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REAL ESTATE Q&A

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    渥美誠

    不動産専門家

    • 40代
    • 愛知県
    • 男性
    • 専門家
    投稿日
    2024/05/21

    新築価格が上がると購入が厳しくなっていくため、省エネ基準適合義務化は気になるニュースですよね。

    結論からいうと、省エネ基準適合義務化によって新築価格は上がると思っておいたほうがいいでしょう。

    省エネ基準適合義務化されると、外壁の断熱材を多くしたり、高断熱性の窓を設置したりしなければなりません。そのほかにも、高効率の空調や発光ダイオード照明の導入などが求められます。今までよりも、建築材料を多く使用しなければならないため、過去と同じ価格で建物を建てるのは難しいでしょう。

    ただ、どのくらい値上がりするのかは、正直いってわかりません。住宅の価格は省エネ基準適合義務化以外の要素にも影響を受けるからです。たとえば、建築資材を外国から輸入する場合、円安によって資材そのものの値上がりや輸送コストの上昇の影響を受けます。もし円高になって建築資材が安くなれば、省エネ基準適合義務化の値上がり効果を打ち消してしまう可能性も考えられます。

    しかし、現在は円安が止まる様子もなく、インフレが収まる傾向もありません。よって、省エネ基準適合義務化以外の要素を考慮しても、新築価格は2025年も上がっていくと推測されます。

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