不動産のお悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2019/06/09

    脇保雄麻

    株式会社ユー不動産コンサルタント

    • 40代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社

    不動産売買の仲介手数料の基本は下記が簡易式となります。

    売買代金 × 3% + 6万円 + 消費税

    例えば、5000万円のマンションを売買したときの仲介手数料は

    5000万円×3%+6万円+消費税8%=1,684,800円

    上記の計算式はあくまでも計算を簡略化するためのもので本来は国土交通省で受け取ることが出来る報酬額の上限が定められております。
    https://you-rec.co.jp/wp-content/uploads/2018/08/34098534bf8b875d09899b61e1030083.pdf

    <国土交通省で定められた報酬額>
    200万円以下の金額           100分の5.4
    200万円を超え400万円以下の金額   100分の4.32
    400万円を超える金額          100分の3.24

    国土交通省で定められた報酬額の規定通りに下記のように5000万円のマンションを仲
    介した時の手数料額は

    (200万円以下の部分)
    200万円×5.4%=108,000円

    (200万円を超えて400万円以下の金額)
    200万円×4.32%=86,400円

    (400万円を超える金額)
    4,600万円×3.24%=1,490,400円

    上記金額の合計を足すと
    108,000円 + 86,400円 + 1,490,400円

    =1,684,800円

    簡易計算式(3%+6万円+消費税)と同じ金額になったと思います。
    計算がややこしいので簡易式で計算していることが実務では多いです。

    また、売主が課税業者の場合は、売買金額に消費税が含まれておりますので売買価格から消費税を引いた金額から仲介手数料を計算します。

    例えば、売主が課税業者で5000万円の中古戸建を売買した場合販売図面には5000万円(税込)と記載があると思います。

    価格に(税込)と記載があれば売主が課税業者であるとわかります。

    例として計算すると

    売買価格5000万円
    内)土地価格3002万円
      建物価格1998万円
    (内建物消費税148万円)
    *土地価格に消費税は課税されないので土地と建物価格に分けます

    建物価格1998万円 – 建物消費税148万円 =1850万円(建物税抜き価格)

    土地3002万円 + 建物1850万円=4852万円

    4852万円 ×3% + 6万円 + 消費税8% =1,636,848円

    仮に土地建物価格の割合が上記のようであれば仲介手数料は1,636,848円という事です。

  • 私が回答します

    投稿日
    2019/02/13

    マンションナビ運営事務局

    マンションリサーチ株式会社

    • 30代
    • 東京都
    • マンションナビ運営メンバー

    不動産の購入・売却時の不動産会社の仲介手数料(媒介手数料)の上限は、宅地建物取引業法によって、下記のように定められています。

    ■取引物件価格(税抜)が400万円を超えている場合
    取引物件価格(税抜)×3%+6万円+消費税

    ■取引物件価格(税抜)が200万円~400万円以下の場合
    取引物件価格(税抜)×4%+2万円+消費税

    ■取引物件価格(税抜)が200万円以下 になる場合
    取引物件価格(税抜)×5%+消費税

    これらの不動産の表示価格はあくまでも総額表示(税込価格)です。そして不動産にかかわる仲介手数料に関しては、物件の税抜価格をもとに計算します。

    不動産取引の仲介で、不動産会社へ支払う仲介手数料に関しては、売買契約が成立した際に支払います。

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