不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/04/30

    結論から言うと、今のままの状態で住宅ローンを満額近く通すのは、現実的には厳しい可能性が高いです。

    まず前提として、住宅ローンの審査は「借りられるか」ではなく、“既存の借入を含めて無理なく返せるか”で見られます。

    今回の状況だと
    ・カードローン300万円(毎月4万円)
    ・その他ローン(約1.2万円)

    この時点で、返済負担はすでに発生しています。

    ここに6,000万円規模の住宅ローンを重ねるとなると、金融機関からはかなり慎重に見られるのが通常です。

    ■ 「まとめて住宅ローンにしたい」は基本不可
    住宅ローンはあくまで住宅取得資金のためのものなので、カードローンなどをまとめて借りることはできません。

    これは商品上のルールなので、ここはどうにもなりません。

    ■ 現実的な見え方
    少し率直に言うと、

    ・高金利のカードローンが残っている
    ・自己資金は返済に回さない前提
    ・そのうえで最大限借りたい

    この状態は、金融機関からすると資金管理の優先順位に違和感がある状態と見られやすいです。

    極端な話、同じ年収でも借入が整理されている人の方が評価は高くなります。

    ■ 考え方の整理(重要なポイント)
    ここで大事なのは、「借りるためにどう整えるか」です。

    今回で言えば
    ・ご両親からの1,000万円の贈与予定がある→ この資金をどう使うかがポイントになります。

    例えば
    ・カードローンの返済に充てる
    ・借入総額を圧縮する

    こうすることで、審査の通りやすさは大きく変わります。

    ※あくまで「借入を増やすため」ではなく、借りられる状態に整えるための考え方です。

    ■ 現実的な対策
    優先順位としては明確です。

    ① カードローンの整理(最優先)→ 金利も高く、審査にも大きく影響

    ② 借入額の見直し→ 6,000万円が本当に適正か再検討

    ③ 事前審査で現実ラインを把握→ 金融機関ごとに判断は変わるため

    ■ 少しだけ本質的な話
    住宅ローンは「通すこと」がゴールではありません。

    むしろ通ったあとに無理なく返し続けられるかが一番重要です。

    今回の前提は
    ・借入は多い
    ・自己資金は温存
    ・最大限借りたい

    という形になっていますが、このバランスは少し見直した方が安全です。

    ■ まとめ
    ・現状のままでは審査は厳しい可能性が高い
    ・住宅ローンで他の借入をまとめることはできない
    ・まずは既存借入の整理が重要
    ・借入額の見直しも検討すべき

    少し厳しめに聞こえるかもしれませんが、金融機関の判断もほぼ同じ視点です。

    逆に言えば、ここを整えれば通る可能性は十分あります。

    焦って進めるより、一度資金の組み立てを整理してから動く方が、結果的に良い条件で進められると思います。

  • 私が回答します

    堀部友隆

    株式会社サンクスホーム

    • 40代
    • 愛知県
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/05/01

    内容拝見させていただきました。
    住宅ローン審査は通るか不安な方は非常に多くいらっしゃいます!
    ご相談者様のように現在借入がある方はなおさらだと思います。
    今回のケースですとまずポイントになるのは現在組んでいるカードローンや無金利ローンの取り扱いがポイントになります。
    金融機関は返済比率という年収に対しての年間返済額を審査前に確認します。
    既存のカードローンと無金利ローンを残したままですと金融機関によっては返済比率が基準より高くなる可能性が高いです。
    そのため今回の場合は事前審査の段階で既存ローンは完済予定で審査することが良い条件での融資を取得するためには必要となります。
    そのため既存ローンは自己資金等で完済していただくと良いかと思います。
    また金融機関によっては諸経費も住宅ローンで借入する事は可能ですが、ご援助いただく1000万円については諸経費などに当てると贈与税の対象になるケースがありますのでご注意ください。
    詳しくは税理士や税務署にご確認いただくと安心です。
    ちなみに携帯電話のローンは遅延や滞納がなければそれほど心配する必要はありません。
    既存ローンや援助金がある場合は購入前からどの部分に資金を充当するか決めておかないと後々税金や借入できないなどあるため早めにご確認していただくことをおすすめしております。

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