不動産お悩み相談室
REAL ESTATE Q&A
- 相続
- 60代
- 女性
-
- エリア
- 福岡県福岡市東区
-
- 投稿日
- 2026/08/08
-
- 更新日
- 2026/08/09
- [3回答]
230 view
母のマンションを売ろうとしたら、遺言書と違う話をされている
母が亡くなり、母のマンションを私が相続することになりました。
遺言書にも、マンションは私に相続させると書かれています。
私は母の近くに住み、通院や買い物を手伝っていました。
兄は遠方に住んでいて、母とは年に数回会う程度でした。
売却の話を進めようとしたところ、兄から、マンションは母の生活費を自分も出していたから、自分にも権利があると言われました。
たしかに兄が仕送りをしていた時期はあります。
ただ、遺言書があるので、その通りに進められると思っていました。
兄は納得しておらず、売却するなら自分の同意も必要だと言っています。
遺言書で私が相続することになっているマンションでも、兄の同意がないと売却できないのでしょうか。
仕送りしていたことは、権利に関係しますか。
-
ご相談を拝見しました。
法的に有効な遺言書があれば、他の相続人の同意を得ず相談者様単独で所有権移転登記を行うこと自体は可能です。そして、所有権移転を完了すれば、単独で売却することも問題ありません。
ただし、お兄様には、遺留分侵害請求をする権利が認められます。もっとも、現在の法律(2019年7月以降)において遺留分の請求は、「不動産の共有持ち分」を求めるものではなく、「金銭(現金)」で支払うよう求める権利に変更されています。したがって、お兄様が遺留分を主張したとしても、マンション売却そのものを止める権利はありません。
結論としては、相続したマンションの売却についてはお兄様の同意は不要である蓋然性が高い一方で、遺言書の検認や登記手続きは司法書士に、お兄様との遺留分やトラブルの協議・交渉は弁護士に相談されるのが問題を拗らせない方法だと思われます。 -
ご相談内容を拝見しました。お母様がお亡くなりになり、遺言書にマンションは相談者様に相続させると記載があるのに、お兄様が仕送りをしていたので権利があると主張されているのですね。
まず、遺言書が法的に有効である前提ですと、お兄様が仕送りをしているだけでは、通常、いわゆる「寄与分」は認められません。マンションを相談者様に「相続させる」と記載されていれば、法律上「特定財産承継遺言」と呼ばれるものにあたります。この種の遺言がある場合、お母様が亡くなった時点で、そのマンションは自動的に相談者様の単独所有物になります。相談者様だけで相続登記をして売却手続をすることができます。
ただし、お兄様には遺留分がありますので、お母様の財産の1/4をお兄様は相談者様に金銭で請求する権利があり、これは相談者様の義務となります。遺留分は、決してお兄様がマンションの売却を止めたり、売却に同意しなければならないという権利ではありません。遺言書全体の内容が不明ですが、ここは確認をしてください。
逆に、相談者が近くに住み、通院や買い物を継続的に手伝っていたことも、内容や負担の程度によっては、「寄与分」として主張できる可能性があります。ただし、親族として通常期待される範囲の介護や援助だけでは、寄与分として認められないことの方が多いでしょう。
まずは、専門家に入ってもらい、法律的な説明をしてもらい、お兄様に理解してもらうことに努めるとよいと思われます。
以上ご参考まで。
以下の記事もよく読まれています
-
30代 女性
- 相続
-
- エリア
- 東京都小平市
-
- 投稿日
- 2025/08/09
- [1回答]
855 view
介護していた母が追い出されるのはおかしい
数か月前に、祖母が亡くなりました。 母は一緒に暮らして、ケアマネさんにサポートしてもらいながら祖母の介護を4年程していました。 祖母が亡くなり、相続の話になった際、相続人である母、母の妹(私の叔母)、母の兄(私の叔父)が母に感謝の言葉を述べたあと、 実家は母の妹に相続させろ、と言ってきました。 理由は、母の妹の夫が最近事業に失敗し、生活が苦しく助けてあげないといけない、また、子供がまだ小さくある程度広さのある家が必要、ということでした。 母一人なら、都営住宅等に住んだらどうだ、ということでした。(父は他界しています) 母は、祖母が亡くなった後は実家に住み続けるつもりでいました。 母は遺品整理や諸々の手続きもほぼ一人で行っており、この仕打ちに私自身もとても腹が立っています。 実家は祖母名義の為、話しあって誰に名義変更するか決めないといけません。 母が実家に住み続けられるよう、有利に進めるにはどうしたら良いですか。知恵を貸してください。
