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REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/10/01

    ご相談を拝見しました。

    まず、耐震等級は「住宅性能評価書」で確認できます。すべての建築物に存在する書類ではありませんが、2000年以降に建築された分譲マンションであれば確認できるでしょう。売主や媒介業者に提示を依頼すれば確認できますし、管理事務所にも常備されています。

    耐震等級は1~3までの3段階に区分されていますが、等級1で震度6強相当の地震で倒壊・崩壊しない程度、2でその1.25倍、3で1.5倍の地震に耐える性能を有します。強度としては耐震等級1をクリアしていればまず安心といえますが、構造も見極めも大切です。耐震より制震、制震より免震が室内への影響が少ないと理解しておく必要があります。

    次に液状化リスクですが、こちらは国土交通省のハザードマップポータルサイトで調べることができます。併せて、洪水・内水・津波・土砂災害・地震危険度などの調査が可能です。

    不動産業者が災害リスクについて聞かれたらどのように答えるかとの質問ですが、媒介業者には、水害ハザードマップについては重要事項説明時に説明が義務付けられているものの、それ以外、例えば耐震性能や内水、液状化に関する調査・説明は義務とされていません。したがって、勤勉で知見のある営業担当であれば説明できるでしょうし、そうでなければ説明義務がないことを理由に、詳しい説明を拒むかもしれません。

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