不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    森 健美

    株式会社TERASS

    • 40代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2025/07/27

    ご相談者様

    この時期は排水トラップの水が枯渇しやすく、長い間水を流していないと下水の臭いが逆流してしまうことが多々あります。

    お客様のご案内時には、できる限り事前に現地にて換気を行うのですが、周る順番等によりそれができない場合がございます。
    今回はそのようなケースだったのではないかと思います。

    ただ、トラップが機能していないなどの可能性も0ではないので、別日に改めて水を流し、換気した上で見学するのがベストです。
    換気をやめても通常であれば臭いはしなくなるはずです。

    不安になってしまいますよね。

    臭いが染みてしまうようなことはほぼありませんが、お客様を不快にさせてしまえば、物件が売れなくなってしまうので売主の担当者には伝えたり現地で対応することで。不安を払拭するようなご案内をするのが当たり前ではあります。

    参考になれば幸いです。

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/07/25

    ご相談を拝見しました。トイレに限らず、洗面所や浴室など水回りの排水管には、S字型やU字型のトラップが設けられており、そこに溜まった水が蓋の役割をすることで臭気を防いでいます。そのため、水を使用していない状態が長期間続き、トラップの水が蒸発すると、排水管の臭いが室内に漏れ出してしまうことがあるのです。これ自体はよく見受けられる現象です。

    したがって、営業担当の説明は妥当だろうと思われます。

    ただし、配管の勾配不良や老朽化、通気管(ベンチレーション)の欠如や不具合、配管の破損や隙間の発生などが根本的な原因となっている場合があります。そのため、再内覧の予約を取ると同時に内覧数日前には水を流してもらうよう担当者に依頼し、当日は建築に詳しい方に同行してもらい配管の状態をチェックして貰えば安心です。

    不動産は高額で、簡単には買い替えできません。納得いくまで確認されてから購入決断されることをお勧めします。

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