不動産のお悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2019/05/21

    マンションナビ運営事務局

    マンションリサーチ株式会社

    • 30代
    • 東京都
    • マンションナビ運営メンバー

    このような場合、「ホームインスペクション」の制度を用いるのがよいでしょう。住宅に詳しいホームインスペクター(住宅診断士)が、「住宅の劣化度」「欠陥の有無」を調査・アドバイスしてくれる制度です。

    住宅診断の方法としては、目視でおこなう1次診断と、機械を使用して詳細に診断する2次診断があります。一般的な費用としては、1次診断がおおよそ5~6万円、2次診断で10万円程度でしょう。またホームインスぺクションをおこなう際には、事前のオーナー許可が必要ですので、注意が必要です。住宅診断について詳しく知りたい方は、日本ホームインスペクターズ協会の診断項目を確認してみましょう。

    さらに2018年4月より中古住宅の取引時には、ホームインスぺクションについて「告知」することが義務化されました。(「実施」は義務ではありません。)なお、新築の際には告知義務もありません。新築住宅は、10年間の保証が義務づけられ、安全と判断されているからです。ホームインスペクションの実施は義務ではありませんが、想定外の出費をおさえ、これから長く住む家の安全性を確認できるので、やっておくのが賢明でしょう。

以下の記事もよく読まれています