

    それ以外に訴求するポイントがありませんか。例えば、キッチンの入れ替えはどうでしょう?賃貸住宅の住設って、お風呂とキッチンぐらいしかありません。エアコンは常識化しているので差別化は無理でしょう。ファミリー向けであれば4年程度の入居期間は見込めますので、48カ月で回収する計算で賃料を上げてもいいのではないでしょうか。
    一例としてキッチンを挙げましたが、工夫はいろいろできますよ。

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/12/31

    奥林洋樹

    H.L.C不動産コンサルティング

    • 50代
    • 北海道
    • 男性
    • 専門家

    ご相談を拝見しました。

    確かに、ペット可物件にすることで需要が生まれ、入居者が現れる可能性はあるでしょう。問題は相談者様が心配されているとおり、ペットを飼育されていない方との兼ね合いです。これは、相談して了解を得るほかないでしょう。

    理論的には、同一のアパート内でペット可物件と不可物件が混在することはありえます。しかし、鳴き声や臭気などに関し、ペットを飼育されていない居住者や近隣の方が不快に感じた場合、相隣トラブルや迷惑行為を根拠とした損害賠償が請求される可能性が高まります。

    特に、現居住者がペット不可であることを重要視して部屋を選んでいた場合には可能性が高くなるでしょう。

    先述したように、理論的には現住人の承諾を得ずペット可にすることは可能で、承諾が必須とまではいえません。しかし、その後におけるトラブルを回避する意味でも、予め承諾を得る(承諾書は書面で)、あるいは退去するタイミングで変更する配慮が必要でしょう。

    以上、参考になれば幸いです。

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