不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/10/12

    はじめまして、イエステーション博多店・箱崎店 ㈱コムハウスの角田と申します。

    ご相談ありがとうございます。病気による休職で収入が減り、住宅ローンの返済が困難になるのは、決して珍しいことではありません。団信が使えないとなると、なおさらご不安だと思います。

    ただ、今の段階でできることは複数あります。早めに動けば、自己破産や任意売却を避けられるケースも多いので、順を追ってご説明します。

    ■結論:
    住宅ローンは「支払えない=即アウト」ではありません。
    銀行に事情を正直に伝えることで、返済の猶予・減額・一時停止などの救済措置を取ってもらえる可能性があります。

    ■あなたが今すぐできること(3ステップ)
    【ステップ①】まずは銀行(住宅ローンの借入先)に早急に相談
    金融機関の「ローン相談窓口」へ連絡し、今の状況(病気、収入ゼロ、団信適用外など)を説明。
    隠さず正直に話すことが大前提です。「まだ滞納していない」段階での相談が最も有利です。

    【ステップ②】可能な支援・制度を確認してもらう(具体的な方法)
    銀行側が提示してくれる可能性がある支援策には、以下のようなものがあります:
    ・返済猶予(元本据え置き):一時的に利息だけ払い、元本の支払いを停止する(数ヶ月〜1年)
    ・返済額の減額:毎月の返済額を収入に合わせて引き下げる(期間限定 or 長期)
    ・返済期間の延長:ローン期間を延ばして月々の負担を減らす(35年→40年など)
    ・ボーナス払いの停止:一時的または永久にボーナス返済をゼロに変更
    ・リスケジュール(条件変更):上記のような条件変更を正式に契約し直す

    ※これらは「リスケジュール(条件変更)」と呼ばれ、信用情報には一部記録が残ることもありますが、延滞よりはるかに軽い影響です。

    ■注意点・やってはいけないこと
    ・滞納してから相談する:信用情報に傷がつき、対応が受けられにくくなる
    ・カードローンなどで一時しのぎ:さらに返済が困難に。多重債務のリスク
    ・家族に何も相談せずに進める:最悪、任意売却や競売になる前に選択肢を広げておくべき

    ■万が一、返済が難しいまま回復の目処が立たない場合
    最終手段ですが、以下の選択肢もあります:
    ・任意売却:ローン残高より安く売却し、銀行と調整。競売よりはるかに有利
    ・リースバック:自宅を売却後、買主と賃貸契約を結び住み続ける方法
    ・自己破産、個人再生:債務整理の手続き。弁護士の相談が必須

    ■まとめ:今のあなたがとるべき具体的アクション
    1.借入先(銀行など)に「今の状況で返済が難しい」ことを正直に相談
    2.「返済条件の見直し」「返済猶予」「返済減額」が可能か確認
    3.公的支援制度(住宅金融支援機構・社協・自治体)をチェック
    4.今後の見通し(治療期間や回復後の収入)をざっくり整理しておく

    ご希望があれば、当社でのご相談も可能です。
    どうぞ無理せず、できることから一歩ずつ進めていきましょう。
    以上、参考になれば幸いです。

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/07/20

    ご相談を拝見しました。大変お困りの状況かと推察いたします。

    結論として、住宅ローンを延滞する前に借入先金融機関へ相談されることをお勧めいたします。コロナ禍時に金融庁から通達がなされた以降、金融機関は従来よりも柔軟に相談へ応じてくれるようになりました。

    金融機関の方針や見解によって異なりますが、一定期間の元金据え置きや返済期間の延長など、返済が可能となる方法について相談に応じてくれます。

    先述したように、延滞をしてしまうと相談に応じてくれる可能性が減りますので、そうなる前に相談へ赴くことが大切です。

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