不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/12/25

    佐脇孝明

    株式会社サワキタ不動産

    • 60代
    • 千葉県
    • 男性
    • 不動産会社

    日本の経済状況が過去30年間と変わってインフレ期に入ったと考えられますので、価格の上昇は続くと考えられます。高騰と言ってしまうと、「価格の上昇スピードが速すぎるので、いずれ減速、さらには下落する」というニュアンスが含まれますが、先ほど申し上げた過去30年時代の発想です。
    日本を除く先進国ではこの期間ずっと上昇している(経済発展しつづけている)ので、下がらなかったのです。今後、日本経済がかつてのように停滞を続けるのか、諸外国並みに発展を続けるのか、物件価格の推移が変わってきます。

    価格の下落が起きた場合をご心配されていますが、マンションはモノですので、かならず劣化します。その分価格の下落は必ず発生します。ただ、自動車などと違い、土地部分がありますので、下がっても土地部分が下支えをします。株式と違い、購入した時点の価格が損益分岐点ではなく、予測される価値の下落(減価償却)ラインが損益分岐点です。この点、不動産屋・投資家も含めて理解されていない方が大半なのでご注意ください。
    その減価償却分を上回って上昇しているのが、都市部の不動産です。ただ、一様に上昇しているわけではありません。出遅れしている物件(地域)を見つけることが、タイミングを計るより簡単です。まずは情報収集だと思います。

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/07/03

    奥林洋樹

    H.L.C不動産コンサルティング

    • 50代
    • 北海道
    • 男性
    • 専門家

    マンションの価格高騰が著しいことから、悩みはつきませんね。お気持ち、お察しします。

    私は30年以上、不動産業界に席をおいていますが、確実に良いタイミンといえる時期は未だに分かりません。投資であれば、様々な情報を取得したうえで適切だろうと思われる時期やタイミングを図ることが、ある程度は可能です。

    しかし、個人が不動産を購入する理由は利益を得るためではありません(将来的に売却して利益が得られたとしても、それは結果に過ぎません)何より大切なのは、相談者様が不動産購入を必要とする理由と、それを実現できるかどうかです。

    購入する必要性が高く、それを実現することが可能なら、相談者様にとってはその時が「最高のタイミング」なのでしょう。

    営業マンに「今が買い時です!」などと乗せられて購入すれば、結果的に失敗した際には騙されたと遺恨が残るでしょう。

    人任せにはせず、本当に必要か、住宅ローンの負担が過剰となり、生活に支障が生じない上限額は幾らなのかを検討し、ご自分で決断する必要があります。

    初めて住宅を購入される方は誰しも不安です。

    自分だけではないと考え、最適解を探されると良いでしょう。

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