不動産お悩み相談室
REAL ESTATE Q&A
- 購入
- 40代
- 女性
-
- エリア
- 東京都国分寺市
-
- 投稿日
- 2026/07/16
-
- 更新日
- 2026/07/16
- [2回答]
325 view
契約前に、マンション全体の修繕積立金が不足していると聞いた
中古マンションを購入予定です。
先日重要事項説明の前に資料を確認したところ、マンション全体の修繕積立金がかなり少ないことが分かりました。
数年以内に大規模修繕を予定しているようですが、今の積立金だけでは足りない可能性があるそうです。
不動産会社からは、今後、修繕積立金の値上げや一時金の徴収が検討される可能性があると言われました。
まだ正式に決まっているわけではないそうです。
毎月の住宅ローン返済は何とか払える金額で考えていましたが、購入後すぐに修繕積立金が上がったり、まとまった一時金が必要になったりすると困ります。
夫は、どのマンションでも修繕積立金の値上げはあり得ると言っています。
ただ、買ってすぐに負担が増える可能性があるなら、価格交渉や購入自体を考え直した方がいいのではとも思います。
すごく気に入っているマンションなのですが、諦めた方が良いでしょうか。
-
ご相談内容を拝見しました。
結論、諦める必要はないです。まず数字を確認してから決めればいいと思います。
修繕積立金の不足自体はよくある話で、国交省の調査でも長期修繕計画通りに積立が足りているマンションは4割程度しかありません。
新築時にあえて月額を低く設定して後から段階的に上げていく方式が主流なので、夫さんの「どこでもあり得る」という感覚は間違っていません。
大事なのは「不足していること」より「いくら不足していて、いつ・いくら負担が増えそうか」です。ここを確認してください。
・長期修繕計画書(作成時期、見直し頻度、工事費高騰を反映しているか)
・現在の積立金残高と、計画上必要な残高の差額
・直近の総会議事録(値上げ・一時金の議論状況)
・積立金の月額が国交省ガイドラインの目安と比べて高いか低いか
これで一時金がだいたいいくらくらいになりそうか、値上げがあるとしたら月額いくら程度かの見当がつきます。その金額が、月々の返済余力や手元資金で吸収できる範囲かどうかで判断すればいいです。
あと、修繕積立金の不足や値上げ見込みは価格交渉の材料にもなります。「今後の負担増を踏まえて価格を調整してほしい」と交渉する余地は十分あるので、諦める前にまず数字を出して、それを交渉にも使うくらいの気持ちで進めるのがいいと思います。
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相談先を選択してください

お気に入りのマンションだからこそ、迷われるお気持ちはよく分かります。
まず知っておいていただきたいのは、修繕積立金の値上げや一時金の徴収は、
このマンションだけに限った特別な話ではありません。
築年数が経過したマンションでは、工事費の上昇などもあり、
修繕積立金の見直しが行われることは決して珍しくありません。
そのため、「積立金が上がる可能性がある」という理由だけで購入を諦める必要はないと思います。
一方で、大切なのは、その負担が家計にどの程度影響するかです。
もし現在の住宅ローン返済だけでも家計がぎりぎりなのであれば、
私は一度立ち止まって考えることをおすすめします。
購入後に修繕積立金が上がったり、
一時金が必要になったりして生活に余裕がなくなってしまっては、
本来の目的から離れてしまうからです。
家を購入する目的は、家を持つことではありません。
ご家族が安心して、無理なく暮らしていくことが本当の目的だと思います。
そのため、購入前には「今の返済なら払える」だけではなく、
「修繕積立金が数千円上がったらどうか」「一時金が必要になったら対応できるか」
というところまで考えておくと、購入後も安心して生活しやすくなります。
もし、その負担まで考えても無理のない資金計画であれば、
このマンションを前向きに検討されてもよいと思います。
反対に、その時点で生活が苦しくなることが想像できるのであれば、価格交渉をしてみる、
あるいは別の物件も含めて検討するという判断も決して間違いではありません。
マンション選びでは、間取りや立地に目が向きがちですが、
実際には購入後の生活の方がずっと長く続きます。
だからこそ、「このマンションが買えるか」ではなく、「このマンションを買っても、
ご家族が今までどおり安心して暮らしていけるか」という視点で判断されることをおすすめします。それが、長い目で見て後悔しない住まい選びにつながると思います。