不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/09/20

    ご相談を拝見しました。

    住宅を購入するタイミングや取得すべきか否かについては様々な意見があり、不動産取引を手掛けている私自身、どちらが良いと判断はできません。結局は人それぞれの取得理由や価値観に基づき、適切に判断する他ないのだと思います。

    相談者様が懸念されるように、住宅を購入するにあたっては物件価格や金利も重用な要素ではありますが、高齢者になると賃貸住宅に入居しづらいといった側面も考えておく必要があります。社宅で家賃補助が大きいのであれば、その恩恵を享受すべきとの考えも成り立ちますが、何らかの理由で離職した場合、あるいは定年退職した場合には転居が必要となります。その際、65歳を超えていると家賃保証会社の審査を通過できず、入居先を見つけることが困難となる可能性があります。

    住宅ローンの利用期間で多いのは35年、完済時年齢は85歳が一般的ですので、逆算すると50歳未満がその期間を利用できるリミットとなります。また、再雇用されても定年退職は70歳が上限ですから、退職後に問題なくローン返済を続けていけるのかも検討しなければなりません。

    さらに、健康に問題が生じ団信を利用できなくなった場合、一般的な金融機関で住宅ローンを利用できなくなる点にも留意が必要です。

    結論として、無理に住宅を購入する必要はありませんが、ご年齢やライフプランを踏まえると、住宅を購入しようと考えるなら今後5年以内には検討を本格的にしても良いでしょう。

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