不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/07/01

    ご相談を拝見しました。大変、お困りのようですので、ご質問に対しそれぞれ回答します。

    1. 利用実態の調査・確認方法

    民泊であれば、インターネットで民泊専用サイトをチェックすることで確認できます。同様に、イベントスペースとして利用されているか否かもネット検索が有効です。それ以外にも、自治体や不動産管理団体への確認で、実態を把握できる場合があります。

    2. 対応手段と窓口

    自治体の環境課や生活安全課などへ相談できるほか、騒音が深刻で近隣住民に多大な影響を及ぼしている場合には、警察へ通報するのも一つの方法です。しかしながら、騒音規制法は民間に対して適用されないため、迷惑防止条例などを援用して注意を促すに留まります。弁護士を通じて管理会社に働きかけるなどの対策を検討したほうが、効果は得られやすいかもしれません。

    3. 騒音対策や再発防止を求めるための有効な手続き

    管理会社、もしくは物件所有者に対し、正式な書面で苦情を申し立てるのが有効です。書面には、騒音が発生した日付や時間帯、騒音の具体的な程度、騒音発生により生じた影響などを詳しく記載することで、後々証拠としても利用できます。また、最終的な手段となりますが、裁判やADR(裁判外調停)の利用も有効です。

以下の記事もよく読まれています

無料で不動産の相談をする