不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/05/25

    これは、中古売買だとたまにある話なので、モヤモヤするお気持ちはすごく分かります。

    特に、内見時に「置いていく予定です」と聞いていると、
    買主側としては、当然それ込みの印象になります。

    しかも、エアコン3台となると、実際かなり大きいです。

    なので、あとから「やっぱり持っていきます」となると、
    騙されたように感じるのも無理はありません。

    ただ、ここで大事なのは、“最終的に契約書へどう記載されたか”です。

    不動産売買では、口頭説明より、

    ・付帯設備表
    ・売買契約書
    ・設備表

    の記載内容が優先されます。

    つまり、契約時に、「エアコンは撤去」という説明があり、
    設備表にも非対象や撤去記載があるのであれば、
    法的には、なかなか覆しづらいのが現実です。

    逆に、設備表に「残置」「引渡し」など記載があるなら、話は変わります。

    なので、まずは契約書類の確認が大事です。

    一方で、実務上、今回のように、内見時と契約時で話が変わるなら、「まだ検討中です」
    と説明してくれた方が、買主としては納得感ありますよね。

    なので、お気持ちとしては、かなり自然だと思います。

    ただ、個人的には、そこまで落ち込まなくても良い部分もあります。

    最近、「来年からエアコンが高くなる」という話をよく聞きますが、これは主に、

    ・省エネ基準変更
    ・電気効率規制
    ・原材料高騰

    などの影響です。

    特に、省エネ基準強化で、高性能モデル中心になりやすいと言われています。

    ただ、実際のところ、一般家庭では
    “超高性能モデルじゃなければダメ”というケースはそこまで多くありません。

    もちろん、断熱性能が低い家や、広いLDKでは性能差も出ますが、
    普通に生活する分には、標準的なモデルでも十分なケースはかなり多いです。

    しかも、エアコンは、性能が上がるほど本体価格も上がります。

    結果として、「電気代差額で元が取れるのか?」というと、実際には微妙なケースもあります。

    なので、2019年製3台が残れば確かにラッキーでしたが、逆に言えば、
    「自分達で必要な性能・価格帯を選べる」と考えることもできます。

    中古マンション購入は、どうしても、

    ・設備変更
    ・残置物問題
    ・細かい認識違い

    が出やすいです。

    だからこそ、今後は、「残る・残らない」を、必ず設備表で確認することがかなり大事になります。

    今回については、法的に争うというより、「少し残念な行き違い」として整理した方が、
    現実的には良いケースかなと思います。

    ただ、もしまだ決済前で、売主との関係も悪くないのであれば、
    「もし不要なら1台だけでも残していただけませんか?」くらい、
    柔らかくお願いしてみる余地はあるかもしれません。

    意外と、売主側が、「そこまで気にしていなかった」というケースもありますので、
    ダメ元で相談すること自体は、全然悪いことではないと思います。

以下の記事もよく読まれています

相談先を選択してください

個人情報保護方針に同意の上、送信ください。

相談テンプレート

住み替えを検討しています。下記物件を売りたいのですが、いくらで売れるでしょうか。
直接◯◯さんに相談したいです。

所在地:品川区〇〇
築年数:15年
間取り:3LDK
専有面積:72㎡
階数/総階数:8階/20階建
管理費・修繕積立金:25,000円/月
現在この物件に住んでいます。

無料で不動産の相談をする