不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/01/31

    佐脇孝明

    株式会社サワキタ不動産

    • 60代
    • 千葉県
    • 男性
    • 不動産会社

    かなり選択肢が限られます。銀行では北日本銀行やトマト銀行が対応してますが、営業範囲外でしょう。日本住宅ローンか住信SBIネット銀行ぐらいしかありません。地元の信金や信組等でもしかすると住宅ローンに組み込める商品があるかもしれません。

    例えば、車のローン200万円が4年で借りていた場合は年あたり100万円+利息ですが、30年で借りれば年あたり6.7万円+利息ぐらいに低下しますので、車部分だけの負担は大幅に減ります。
    ただし、家は30年後でも残っているでしょうが、車はどうでしょう?買い換えていませんか。買い換えた場合、その車のローンと、売ってしまった車のローンと2重に払い続けることになります。

    住宅ローン控除の対象となるかは、かなり微妙なようです。住宅ローン控除はあくまで住宅購入にかかる部分ですので、融資残高を住宅ローン部分とそれ以外に分離しなくてはいけません。金融機関や税務署次第であったりしますので、問い合わせてみてください。

    審査は厳しくなる傾向があります。既存の借り入れの影響については、普通の住宅ローン審査でも返済比率として勘案します。

    長期的なリスクで言えば、上述の自動車のように、二重ローンになってしまうケースがあります。また、サービスは終了してもローンは払い続けないといけないという場面も出てくるでしょう。
    しかし、現在はインフレ期の走りです。価値が下がるローン(貨幣)を借りて、価値が上昇する家(モノ)に投資する行動は経済原則通りなので、リスクよりもリターンが勝っているんじゃないかと思います。

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