不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2026/05/12

    基本的には(叔母様に何らかの法的な権限が認められる状況でない場合には)、被相続人の遺産ですので、法定相続人の共有財産であり、叔母様に占有・管理権限はありません。
    その旨を毅然と伝えた上で、それでも鍵を返してもらえないような場合には鍵を変えてしまうという方法も考えられます。

  • 私が回答します

    投稿日
    2026/05/13

    ご相談を拝見しました。

    親族であることにくわえ、介護してくれたとの遠慮もあるため強固に主張できない悩ましい状況かと推察いたします。ですが、管理責任と管理権限を有するのはあくまで相続人です。したがって、権限も責任もない叔母様が相続人の了解なく自由に出入りできる状態は避ける必要性があります。

    したがって、生前の介護協力や実家の見守りに感謝をしつつも「物件の管理責任と義務は相談者様と弟にある」と説明したうえで、合鍵を返却してもらえるよう説得するのが第一歩となるでしょう。説得に応じてもらえない場合には「残念ながら鍵を交換せざるを得ない」と宣言したうえで、実際に交換することをお勧めします。

    何よりも重要なのは、相続不動産の管理権限を曖昧にし続けないことです。

  • 私が回答します

    投稿日
    2026/05/13

    お父様を亡くされた中、親族間での板挟みは非常に心苦しいものとお察しいたします。
    このケースにおいて専門家の立場として、進めるべきステップを3点にまとめてみました。

    1. 管理責任の所在を明確にする
    まず、法的な管理権限は、相続人であるあなたと弟さんの2人にあります。
    叔母様は善意であっても「第三者」となります。
    万が一、物件で火災や事故が発生した際に責任を負うのは相続人ですし、警察などの捜査機関から「事件に関与していないか」と叔母様が疑われてしまうことにもなりかねません。
    「責任を負えない人に鍵を持たせ続けることは、叔母様をリスクに晒すことでもある」という認識を持つことが大切です。

    2. 「理由」を外部に置いて鍵を回収する
    「自分が返してほしい」と言うと感情的な反発を招くため、「不動産会社へ管理を委託することにした」などを理由として伝えるのが一番スムーズかと思います。
    そして介護への深い感謝を伝えつつ、個人の感情ではなく「ルールの変更」として鍵の返却を促す方法が良いと思います。

    3. 物理的な対策と納得感の醸成
    もし話し合いが平行線であれば、防犯を名目に鍵のシリンダーごと交換するのが最も確実です。
    また、「勝手に処分されるのが嫌」という叔母様の心情に配慮し、遺品整理の際に「思い出の品があれば形見分けとして選んでほしい」と一度招待するのも、納得感を得るための有効な手段になると思います。

    相続人である弟さんと意思を統一し、「2人で決めた方針」として毅然かつ丁寧に対応されることをおすすめします。

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/05/15

    かなり難しい状況ですね。
    ただ、法的な整理で言うと、実家を管理・処分する権限があるのは、基本的には相続人であるご相談者様と弟様です。

    叔母様は相続人ではないとのことですので、お父様から合鍵を預かっていたとしても、

    居住権
    管理権限
    処分を止める権利

    までは通常ありません。

    もちろん、生前お父様の介護を手伝っていたお気持ちや、「思い入れのある家」という感情は理解できます。

    ただ、不動産は感情だけでは維持できません。

    固定資産税
    火災保険
    管理責任
    空き家リスク
    将来的な近隣トラブル

    など、所有しているだけで責任と費用が発生します。

    そして、その責任を負うのは相続人です。

    なので、遠慮して曖昧な状態を続けるほど、後々もっと揉めやすくなります。

    特に気になるのは、私たちがいない間に実家へ入っている形跡この部分です。

    親族間だと感覚が麻痺しやすいですが、現在の所有管理者の了承なく自由に出入りしている状態は、今後のトラブルの火種になり得ます。

    売却活動に入ると、

    室内状況
    残置物
    鍵管理
    内覧対応

    なども発生するため、「誰が管理しているのか」を明確にすることは非常に重要です。

    ですので、感情的に対立するというより、「今後の管理責任は相続人側で負うので、鍵は返却してほしい」と、事実ベースでしっかり伝えるべき段階だと思います。

    もし叔母様が、「売却されたくない」「残したい」という考えなのであれば、

    維持費をどうするのか
    今後誰が管理するのか
    買い取る意思があるのか

    まで含めて、現実的な話を整理する必要があります。

    不動産相続は、物件そのものよりも“親族間の感情整理”の方が難しいことが本当に多いです。

    だからこそ、早い段階で第三者を入れて、

    権利関係
    管理責任
    売却方針

    を整理した方が、結果的に関係悪化を防げるケースも少なくありません。

    特に空き家は、「そのうち整理しよう」で時間が経つほど、管理も感情も複雑化していきやすいので、まずは鍵と管理主体を明確にすることを優先された方が良いと思います。

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