不動産のお悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2019/02/16

    マンションナビ運営事務局

    マンションリサーチ株式会社

    • 30代
    • 東京都
    • マンションナビ運営メンバー

    土地家屋などの不動産は重要な資産ですので、これについての情報は国家機関が管理し公示することになっています。これを「登記」といいます。登記書類によって不動産の筆数、面積、担保設定状況などの重要な情報を誰でも知ることが可能です。

    不動産についての登記書類は法務局(または地方法務局、支局、出張所)に申請し有料で誰でも自由に取り寄せることができます。

    法務局では2種類の登記書類を扱っており、「全部事項証明書」と「現在事項証明書」があります。これらは調査の目的によって使いわけることが妥当です。「全部事項証明書」にはその不動産の所有者、担保設定などの過去の経緯も全て記載されています。これにはすでに転売や債務弁済などにより抹消された登記事項も含まれます。より多くの情報を得たい場合には「全部事項証明書」を取り寄せるのがよいでしょう。

    一方、現在時点で効力のある登記事項だけで事足りるときには「現在事項証明書」で十分です。

以下の記事もよく読まれています