不動産お悩み相談室
REAL ESTATE Q&A
- 投資
- 30代
- 男性
-
- エリア
- 東京都渋谷区
-
- 投稿日
- 2025/02/07
-
- 更新日
- 2025/02/13
- [3回答]
833 view
家賃保証付きの投資マンション、契約更新時の条件改悪を回避するには?
現在、家賃保証(サブリース)付きのワンルームマンションを運用していますが、もうすぐ契約更新のタイミングです。
管理会社から「家賃保証額を見直したい」と言われ、減額の可能性があるとのことでした。
もし減額交渉された場合、対抗する方法はありますか?
このまま家賃保証契約を続けるべきか、それとも直接賃貸経営に切り替えるべきでしょうか。
サブリース契約を解除した場合、空室リスクの他にどんなリスクがありますか。教えてください。
-
サブリースは本来の賃借人と大家の間にある中抜き業者です。基本的に利益相反する上に、借地借家法に守られた存在です。そのサブリース業者が契約更新を前提とした交渉を仕掛けているわけですから、そのマンションを借りたいという人は存在するということです。
であれば、サブリース会社など外してしまっても良いのではないですか?中抜きされている分だけ、賃料の下げ余地があることになりますよ。
もし空室になったら?
空室を埋めることは不動産投資の根幹です。これを機にぜひ学んでください。 -
ご相談を拝見しました。
家賃保証額の見直し請求は、近傍同種の相場から勘案して著しく乖離している場合に請求できる正当な権利です。ただし、応じるかどうかは相談者様の判断に委ねられます。契約の更新をせず、直接経営に切り替えるのも一つの方法です。
ただし、契約を解除するにあたっては、サブリース契約の締結内容を精査しておく必要があります。特に、契約の解除と違約金に関する項目です。サブリース原賃貸借契約は、賃貸住宅管理業法上「特定賃貸借契約」に分類されますが、それでも借地借家法が適用されます。
借地借家法における借主の立場は非常に強いため、当事者間の交渉が重要です。また、契約更新時期が到来したからといって、簡単に解約できません。解約には正当事由が必要です。
貸主から特定賃貸借契約を一方的に解約しようとする場合には、契約で貸主から解約する権利が認められていること、正当事由があることの2つの要件を満たす必要があります。正当事由が存在しない場合、それを補完するために多額の金銭が必要となる可能性があります。
まずは家賃保証額の見直し請求が妥当かどうかを見極め、慎重に交渉されると良いでしょう。
以下の記事もよく読まれています
-
50代 男性
- 投資
-
- エリア
- 東京都中央区
-
- 投稿日
- 2025/08/21
- [2回答]
615 view
現金3000万円を不動産に回すべきか迷う
55歳、会社員。退職金と貯金で現金が合計3000万円あります。定期預金と普通預金で保有していますが、金利はほぼゼロ。物価高が続く中、現金だけでは価値が減るのではと不安です。不動産投資に興味はありますが、空室リスクや災害、修繕費の負担を考えると怖くて動けません。地方の中古アパートなら表面利回り8%以上という情報もありますが、築年数や入居者トラブルの話を聞くと躊躇してしまいます。この年齢から始めるべきか、現金の一部を不動産に振り分けるのが適切か、判断材料が欲しいです。
615 view
-
50代 その他回答
- 投資
-
- エリア
- 東京都墨田区
-
- 投稿日
- 2024/08/19
- [5回答]
793 view
リフォームやメンテナンスのタイミング
長期保有している不動産のメンテナンスやリフォームのタイミングはどのように判断すればいいのでしょうか? 1LDK、2DK、ワンルームそれぞれ5年以上投資を続けています。居住者から特に指摘されているわけではないですが、不動産としての価値を高めるためのリフォームやメンテナンスはどのタイミングで行うのがいいのでしょうか?
