不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/04/13

    奥田 哲央

    不動産工房/株式会社グランクルー

    • 30代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社

    お住まい探しは人生の大きな決断です。
    条件やお気持ちをしっかり整理されていて、素晴らしいスタートを切られていると思います。
    以下、ご質問への回答とアドバイスです。

    ■「買ってはいけないエリア」について
    ※厳しめにお伝えしますが、大切な判断材料になるはずです。

    災害リスクが高いエリア
     → 地盤が弱い、液状化や浸水のハザードマップで真っ赤な地域は避けるのが無難です。
     (例:江東区・江戸川区などの一部)

    治安に不安があるエリア
     → 夜間の雰囲気や交番数、犯罪発生件数は必ずチェックを。実際に歩いてみるのが一番です。
     (例:繁華街に近すぎる一部エリアなど)

    利便性はあるが、子育て環境が整っていない場所
     → 駅近でも道路が狭かったり、緑が極端に少ない地域は要注意です。

    ■大阪市鶴見区のような東京のエリアとは?
    鶴見区の特徴:
    ・公園が多く落ち着いた住宅街
    ・都心へのアクセス良好
    ・子育てファミリー多め

    これに近い東京のエリア例:
    杉並区(善福寺・阿佐ヶ谷周辺)
    世田谷区(桜新町・経堂・千歳烏山など)
    練馬区(光が丘・石神井公園)
    小金井市・三鷹市(自然が多く治安も良好)

    いずれも「地盤が強く」「治安が良く」「自然が身近」な点で共通しています。

    ■失敗しないエリア選びのポイント
    ハザードマップを必ず確認すること
     → 水害・地震・土砂災害、それぞれ確認を。

    平日の昼・夜、週末の様子を見に行く
     → 静かすぎる=寂れている、賑やかすぎる=治安の不安、の可能性あり。

    将来の街の発展性をチェック
     → 再開発エリアや人気が上がっている場所は資産価値の面でも◎

    ■最後に
    「今よりもっといいエリアがあったら最高」とのお言葉、まさにそのとおりです。

    東京は広く、探せば鶴見区以上に“暮らしやすく心地よい街”もたくさんあります。

    引っ越しは一大イベント。
    不安もあると思いますが、住まい探しを「楽しむ」気持ち、ぜひ大切にしてくださいね。

    ご納得のいくお住まい探しになりますよう、お祈りしております!!

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