855 view
-
40代 女性
- 相続
-
- エリア
- 埼玉県川口市
-
- 投稿日
- 2026/07/13
- [2回答]
270 view
実家を売ろうとしたら、都市計画道路の計画線がかかっていると言われました
半年前に父が他界し、埼玉の実家を相続しました。弟と私の2人相続で、お互い住む気はないので売却しようと話がまとまっています。 先週、地元の不動産会社に査定を依頼したところ、敷地の一部に都市計画道路の計画線がかかっているという話が出てきました。 担当者からは、計画がいつ動くかはわからないこと、実行されれば建て替えに制限が出てくること、将来的に一部が収用になる可能性もあることを説明してもらいました。 ただ、どの程度の問題として受け止めればいいのか、いまひとつ実感がわかないまま帰ってきました。 価格への影響が気になっています。また買主への告知はどういう形で行うものなのかも知りたいです。 計画線は廃止になるケースもあると聞いたのですが、現状を調べる方法や、売り出すにあたって注意しておくべき点を教えていただけますか。
270 view
-
50代 女性
- 相続
-
- エリア
- 静岡県浜松市浜名区
-
- 投稿日
- 2026/08/20
- [2回答]
181 view
換価分割で実家を売却。代表相続人の私だけに税務署からお尋ねが届く
昨年父の実家を兄と私の換価分割という形で売却。私が代表相続人で名義人になり、売却代金を兄と半分ずつ分けています。 先日税務署からお尋ねがあり、宛名は私だけになっていました。 実際に売却代金の半分は兄に渡している為、譲渡所得税の申告や納税は私と兄に同等に発生する認識ですが、間違っていますか? 換価分割であることは証明する何かが必要なのでしょうか。 代表相続人として売却手続きを進めましたが、申告・納税の義務も代表相続人が全て負担するのですか?
181 view
-
30代 女性
- 相続
-
- エリア
- 千葉県松戸市
-
- 投稿日
- 2026/09/23
- [1回答]
119 view
祖母の家を売る話で、母の兄弟が印鑑を押してくれない
祖母が亡くなり、空き家になった家を売る話が出ています。 祖父はすでに亡くなっていて、相続人は母と母の兄弟3人です。 家は築50年ほどで、雨漏りもあります。 固定資産税や草刈りの費用は、近くに住む母がずっと払っています。 不動産会社に査定してもらったところ、土地としてなら買いたい人がいるそうです。 ただ、売却には相続人全員の同意が必要と言われました。 母の弟の一人が、「今すぐ売る必要はない」と言って印鑑を押してくれません。 管理費用は一切払っていません。 このままだと建物がさらに傷み、近所にも迷惑をかけそうです。 相続人の一人が売却に反対している場合、空き家の売却は進められないのでしょうか。 管理費用を負担している母は、その分を遺産分割で考慮してもらえますか。
119 view
-
60代 男性
- 相続
-
- エリア
- 神奈川県横浜市港南区
-
- 投稿日
- 2025/06/16
- [2回答]
1348 view
相続した実家が空き家に
3年前に母が亡くなり、横浜市港南区にある実家のマンションを相続しました。 とはいえ自分は都内で暮らしており、誰も住む予定もなく、ずっと空き家のままです。 管理費と修繕積立金は払い続けているものの、年金暮らしには正直きつい額で…。 売却も考えましたが、築古でなかなか買い手も見つからず、賃貸に出すのも気が進みません。 このまま放置していても資産価値は下がる一方ですし、固定資産税のことも気になっています。 手放したいのですが、どうすれば良いでしょうか。
1348 view
-
40代 女性
- 相続
-
- エリア
- 青森県青森市
-
- 投稿日
- 2026/09/10
- [3回答]
155 view
相続放棄するつもりだったのに、実家の片付けを始めてしまった
亡くなった父に借金がある為、相続放棄をするつもりだったのですが 父が住んでいた実家の片づけを初めてしまいました。 傷んだ布団や壊れた冷蔵庫や炊飯器、衣類などを処分、通帳や権利関係の書類も探してまとめました。 現金も少し出てきたので一旦預かっています。 そのあとに、相続放棄をする場合は財産を処分するとできなくなるかもしれないと友人に言われ... ゴミを処分しただけなので、相続放棄の手続きは可能ですか? 借金は消費者金融から500万円ほどです。
155 view
-
40代 女性
- 相続
-
- エリア
- 北海道札幌市白石区
-
- 投稿日
- 2026/02/05
- [2回答]
750 view
相続放棄すれば、実家の片づけからも解放されますか?
