不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/02/27

    佐脇孝明

    株式会社サワキタ不動産

    • 60代
    • 千葉県
    • 男性
    • 不動産会社

    投資のタイミングということは、値幅取りを狙って、とのことですよね。不動産のように、流動性が低く、ビッドオファーのスプレッドが大きい商品は、値幅取り(スペキュレーション)に向いていません。また、業として値幅取りとする場合には宅建業免許が本来必要です。
    一方、大家業はスペキュレーションではなく投資(インベスト)と定義されます。宅建業法でも免許は必要とされていません。

    と、基本的なところはその通りですが、一般的に買って損しない時期は何時か、という非常に大雑把な捉え方をして回答を検討してみると、
    ・以前に比べて今は不利
    ・将来有利になるとは限らない。
    ・有利になるとしても、1年2年で変わるとも思えない
    ・有利になる時期は銀行融資が閉じている時期でもあるので、事前から銀行開拓が重要
    です。

    ただ、不動産投資は区分マンション投資だけではありません。手を出しやすいというのもあり、区分マンションから始められる人が多いのですが、苦戦している人も多いのです。
    その大半は、勉強不足と経験不足に原因があります。これは他の投資でも同じです。
    初心者は、投資本の乱読から始まり、セミナー(主催者が、不動産会社、コンサルタント、大家系)にいくつも出席し、懇親会(こちらの方が重要)に参加すること、1年間は投資を考えている地域の募集条件や、掲載落ち(売れた、入居者が決まった、あきらめた)を見る、などが必要です。

    不動産投資は、失敗すると大きな痛手を被りますので、事前の準備と心構えが非常に重要です。

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