不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/05/25

    まず、それは不快に感じて当然だと思います。

    住みながらの売却は、売主側もかなり気を遣います。

    その中で、何も言わずに収納を開けられると、やはり気持ちの良いものではありません。

    もちろん、購入検討者側からすると、

    ・収納量
    ・奥行き
    ・使い勝手

    を確認したい気持ちはあります。

    実際、収納は生活イメージに直結するので、購入判断材料として見たい方はかなり多いです。

    ただ、だからといって、“勝手に開けて良い”とは別の話です。

    普通は、「開けてもよろしいですか?」と一言確認するのが、社会的なマナーだと思います。

    なので今回、モヤモヤした原因は、“収納を見たこと”より、
    “無断で開けたこと”なのだと思います。

    そして、そこは本来、仲介担当者が交通整理する部分でもあります。

    例えば、

    ・ここは開けないでください
    ・収納確認希望あれば声掛けしてください
    ・私物撮影NGです

    など、事前にルール共有しておけば、かなり防げる話でもあります。

    なので、今後については、遠慮せず担当者へ希望を伝えて大丈夫です。

    例えば、
    「この収納は見せたくない」
    「寝室収納は開閉NGにしたい」
    「私物エリアは見せないようにしたい」

    こういう指定は普通にできます。

    実際、住みながら売却では、

    ・納戸NG
    ・子供部屋一部NG
    ・クローゼットNG

    など、一定制限をかけるケースもあります。

    その代わり、ご相談者様も感じられている通り、確認できる範囲が減ると、
    多少成約率へ影響する可能性はあります。

    特に、「収納少ないのでは?」と不安に感じる買主もいるからです。

    ただ、これは程度問題です。

    全部NGだと厳しくなることもありますが、「一部だけ見せない」程度なら、
    そこまで大きなマイナスにならないケースも多いです。

    むしろ、売主様がストレスを抱えながら内見対応を続ける方が、
    結果的に負担が大きくなることもあります。

    なので、今回は、“どこまでなら許容できるか”を整理して、
    担当者へはっきり共有するのが良いと思います。

    例えば、

    ・収納確認したい場合は必ず声掛け
    ・売主不在時でも勝手に開けない
    ・見せたくない場所は事前共有

    ここまで決めれば、かなり気持ちは違うと思います。

    不動産売却は、買主側への配慮も大事ですが、同時に、“売主側の生活空間”でもあります。

    だからこそ、遠慮しすぎず、「ここは配慮してほしい」をきちんと伝えることは、
    全然わがままではないと思います。

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