親が亡くなり、相続放棄を検討しています。 理由は、財産よりも負担のほうが大きいと感じているからです。 ただ、気になっているのが実家です。 家具や家財がそのまま残っている状態です。 放棄したとしても、実家の処分責任は相続人にあるのでしょうか? 教えてください。
750 view
-
50代 女性
- 相続
-
- エリア
- 東京都板橋区
-
- 投稿日
- 2026/05/19
- [1回答]
469 view
相続したマンションの管理費が値上げされそうです。
母が亡くなり、築32年のマンションを相続しました。 今は空き家の状態で、売却するか賃貸に出すか迷っています。 先日、管理組合から修繕積立金を大幅に値上げする予定だという通知が届きました。 現在は管理費と修繕積立金で月2万8,000円ほどですが、来年から4万円近くになる可能性があるそうです。 住んでいない部屋に毎月4万円近くかかるのは正直きついです。 売却しようにも、管理費の値上げ予定があると買主に嫌がられるのではないかと心配しています。 また大規模修繕工事前の場合だと安く見られるのでは?とも思います。 母が長く住んでいた部屋なのでまだ手放す決心もできていません。 賃貸と売却、どちらが良いでしょうか・・・・
469 view
-
30代 女性
- 相続
-
- エリア
- 神奈川県鎌倉市
-
- 投稿日
- 2024/09/19
- [3回答]
1596 view
相続された戸建て
古い家を相続されました。 50年ほど経っていて住みにくそうなのと、土地が狭く建て替えすると使える土地が狭くなってしまう関係でどのようにしようか悩んでいます。思い出の家ですが、駐車場などにした方が良いでしょうか。
1596 view
-
50代 女性
- 相続
-
- エリア
- 茨城県日立市
-
- 投稿日
- 2026/07/16
- [1回答]
228 view
売れると思っていた実家が、兄の借金の担保にもなっていた
父が亡くなり、実家の戸建てを兄と私で相続することになりました。 母はすでに亡くなっています。 相続の手続きで登記を確認したところ、兄の事業資金の借入に関する担保が付いていることが分かりました。 父が生前、兄のために実家を担保提供していたようです。 私はその話をまったく聞いていませんでした。 兄は、父が納得してやったことだから問題ないと言っています。 不動産会社には売却するなら担保を外す必要があると言われました。 ただ、兄の借入はまだ残っており、完済できるめどもはないようです。 実家は空き家のままです。 固定資産税や草刈り、雨漏りの修繕費だけがかかっています。 売ろうとしても兄の借入が原因で売れず、その維持費を私も負担するのは納得できません。 この場合、実家を相続すると、兄の借入の影響まで私が受けることになるのでしょうか。 担保が付いたままの実家について、相続人の一人だけが売却や処分を進めることはできないのでしょうか。
228 view

相談先を選択してください

このケースは、まず「兄に相続する権利があるか」ではなく、
遺言の内容が有効で、兄に遺留分があるのかを切り分けるのが大事です。
兄が生活費を仕送りしていたからといって、
それだけでマンションの共有持分が発生するわけではありません。
ここはかなり明確にしてよいと思います。
一方で、兄が法定相続人であれば、遺言でマンションを全部あなたに相続させる内容でも、
一定の範囲で遺留分の問題が出てくる可能性があります。
ここを「遺言があるから兄には一切権利がない」と考えてしまうのは危険です。
売却を急ぐより、まず相続登記と遺留分の確認をして、
兄との権利関係を整理してから売却することを勧めます。
今回の話は、「遺言書があるから全部あなたのものなので、兄の同意は一切いらない」
と単純に考えない方がいいと思います。
ただ、逆に「お兄さんが仕送りをしていたから、マンションにも権利がある」
という話でもありません。
ここは分けて考えた方がいいです。
まず、遺言書に「このマンションをあなたに相続させる」と明確に書かれていて、
その遺言が有効なものであれば、
原則としてマンションはその遺言に従ってあなたが取得することになります。
お兄さんが過去にお母様へ仕送りをしていたことだけで、
マンションの共有持分や所有権が発生するわけではありません。
「母の生活費を自分も出していた」という事情と、
「そのマンションを相続する権利がある」という話は別です。
ただし、ここで重要なのが「遺留分」です。
お兄さんがお母様の子であれば、通常は法定相続人です。
遺言によってマンションをあなた一人に相続させること自体は可能ですが、
一定の法定相続人には遺留分という最低限の取り分が認められています。
そのため、
「遺言書がある」=「お兄さんには何の権利もない」
とは限りません。
ここは注意してください。
もっとも、遺留分があるからといって、
お兄さんがマンションの共有者になるわけでもありません。
