不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/04/16

    奥林洋樹

    H.L.C不動産コンサルティング

    • 50代
    • 北海道
    • 男性
    • 専門家

    ご相談を拝見しました。

    マンションの価値は立地や仕様、構造・築年数などが評価に影響を与えますが、管理状況や修繕積立金の額、修繕の実施状況も重要な要素です。適切な修繕が実施されなければ建物の老朽化は加速しますから、それが顕著となる前に売却を検討するのは投資家として正しい判断です。

    しかし、現状の管理状況では売却しても高値に期待できません。それならば、相談者様が自ら管理組合の総会に出席して意見を陳述する、場合によっては役員に就任して改善に尽力されるのも方法です。

    どちらを選択されるかは相談者様の判断次第ですが、近年では管理状況や総会議事録を適切に確認し購入判断される方も増加しています。ご自身の負担や管理組合の雰囲気、賃貸収入とのバランスを踏まえて、「手間をかけてでも守る価値があるか」あるいは「今手放すことで別の運用に回すか」も含め、総合的に判断されることをお勧めします。

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