不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/10/12

    はじめまして、イエステーション博多店・箱崎店 ㈱コムハウスの角田と申します。

    ご相談ありがとうございます。年収280万円・パート勤務の状況で「400万円程度の住宅」を購入したい場合、住宅ローンが借りられる可能性はありますが、かなり条件は限られます。
    以下、ポイントをわかりやすく整理してお答えします。

    ■結論:
    借りられる可能性はゼロではありませんが、ハードルは高めです。
    特に以下の点が大きく関係します:

    1. 住宅ローンの基本的な審査基準
    一般的な審査基準
    ・年収:300万円以上が目安(金融機関による)
    ・雇用形態:正社員が有利、パート・アルバイトは厳しめ
    ・勤続年数:1年以上が目安(短いとマイナス評価)
    ・借入額:年収の5~7倍が上限目安(あなたの場合:約1400〜2000万円)

    400万円という金額は低額のため、「フルローン」でも借入額としては十分現実的です。

    2. 借りられる可能性があるケース
    以下のような条件を満たしていれば、住宅ローンの承認が出るケースもあります:
    ・勤続年数が長い(1年以上) 安定性が重視されます
    ・パートでも収入が安定している 年収280万円は、フルタイム近い働き方なら評価されることも
    ・自己資金(頭金)がある 一部現金で出せると有利
    ・借入額が少ない(400万円前後) 金融機関にとってリスクが小さい
    ・配偶者に安定収入がある場合、連帯保証やペアローンを使える

    3. 検討すべき金融機関(低額物件やパートでも相談しやすい)
    ・地方銀行、信用金庫:柔軟に相談に乗ってくれることが多い
    ・JAバンク(農協):地元密着で非正規雇用にも寛容な場合あり
    ・フラット35(※):雇用形態よりも「物件の質」「返済能力」を重視する仕組み
    ・ノンバンク系(例:ARUHIなど) 金利は高めだが、審査が通りやすい傾向もあり
    ※「フラット35」は、国の支援を受けた長期固定型住宅ローンです。

    4. 借りにくくなる要素
    ・勤続年数が半年以下
    ・クレジットカードの延滞歴がある(信用情報が悪い)
    ・他にローン(車・カード・奨学金など)がある
    ・単身で、連帯保証人もいない
    ・土地、物件の評価額が極端に低い(築古や再建築不可など)

    5. アドバイス:こう進めると良いです
    地元の信用金庫・JA・地方銀行に事前相談
    「年収280万・パートですが、400万円の家をローンで買えますか?」と具体的に聞いてOK
    物件の情報を持っていくとより具体的に審査してもらえます
    (所在地・築年数・登記情報など)
    フラット35の取扱店にも相談:ARUHI、住信SBIネット銀行、楽天銀行などでも対応可能

    ■補足:現在「結婚はしている」とのことですが…
    配偶者の同意や保証が必要になる場合もあります(特に主婦パートなどの場合)
    別居中や離婚予定であれば、今後の名義・ローン返済への影響も確認が必要です

    ■最後に
    ・パート年収280万円:可能性あり(ただし条件付き)
    ・借入希望額400万円:現実的(低額のため)
    ・金融機関の選び方次第:成功のカギになります

    当社は、福岡市東区に箱崎店の店舗がございます。
    銀行審査のお手伝いもしておりますので、お気軽にご相談下さい!

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/07/06

    ご相談拝見致しました。

    今後、ご自身の生活を見直し、別のお住まいを持ちたいということですね。

    ただ一方で、「パートで年収280万円、400万円の住宅を単独ローン購入」という条件だと、正直に申し上げて住宅ローン審査はハードルが高いのが現実です。

    全く道がないわけではありません。以下の点をご確認・ご検討ください。


    【難しい理由】
    1. パート収入は「安定性」が弱いと見なされる
     → 金融機関は「継続して返済できるか」を重視するため、パートや非正規雇用だと審査上は不利になりがちです。

    2. 借入額が少ない=金融機関のメリットも少ない
     → 400万円ほどのローンだと、銀行側の利益も小さく、事務コストの観点で融資に消極的なこともあります。


    【検討できる選択肢】

    ・フラット35(特に「フラット35パートナー」など)【様々な要件あり】
     → 勤続年数・雇用形態に柔軟な面もあり、年収に対して返済負担率が適正であれば通る可能性もあります。

    ・地方銀行・信用金庫の住宅ローン or 無担保ローン
     → 金融機関によっては、勤務実績・勤続年数・貯金などを考慮して、相談ベースで柔軟に対応してくれるところもあります。

    ・親族からの贈与や一部援助+自己資金
     → ローンに頼らず、現金比率を高めることで購入実現に近づけることも。


    【まずやってみてほしいアクション】

    1. 勤務先で「パート→準社員・契約社員」への切り替え可能性を確認
     → 雇用形態が変わるだけで、金融機関の評価が変わることもあります。

    2. フラット35を扱う金融機関に事前相談
     → 審査に出す前に、「この条件で可能性ありますか?」と匿名で聞いてみると、方向性が見えやすくなります。

    3. 購入希望エリアの物件情報と、初期費用の見積もりを集める
     → 自己資金をいくら準備すべきか、明確に見えてきます。

    「年収が低いから無理」と思い込まず、一歩ずつ、可能性を探っていただけたらと思います。

    もし将来的に「別居から離婚」も視野にある場合は、財産分与や住宅ローンの整理のことも含めて、早めに情報を持っておくことが安心に繋がります。

    住宅取得やお住み替えは、日々通り過ぎるご自身のお気持ちの整理にもつながることも多いものだと感じます。

    不安なことがあれば、お気軽にご相談くださいね。

    ご参考となれば幸いです。

以下の記事もよく読まれています

相談先を選択してください

個人情報保護方針に同意の上、送信ください。

相談テンプレート

住み替えを検討しています。下記物件を売りたいのですが、いくらで売れるでしょうか。
直接◯◯さんに相談したいです。

所在地:品川区〇〇
築年数:15年
間取り:3LDK
専有面積:72㎡
階数/総階数:8階/20階建
管理費・修繕積立金:25,000円/月
現在この物件に住んでいます。

無料で不動産の相談をする