不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/06/07

    まず前提として、付帯設備表に「正常に作動する」として引き渡しているのであれば、買主から指摘が入ること自体は不自然な話ではありません。

    ただし、この内容だけで「売主が必ず修理費を負担しなければならない」とまでは言えません。

    実際には、そのエアコンが本当に故障しているのか、いつから故障していたのか、
    引渡し時点で動いていたのか、買主の使用後に不具合が発生したのか
    などを確認する必要があります。

    ご相談内容を見る限り、「リモコンの反応が悪かった」という認識はあったようですが、
    「動かない」という状態ではなかったとのことです。

    このあたりは事実関係が重要になります。

    個人的には、まず感情的にならず、「現在どのような症状なのか」「業者確認はしたのか」
    を仲介会社経由で確認してもらうのが先だと思います。

    実際にエアコンは引渡し時には動いていて、その後たまたま故障しただけかもしれません。

    逆に、引渡し前から実質的に壊れていたのであれば、
    売主側で一定の対応を求められる可能性もあります。

    不動産の引渡し後によくある話ですが、買主は「引渡し直後だから売主負担」と思いますし、
    売主は「引渡した後だから買主負担」と思います。

    しかし実際には、その中間に答えがあることも少なくありません。

    私ならまず仲介会社に、「引渡し時の状況を整理してください」とお願いします。

    そのために仲介会社が入っているわけです。

    また、今回のケースで大事なのは早めに対応することです。

    修理するかしないかを決める前に、現状確認をして事実関係を整理する。

    これが先です。

    その結果、引渡し時点で正常だったと判断できるなら、その根拠をもって説明できます。

    逆に引渡し前から故障状態だった可能性が高いなら、
    修理費の負担を含めて話し合うことになるでしょう。

    ですので現段階では、
    「絶対に払わなければいけない」とも、「絶対に払わなくていい」とも言い切れません。

    まずは仲介会社を通じて状況確認を行い、そのうえで対応を判断するのが現実的だと思います。

    経験上、この手の話は最初の事実確認を丁寧に行うだけで、
    意外と大きなトラブルにならずに解決することも多いですよ。

  • 私が回答します

    金澤 寿一郎

    株式会社tento

    • 30代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/06/08

    株式会社tentoの金澤と申します。
    ご相談内容拝見しました。


    無事に引渡しが完了してホッと一息ついたタイミングで、買主様からこのような連絡が入ると、一気に動揺してしまいますね。
    「あの時ちゃんと確認していれば……」とご自身を責めてしまうお気持ちも分かります。


    結論から申し上げますと、契約時の取り決めによりますが付帯設備表に「不具合なし」とチェックした以上売主負担の可能性は十分にございます。(このご相談だけですと特定が難しいですが)
    今後の法的・実務的な落としどころについてポイントを整理しました。


    1. なぜ「売主負担」になるのか?
    一般的な不動産売買契約において、エアコンなどの「付帯設備」は、引渡し後売主様が正常に動くことを保証するルール(設備修復義務)が設定されています。
    ◼︎事前の開示漏れ: たとえ「使えない状態ではなかった」としても、付帯設備表に「問題なし」とチェックを入れていた場合、買主様は「完全に正常な状態で使える」と期待して購入しています。少しでも調子が悪かった事実を伝えていなかった以上、今回は売主側の責任を問われても仕方がありません。
    ◼︎不動産会社のチェックミス?: 仲介会社はあくまで「書類の記入を促す立場」であり、室内のエアコンを1台ずつ作動確認する義務まではありません。そのため、「確認不足」の責任は最終的に売主様に帰属してしまいます。ただ義務はないのですが心配なのでその辺りも私は気になってしまいます。

    2. 今から取るべき「現実的な対応策」
    このまま放置するとトラブルに発展するため、仲介会社を挟んで早急に以下のいずれかで着地を図るのが賢明です。
    ① 現地での「原因特定」を仲介会社に依頼する:
    単にリモコンの電池切れや設定ミスの可能性もあります。まずは仲介会社立ち会いのもと、本当に本体が故障しているのか、いつから動かないのかを電気業者などに確認してもらいます。

    ② 修理費用(または新品への交換費用)を見積もる:
    本当に壊れている場合、修理か交換かでも費用が変わってくるものと思います。
    その辺りをしっかりと見定めましょう。


    【まとめ】
    まずはプロの方に頼んで現状の把握をしましょう。
    具体的な状況のチェックが最優先です。
    実務上でエアコンは「売主様のご好意でお渡しする」という観点でお付けして差し上げるというスタンスを私はよく取っております。契約時にもその点を盛り込みます。(埋め込み式のカセットエアコンタイプはまた別です)

    トラブルが大きくならず、無事に解決へ向かうよう心から応援しております!
    参考になりますと幸いです。

  • 私が回答します

    投稿日
    2026/06/08

    ご相談を拝見しました。

    付帯設備表には、一般的に経年変化や使用に伴う性能の低下、傷、汚れ等があることを了承のうえ引き渡す旨が記載されています。また、故障や不具合がある場合にはその具体的内容を記載する欄が設けられています。

    そのため、新品同等の性能を有していないというのが、付帯設備の前提条件です。

    ですが、売主には付帯設備の状態について正確に申告する義務があると解されているため、売買契約書に「付帯設備については契約不適合責任を免責とする」などの定めを設けていない限り、「問題なし」と記載したことによって不利な状態となる可能性があります。

    もっとも、リモコンの反応が悪い状態を故障と主張している可能性もあるため、本体が故障しているのかを確認したうえで、費用負担について協議されてはいかがでしょうか。

以下の記事もよく読まれています

相談先を選択してください

個人情報保護方針に同意の上、送信ください。

相談テンプレート

住み替えを検討しています。下記物件を売りたいのですが、いくらで売れるでしょうか。
直接◯◯さんに相談したいです。

所在地:品川区〇〇
築年数:15年
間取り:3LDK
専有面積:72㎡
階数/総階数:8階/20階建
管理費・修繕積立金:25,000円/月
現在この物件に住んでいます。

無料で不動産の相談をする