不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/05/06

    結論から言うと、事前審査が通って本審査で落ちることは普通にあります。珍しい話ではありません。

    そしてもう一つはっきりさせておくと、「どこでも通ります」はあくまで現場の感覚値であって、確約ではありません。

    ■ なぜ本審査で落ちるのか

    事前審査はざっくりした確認、本審査は詳細チェックです。

    本審査では例えば、

    信用情報の細かい履歴
    他の借入の実態
    物件の評価(担保価値)
    勤務先や収入の安定性

    より厳密に見られます

    なので、事前OK → 本審査NG
    ここは普通に起こり得ます

    ■ 不動産会社の「通ると思う」はどこまで信用できるか

    これは少し冷静に見た方がいいです。

    あくまで“過去の事例ベースの予想”です

    同じ年収帯で通っている人が多い
    借入額的に無理はなさそう

    このレベルの話であって、金融機関の最終判断までは誰にも分かりません

    ■ 他の銀行はどうか

    ここが一番大事です。

    銀行ごとに審査基準は全く違います

    A銀行はNGでもB銀行はOK
    これは実務上よくあります

    なので今回のケースも、他行で通る可能性は十分ありますし、逆に同じく落ちる可能性もあります

    ■ 次にどう動くべきか

    ここはシンプルです。
    すぐに次の銀行に当たるべきです

    理由は、

    すでに購入契約をしている可能性が高い
    住宅ローンには期限がある
    待っても状況が良くなるわけではない

    時間を空けるメリットはほぼありません

    ■ 「間隔を空けた方がいいのか?」について

    よくある疑問ですが、短期間で複数行に審査を出すこと自体は問題ありません

    ただし注意点として、同時に何十行も出す→ これは逆に印象が悪くなる可能性あり
    現実的には2〜3行ずつ順番に当たるのが無難です

    ■ 結論
    事前審査OKでも本審査NGは普通にある
    不動産会社の「通る」はあくまで予想
    銀行ごとに審査基準はバラバラ
    他行で通る可能性は十分ある
    時間を空けず、すぐ次に動くべき

    少しだけ本音を言うと、住宅ローンは「属性が良ければ必ず通る」というものではなく、“どの銀行の土俵に乗るか”で結果が変わる世界です。

    今回の状況も、「ダメだった」ではなく、「その銀行とは相性が合わなかった」くらいに捉えるのが現実的です。

    段取りよく当たっていけば、十分にリカバリーできるケースなので、ここは止まらず進めるのが一番です。

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