793 view
-
30代 男性
- 投資
-
- エリア
- 東京都豊島区
-
- 投稿日
- 2024/10/20
- [3回答]
735 view
将来の資産形成のために不動産投資を検討しています。
現在の年収は700万円で、500万円ほどの貯金があります。 都心から1時間ほどの郊外に持ち家があり、ローンの残債は1500万円です。(独身です) 最近、不動産投資に興味を持ち始め、オンラインで情報収集をしています。 投資用物件として、都心のワンルームマンションと郊外の一棟アパート、どちらがおすすめでしょうか。郊外の一棟アパートはファミリー世帯が多いエリアです。 ワンルームは管理が比較的楽そうですが、将来の価値下落を懸念しています。 一棟アパートは収益性が高そうですが、初期投資額が大きく、管理も大変かなと思っています。 また、現在の収入と貯蓄状況を考えると、どの程度の物件価格が適切でしょうか。 初歩的な質問で申し訳ございませんが、アドバイスをお願いします。
735 view
-
30代 男性
- 投資
-
- エリア
- 東京都中野区
-
- 投稿日
- 2025/02/02
- [2回答]
662 view
不動産投資ファンドに興味があります
不動産投資はハイリスクなイメージですが、不動産投資ファンドは専門家から見てどうでしょうか。 預金が増えてきたので、興味があり色々なファンドを調べています。 投資信託のようなイメージで運用できると思っているのですが、投資信託しか経験がない一般人でも大丈夫でしょうか。メリット・デメリット等あれば教えてください。
662 view
-
30代 女性
- 投資
-
- エリア
- 埼玉県熊谷市
-
- 投稿日
- 2024/03/21
- [4回答]
971 view
父母が投資に興味を持ち始め、相談があります。
私は30代女性で、最近、父母がマンション投資に興味を持ち始めたことを知りました。 私の父母は現在、小規模なアパート経営をしていますが、毎月入居率に苦労しています。 マンション投資については全くの初心者で、特に大都市圏外での投資について不安を感じています。 都市部と地方都市でのマンション投資の違いと、地方都市における投資の魅力について教えていただきたいです。 両親の投資を応援したいとは思っているのですが、不安と心配の気持ちでいっぱいです、、。
971 view
-
30代 男性
- 投資
-
- エリア
- 東京都台東区
-
- 投稿日
- 2020/10/18
- [2回答]
1724 view
不動産投資 オーナーチェンジ 売主の怠慢 引き渡し延期
不動産投資として、ワンルームマンションを購入。 引き渡しは8月末(契約書記載日程)。 契約は7月。もともと、7月中旬には引き渡される予定だったが、売主の怠慢により、延期に次ぐ延期。 すでに契約書の期限から1ヶ月以上経過。 何度も通告してますが、まだ延びそうです。 ①売主に違約金や代金減額の請求はできないのでしょうか? ②その場合の対処方法は? ③売主から契約書にはちゃんと「本物件未取得による解除」の条項が入っているため、裁判しても負けないと言われております。本当でしょうか? 素人のため、よく分かりません。 家賃収入も入らず、困っております。 助けて頂けると幸いです。
1724 view
-
50代 男性
- 投資
-
- エリア
- 東京都板橋区
-
- 投稿日
- 2025/06/24
- [2回答]
386 view
利回り4.2%で買ったが管理費が重い…
駅近ワンルームを、将来の年金代わりにと思って3年前に購入しました。 購入時の想定利回りは4.2%で、「東京ならこのくらいが相場」と業者にも言われました。 入居者はずっといますが、実際には管理費・修繕積立金・固定資産税等がジワジワ効いていて、手取りが月1万円台しか残らない月もあります。 空室になるのが一番怖いので家賃も下げられず、売却も検討していますが、今売ってもローン残債に届くか微妙な価格感です。今のうちに手を引いた方が良いでしょうか。
386 view
-
50代 男性
- 投資
-
- エリア
- 東京都港区
-
- 投稿日
- 2025/08/20
- [1回答]
381 view
インフレで貯金の価値が減る不安
私は60歳目前、30年以上かけて定期預金と普通預金で合計3200万円を貯めました。これまで投資は一切せず「元本が減らないこと」が最優先でした。しかし昨年から食品や光熱費が急騰し、同じ買い物でも1万円札がすぐ消えていく感覚があります。銀行金利は0.002%とほぼゼロ。ニュースでは「インフレ率が3%を超える」と聞き、単純計算で年に約100万円分、資産価値が減っているような不安を覚えます。老後の生活費や将来の介護費用を考えると、このまま現金だけを持ち続けることが本当に安全なのか、自信がなくなってきました。ただ不動産投資は未経験で、損をするのが怖く、一歩踏み出せずにいます。元本を減らさずに価値を守る方法を知りたいです。
381 view
-
30代 男性
- 投資
-
- エリア
- 大阪府吹田市
-
- 投稿日
- 2025/08/04
- [0回答]
376 view
不動産クラウドファンディングの損失について
最近話題の不動産クラファンにいくつか出資していましたが、1件がデフォルトして元本割れしました。 この損失は雑所得扱いになると思うのですが、確定申告で他の利益と損益通算できるのでしょうか? 税理士に頼むほどではない額ですが、処理に悩んでいます。