現在の制度では、遺留分を侵害された場合の基本的な権利は、
財産そのものを取り戻すというより、遺留分侵害額に相当する金銭の支払いを求める権利です。
つまり、遺言どおりマンションをあなたが取得し、そのマンションを売却すること自体と、
お兄さんの遺留分の問題は別の話として考える必要があります。
ここは昔の「遺留分を取り戻されて共有になる」というイメージとは少し違います。
ただ、
だからといって「兄の同意は絶対に不要」と決めつけて売却を進めるのもおすすめしません。
なぜなら、実際には遺言書の種類や内容、相続人が誰なのか、
マンション以外の遺産がどのくらいあるのかによって、遺留分の計算が変わるからです。
例えば、お母様の相続人があなたとお兄さんの2人だけだった場合、
一般論としてお兄さんの遺留分は、法定相続分の2分の1が基本になります。
この場合、法定相続分が2分の1なので、遺産全体に対する遺留分は4分の1という計算になります。
ただし、これはマンション価格だけを見て決めるものではありません。
預貯金やその他の不動産、負債なども含めて相続財産全体を確認する必要があります。
例えばマンションが3,000万円、預貯金が2,000万円あるケースと、
マンション3,000万円しかほとんど財産がないケースでは、遺留分の問題の見え方も変わります。
また、過去の仕送りについても、
単純に「兄が500万円出したから500万円分の相続権がある」という話にはなりません。
そのお金が生活費として渡されたものなのか、貸したものなのか、贈与だったのか、
何か別の合意があったのかによって意味が変わります。
お兄さんが
「自分も母の生活費を出していたからマンションに権利がある」と主張しているのであれば、
まず「その権利の根拠は何なのか」を確認した方がいいです。
仕送りをしていたという事実だけで、マンションの所有権や持分が発生するわけではありません。
そして、売却する側からすると、もう一つ大事なのが相続登記です。
遺言書の内容に従ってあなたがマンションを取得するのであれば、
まずその内容に基づいて相続登記を行い、誰が所有者なのかを明確にしておくことが重要です。
所有権があなたに移ったことが登記上も明確になれば、通常の売却手続きを進めやすくなります。
ただし、兄が遺言の有効性そのものを争っている場合や、
遺言書の内容に問題がある場合は話が変わります。
例えば、「この遺言書は母が本当に作ったものなのか」「作成当時、母に遺言能力があったのか」
「自筆証書遺言なら法律上必要な要件を満たしているのか」など、
遺言そのものの有効性を争われるケースです。
ここまで来ると、不動産会社だけで判断する話ではありません。
私なら、今回の状況で売却を急ぐ前に、遺言書の原本を確認する。
相続人を確定する。
マンション以外の相続財産も把握する。
遺言書に基づいて相続登記が可能か確認する。
そして、お兄さんが主張している「自分の権利」が、所有権なのか、遺留分なのか、
仕送りに関する別の請求なのかを明確にします。
この順番で整理します。
特に、「兄の同意が必要なのか」という質問については、
お兄さんが単に法定相続人だからという理由だけで、
あなたが遺言によって取得したマンションの売却に必ず同意しなければならない、
とは限りません。
一方で、お兄さんが遺言の有効性を争っている、遺留分について具体的な請求をしている、
あるいは相続人間で遺産分割が必要な状態になっているのであれば、話は変わってきます。
ここを確認せずに「遺言があるから大丈夫」と売却を進めるのはおすすめしません。
不動産の売却だけを見ると、「所有者が誰なのか」が一番大事です。
でも相続の場合は、
その前段階に「本当にその人が単独で所有権を取得できているのか」という問題があります。
ここをきちんと整理してから売却した方が、買主側にも説明しやすいですし、
売却途中で兄弟間の問題が表面化して取引が止まるリスクも減らせます。
お母様の近くで介護や生活の面倒を見てきたあなたからすると、
「自分はこれだけやってきたのに、遠方にいた兄から権利を主張されるのは納得できない」
というお気持ちは当然あると思います。
ただ、相続は「誰がどれだけ面倒を見たか」という感情だけで決めるものでもありません。
だからこそ、
そこは一度感情から切り離して、遺言書と法律上の権利関係で整理した方がいいと思います。
私なら、
兄弟で感情的に話し合いを続けるより、遺言書と相続財産を一度専門家に見てもらいます。
そこで「お兄さんに遺留分がどの程度あるのか」
「マンションの売却について本当に同意が必要なのか」
「売却後に遺留分の請求を受ける可能性があるのか」を明確にしてもらう。
その上で、お兄さんにも数字を見せて話した方が早いと思います。
不動産は売ってしまうと取り返しがつきません。
今回のように兄弟間で既に意見が食い違っているのであれば、「たぶん大丈夫」で売却するより、
売る前に権利関係をきれいにしておく。
これが結果的には一番安全だと思います。