不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/05/03

    結論から言うと、このケースは少し厳しめに考えておいた方が安全です。

    「たまに不具合が出る時点で“正常”とは言い切らない」これがトラブルを避ける基本的な考え方です。

    ■ 付帯設備表の考え方

    付帯設備表は単なる参考資料ではなく、引渡し後のトラブルを防ぐための“前提条件の共有”です。

    ここを都合よく書いてしまうと、後で「聞いていない」「そんな状態だと思わなかった」という話になりやすいです。

    ■ 今回の浴室乾燥機の状態
    普段は使える
    ただし、たまに不具合が出る(スイッチが入らない・異音)

    この状態は、買主目線では「不安要素あり」と判断される内容です。

    ■ 記載の仕方(実務的な最適解)

    選択肢としては大きく2つです。

    ① 「故障あり」として正直に記載
    「時々作動しないことがある」
    「異音が出ることがある」

    一番トラブルにならない書き方です

    ② 修理してから「使用可」にする
    数万円程度で直るなら先に対応

    これも非常に合理的な選択です

    ■ NGになりやすいパターン

    今回のご質問にあった、使用可にして口頭で説明
    これは正直おすすめしません。

    理由はシンプルで、口頭は証拠に残らないからです

    後で「聞いていない」と言われた場合、書面がすべての判断基準になります。

    ■ 少し本質的な話

    不動産取引は、“都合よく考えた方が負ける”場面が多いです

    今回も、「普段は動くから大丈夫」と売主目線で見るか、「たまに不具合があるなら不安」と買主目線で見るかで判断が変わります。

    ■ まとめ
    たまに不具合があるなら「故障あり」寄りで考える
    もしくは修理してから「使用可」にする
    口頭説明だけに頼るのはNG
    判断基準は“買主がどう感じるか”

    少しだけドライに言うと、ここで曖昧にして得することはほとんどありません。

    逆に、最初に正直に出しておくと、後のやり取りがすごくスムーズになります。

    結果的にそれが一番ラクで、トラブルも防げる進め方です。

  • 私が回答します

    投稿日
    2026/05/04

    ご相談を拝見しました。

    使用可であっても、稀に調子が悪い状態であれば書類に「使用可」としたうえで、具体的な不具合の内容を記載しておくのが無難です。口頭の説明では、後日「言った・聞いていない」とのトラブルが発生する懸念があるからです。

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