376 view
-
50代 男性
- 投資
-
- エリア
- 群馬県高崎市
-
- 投稿日
- 2024/08/14
- [3回答]
770 view
親名義のマンションの相続について
親名義のマンションの相続について 初盆を迎えました。ようやくひと段落したため、相続したマンション一室を兄弟2人で売却した後、金額を折半しようと思っています。 その際のやり方ですが、 ①兄が1人で相続し、売却後に金額の半分を弟に渡す ②一旦二人の共同名義にして、売却後に折半する 節税するためには、どちらのやり方が良いのでしょうか。アドバイス頂きたいです。
770 view
相談先を選択してください
はじめまして、イエステーション ㈱コムハウス 角田と申します。
サブリース(家賃保証)契約の更新時に条件改悪(家賃保証額の減額)を回避するには、
以下の対策を検討するのが有効です。
1. 交渉による対抗策
(1) 契約内容を再確認
まず、契約書の内容を確認してください。
特に以下のポイントをチェックしましょう。
家賃保証額の見直し条件(具体的な見直しのタイミングやルール)
減額の条件が明確に定められているか
オーナー側に解約の自由度があるか
契約書に「家賃保証額は○年ごとに市場に応じて見直す」といった記載がある場合、
管理会社側の主張は契約に沿ったものになりますが、一方的な減額は交渉の余地があります。
(2) 相場家賃の調査
減額の妥当性を判断するために、現在の賃貸市場の相場と比較してみましょう。
周辺の同条件のワンルームの賃料(ポータルサイトや不動産会社に問い合わせ)
サブリース契約の家賃保証額と実際の入居者家賃との差
空室率の状況(地域ごとの賃貸需要)
もしサブリースの保証賃料が相場よりも高すぎる場合、
減額を受け入れざるを得ない可能性がありますが、
相場と大差ないなら交渉材料にできます。
(3) 他のサブリース会社と比較
同じエリアでサブリースを行っている別の管理会社の条件を調査し、
現在の保証額に近い契約が可能かを探るのも有効です。
複数の管理会社に査定を依頼し、競争させる
今の会社に他社の条件を提示し、交渉材料にする
(4) 契約の継続条件を交渉
単純な家賃減額を受け入れるのではなく、
代わりに条件改善を要求するのも一つの手です。
例えば:
管理手数料の引き下げ
契約期間の見直し(短縮)
メンテナンス費用の負担割合を変更
敷金・礼金のオーナー取り分を増やす
2. 直接賃貸経営に切り替えるべきか?
サブリース契約を解除し、直接賃貸経営に切り替えるのも選択肢の一つですが、
以下のメリット・デメリットを比較しましょう。
✅ 直接賃貸経営のメリット
家賃を自由に設定できる
サブリース会社による中間マージンが不要
入居者と直接契約でき、管理の自由度が高まる
将来的に売却しやすくなる(サブリース付きは売却しにくい)
❌ 直接賃貸経営のリスク
空室リスクが発生する
賃貸管理(募集・契約・退去立ち合い・修繕)が必要になる
滞納リスクが発生する
修繕費用が直接負担になる
もし、周辺の空室率が高く、自己管理の経験がない場合はリスクが高いため、
慎重に検討するべきです。
3. 解除する場合のリスクと注意点
サブリース契約を解除する際には、以下のリスクも考慮しておくべきです。
(1) 違約金の発生
契約内容によっては、一定期間内の解約に違約金が発生する場合があります。
特に「○年間の契約を前提」としている場合、違約金が高額になることもあるため、
解約条件を契約書で確認しましょう。
(2) 原状回復トラブル
サブリース契約を解除する際、管理会社が「原状回復を求めるケース」があります。
例えば:
通常の賃貸よりも厳しい原状回復条件を設定されている
修繕費用を請求される可能性
このような請求がある場合は、適正な範囲かどうか慎重にチェックし、交渉しましょう。
(3) 入居者の引継ぎ
現在の入居者がサブリース契約のもとで借りている場合、
サブリース解除後にオーナーが直接契約を引き継げるかどうかも重要なポイントです。
現在の入居者が継続できるか?
契約形態の変更に伴い、入居者が退去する可能性があるか?
場合によっては、新たに入居者を募集し直す必要があり、
その間の空室リスクが発生することになります。
4. どの選択肢が最適か?
✅ まずは交渉を試みるのが基本です。
サブリース契約を続けつつ、条件を改善できる可能性があるため、
いきなり解除するのはリスクが大きい。
他社のサブリース条件と比較しながら交渉するのも有効。
✅ 交渉が難航し、条件が大幅に悪化するなら解除も視野に。
ただし、空室リスクや管理負担を許容できるかどうかがポイント。
エリアの賃貸需要が高く、自主管理できるなら直接賃貸も選択肢。
✅ 長期的に売却を考えている場合は、サブリース契約解除の方向で動くのもアリ。
サブリース付き物件は売却しにくいため、将来的に売却を考えるなら早めに解除するのも手。
まとめ
契約書を確認し、減額の根拠をチェック
市場相場を調査し、妥当性を判断
他の管理会社と比較し、交渉材料を用意
交渉で条件改善を試みる(管理費削減・契約条件の変更)
交渉が決裂し、条件が悪化するなら解除も検討
解除する場合は、空室リスクや原状回復費用に注意
まずは冷静に管理会社と交渉し、最善の選択をしましょう。
以上、参考になれば幸いです。