不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/05/25

    まず整理すると、今回すでに“マンション売却自体は成立している”という点がかなり大きいです。

    つまり、

    ・買主と売買契約締結済み
    ・手付金受領済み
    ・引渡し待ち

    という状況であれば、専任媒介契約も、
    実務上はほぼ「その契約案件を完了させるための状態」に入っています。

    なので、今の段階で、「やっぱり別の不動産会社に変えたい」と思っても、
    既に成立している売買契約自体を、別会社へ移すことは基本的にはできません。

    売却は、その仲介会社経由で成立しているからです。

    そのため、法的にも実務的にも、今の売却案件については、
    そのまま引渡しまで進める形が一般的になります。

    一方で、お気持ちはすごく分かります。

    不動産って、最終的には“人”なので、
    担当者への不信感があると、引渡しまでかなりストレスになります。

    特に、住み替えは、

    ・残代金決済
    ・引越し
    ・次の購入
    ・ローン
    ・スケジュール調整

    など、全部が連動するので、担当との相性は本当に大事です。

    なので今回、現実的な対応としては、
    「担当変更を会社へ正式にお願いする」のが一番現実的だと思います。

    例えば、

    ・連絡対応への不満
    ・説明不足
    ・信頼できない点

    を冷静に伝えて、「このままでは不安なので上席や別担当へ変更してほしい」
    と会社へ相談するのは、全くおかしなことではありません。

    むしろ、会社側も、契約済案件で揉める方を避けたいので、対応してくれるケースはあります。

    逆に、今後購入するマンションについては、別会社へ相談すること自体は問題ありません。

    売却契約と、次の購入は別の話だからです。

    なので、

    ・今の売却引渡しは現在会社
    ・次の購入は別会社

    という形も普通にあります。

    ただ、もし今の担当が、住み替え全体のスケジュールを握っている場合は、

    ・売却引渡し
    ・購入契約
    ・仮住まい
    ・ローン段取り

    ここが噛み合わなくなるリスクもあるので、感情だけで切るより、
    “引渡し完了までをどう安全に終わらせるか”を優先した方が良いと思います。

    個人的にも、今回のケースは、「専任媒介を途中解約して他社へ切り替える」というより、
    「担当変更を求めながら安全に引渡しまで終わらせる」のが現実的に見えます。

    専任媒介は、売却活動中なら解約問題になりますが、
    今回はもう“契約成立済”なので、少し状況が違います。

    まずは感情的にぶつかるより、会社へ冷静に、
    「担当を変えてほしい」と相談するのが良いと思います。

  • 私が回答します

    金澤 寿一郎

    株式会社tento

    • 30代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/06/02

    株式会社tentoの金澤と申します。
    ご相談内容拝見しました。


    売却は無事に決まったものの、営業担当者様への不信感を抱えたまま、次の購入や5ヶ月後の引渡しを迎えるのは本当にストレスですね。
    これからの新生活に向けた大切なステップですから、信頼できるパートナーに切り替えたいと思われるのは当然です。


    結論から申し上げますと、すでに「売却の契約(売買契約)」が成立しているのであれば、現在の売却に関する「専任媒介契約」解約できません。担当を変更されるのが最もロスが少ないでしょう。
    やめるタイミングとしては、新しい購入先を探す会社については「今すぐ」他社で構いません。
    スムーズに会社を切り替えるためのポイントを整理しました。


    1. 売却の変更ができない理由
    売買契約が成立した時点で、今の不動産会社、買主様、そしてご相談者様の3者の間で法的な手続きが確定しています。
    契約の不可分性: 買主様を見つけて契約を成立させたのは今の会社であるため、引渡しまでの手続き(残金決済や登記の準備)を他社に引き継ぐことは制度上できません。そのため、5ヶ月後の引渡し完了までは、今の会社とのお付き合いを継続する必要があります。

    2. 今後の正しい立ち回り方
    売却の変更はできませんが、ご相談者様が受けるストレスを最小限に抑えるための現実的なアプローチは以下の2つです。
    ① 売却は「事務手続き」と割り切る: 今の担当者様が信用できない場合、連絡は必要最低限(メールなど形に残る方法)にし、引渡し日という「ゴール」に向けて淡々と事務的に進めるスタンスを取るのが一番安全です。
    ② 購入(次の家探し)は完全に切り離す: 売却の引き渡しは今の会社で行いますが、「次のマンションの購入」に関しては、今すぐ別の信頼できる不動産会社へ行って相談を始めて全く問題ありません。

    3. 次の会社へ伝えるべきこと
    新しく探す購入側の不動産会社には、最初に以下の事実を伝えてください。
    「現在の家はすでに売却契約が済んでおり、5ヶ月後に引渡しが決まっている」
    「売却側の会社が信用できないため、購入は御社にお願いしたい」
    これさえ伝えれば、新しい会社が「5ヶ月後の引渡し」にタイミングを合わせて、次の家をスムーズに買えるようスケジュールを組んでくれます。


    【まとめ】
    売却の引渡しだけは今の会社で完了させつつ、次の購入に向けた明るい未来の話は、今すぐ別の素敵な不動産会社でスタートさせましょう。
    不信感のある担当者とのやり取りは憂鬱かと思いますが、終わりは見えています。


    ご相談者様の住み替えが最高の形で叶うよう、心から応援しております!
    参考になりますと幸いです。

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