不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/01/09

    佐脇孝明

    株式会社サワキタ不動産

    • 60代
    • 千葉県
    • 男性
    • 不動産会社

    物件の購入に際し、リセールバリューを含めて検討される場合、投資としての意味がいが出てきます。まずは人口動態のチェックです。越谷市の人口増加率は3.4%、草加市は1.3%です。埼玉県全体では1.0%日本全体では-0.8%です(越谷市平成27年調査)。人口が増えているということは、都市部の拡大、それに合わせて地価の上昇につながる可能性が高いと思われます。
    マンションは都心部に立地、戸建てはやや郊外という原状から、人口増加とともに都心部が拡大し、郊外が都心部に取り込まれるという動きが出るのではないでしょうか。
    その場合、戸建てであってもリセールバリューにも好影響がでると思います。
    都市計画のチェック、近隣の開発の状況(スーパーができそうだとか)を調べてみてください。

    構造による違いも把握しておく必要があります。
    マンションはRC造ですので耐用年数が47年、戸建ては木造なら22年です。耐用年数の期間は減価がありますので、価格が下がるのが一般的です。下がりきると土地値が残りますので、土地価格の動向に大きく左右されるようになります。物件価格に占める土地の価格と、今後の地価動向の動きをどう見るか、が重要です。

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/05/21

    渥美誠

    不動産専門家

    • 40代
    • 愛知県
    • 男性
    • 専門家

    不動産を購入するときには、さまざまな要素を考慮しないといけないため、どの物件を購入したらいいのか迷ってしまいますよね。

    購入に求める基準は人によって異なりますが、余裕をもって不動産を購入できるかがもっとも大切なことだと思います。しかし、ご質問にローン返済の記述はなかったので、ローンは問題ないという前提で話しを進めていきます。

    まず、マンションと戸建ての選択基準ですが、自分たち夫婦が住みたいのはどちらかという程度でしかありません。というのも、マンションにはマンションのメリット・デメリット、戸建てには戸建てのメリット・デメリットがあるからです。高層階に住みたい、修繕のことは第三者に任せたいのであればマンションですし、子どもの走り回る音が心配、土地を所有したいなら戸建てとなります。しかし、メリットと同時にマンションは隣人トラブルが起きやすい、戸建ては修繕費がかかるなどのデメリットを負うため、好き嫌いの判断となってしまいます。

    次に、不動産を将来的な投資の視点で見る場合です。

    将来的な投資の視点で見る場合、次のような立地にある不動産は資産価値を保ちやすいといえます。

    ・駅近くの立地
    ・買い物をするのに便利な立地
    ・人口が増えている地域
    ・ネームバリューのある地域 など

    ただ、資産性の高い地域と、自分たち夫婦が住むのに適している地域かどうかは別の問題です。たとえば、郊外で静かに過ごしたいと考えている場合、資産性が低い地域で不動産を購入しなければならなくなるなど、相反する状態になってしまうからなどです。

    自分たち夫婦の住みたい地域の条件は何か、将来生まれてくる子どもにとって一番いい地域の条件を何か考えつつ、条件にあてはまった地域の中から一番、資産性の高い不動産を購入するといいのではないでしょうか。

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