不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/05/24

    まず、北千住が今後どうなるかですが、正直、未来の価格を断定できる人はいません。

    上がる可能性もありますし、横ばいになる可能性もありますし、
    相場全体が落ちれば下がることも当然あります。

    不動産は、株と違って、“その街に住みたい人がどれだけいるか”という、
    需要と供給のバランスで価格が決まります。

    その意味では、北千住は今でもかなり需要が強いエリアです。

    実際、

    ・5路線利用可能
    ・都心アクセスの強さ
    ・駅前利便性
    ・再開発
    ・共働き世帯需要

    などから、価格帯は以前よりかなり上がっています。

    SUUMO掲載データでも、60〜80㎡帯の中古マンション中央値は5,880万円、
    駅徒歩5分以内だと中央値7,480万円という水準になっています。

    なので、ご相談内容の「5,000万円だと選択肢が限られる」という感覚は、
    今の北千住相場ではかなり自然です。

    ただ、ここで大事なのは、「今後上がるか下がるか」だけで判断しすぎないことだと思います。

    例えば、「あと数年待てば安くなるかも」という考え方も分かります。

    でも逆に、

    ・金利上昇
    ・建築費高騰
    ・中古価格維持
    ・需要継続

    で、結果的にそこまで下がらない可能性もあります。

    実際、東京の中古マンション価格は、ここ数年かなり強い状態が続いています。

    だからこそ、外的要因ばかり追い続けると、いつまでも決めきれなくなる方は本当に多いです。

    個人的には、不動産は、「今後上がるか」より、
    “自分達がその家で無理なく生活できるか”の方が大事だと思っています。

    例えば、

    ・毎月返済が苦しくないか
    ・教育費と両立できるか
    ・老後資金は残せるか
    ・通勤ストレスはどうか
    ・何年住む想定か

    こういう“内的要因”で判断した方が、後悔は少ないです。

    特に今回、「1年様子を見ている」という点を見ると、
    恐らく心の中では、“北千住に住みたい気持ち”自体はかなり強いのではないでしょうか。

    なので、次に整理するべきなのは、「北千住で何を優先するか」だと思います。

    例えば、

    ・築年数を妥協する
    ・広さを少し下げる
    ・駅距離を伸ばす
    ・リフォーム前提にする

    などで、現実的な選択肢は変わります。

    逆に、全部理想条件で待ち続けると、今の相場ではかなり難易度が高いです。

    不動産は、未来予測だけで買うものではなく、
    “今の自分達の人生設計”と合わせて考えるものだと思います。

    だからこそ、価格予想より、「自分達が無理なく納得して暮らせるか」を軸に整理していくのが、
    一番後悔しにくい考え方だと思います。

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