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REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/02/28

    奥田 哲央

    不動産工房/株式会社グランクルー

    • 30代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社

    関東圏で複数の不動産を所有されているとのこと、投資に対するご関心が深く、素晴らしいですね。
    京都で投資用物件の売り出しが増えている理由について、以下の4つのポイントからご説明いたします。

    1.不動産価格の高騰と売却益の確保
    近年、京都の不動産価格は観光需要の回復や都市開発の進展により上昇を続けており、特にインバウンド再開後は物件価値が一段と高まっています。
    このため、「今が売り時」と判断した投資家が売却に踏み切るケースが増えているのです。

    2.民泊需要の高まりと投資機会の拡大
    京都は世界的な観光都市としての地位を確立しており、民泊需要が急速に回復・拡大しています。
    特に簡易宿所許可を取得済みの物件は希少価値が高く、投資対象として注目されています。
    また、民泊事業に対応した物件は、他の用途にも転用可能な柔軟性があるため、運用益を最大化したい投資家から人気を集めています。

    3.景観規制と供給制限による希少性の向上
    京都市は厳しい景観条例により新築物件の供給が制限されています。
    そのため、既存の投資用物件には希少性が生まれ、売買市場が活発化しています。

    4.賃貸需要と管理コストの変化
    一方で、大学生や転勤者などの賃貸需要は一定数維持されていますが、建物の老朽化による管理コストの増加を懸念し、売却に踏み切るオーナー様も増加傾向にあります。

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