不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/07/30

    お気持ちはよく分かります。

    ご相談内容を見る限り、「仲介手数料を払うのか」という点だけではなく、
    契約前後の説明と実際の話が違っていたことに納得できない、
    というお気持ちが一番大きいのではないでしょうか。

    法律上の考え方を整理すると、土地の売買契約が有効に成立している以上、
    仲介会社は一定の条件のもとで仲介手数料を請求できる場合があります。

    一方で、「手付放棄をすれば仲介手数料はかからない、あるいは少なくなる」と説明を受け、
    それを前提に判断していたのであれば、その説明内容や経緯は非常に重要になります。

    特に、担当者自身が説明ミスを認めているのであれば、
    「契約書に書いてあるから全額支払ってください」で終わる話ではありません。

    実際には、
    いつ、誰から、どのような説明を受けたのか。その説明を前提に契約を続けたのか。
    メールやLINE、メモなど証拠が残っているのか。
    こうした事実関係によって、話し合いの方向性は変わってきます。

    また、「一般的には半額になる」と一概に言えるものでもありません。

    仲介手数料は契約内容や解除の経緯によって考え方が異なるため、
    「必ず満額」「必ず半額」と決まっているわけではありません。

    だからこそ、このようなケースは契約書だけを見るのではなく、
    契約に至るまでの説明や担当者の対応も含めて判断することが大切です。

    私が現場の立場であれば、まずは感情的な話ではなく、「契約前にこのような説明を受けていた。」
    「その説明と実際の請求内容が異なっている。」という事実を整理したうえで、
    仲介会社とハウスメーカー双方に説明を求めます。

    その結果、お互いに認識違いがあったのであれば、解決策を話し合う余地は十分あると思います。

    もし話し合いをしても平行線のままであれば、
    宅地建物取引に詳しい弁護士や各都道府県の宅建協会などの相談窓口に、
    契約書や約款、これまでのやり取りを持参して具体的に確認してもらうことをおすすめします。

    今回のケースは、「仲介手数料を払うか払わないか」だけではなく、
    契約時の説明が適切だったのかという点も重要な論点になり得ます。

    まずは事実関係を整理し、
    その上で冷静に話し合いを進めることが、納得できる解決につながると思います。

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