不動産お悩み相談室
REAL ESTATE Q&A
- 相続
- 50代
- 女性
-
- エリア
- 茨城県日立市
-
- 投稿日
- 2026/07/16
-
- 更新日
- 2026/07/16
- [1回答]
229 view
売れると思っていた実家が、兄の借金の担保にもなっていた
父が亡くなり、実家の戸建てを兄と私で相続することになりました。
母はすでに亡くなっています。
相続の手続きで登記を確認したところ、兄の事業資金の借入に関する担保が付いていることが分かりました。
父が生前、兄のために実家を担保提供していたようです。
私はその話をまったく聞いていませんでした。
兄は、父が納得してやったことだから問題ないと言っています。
不動産会社には売却するなら担保を外す必要があると言われました。
ただ、兄の借入はまだ残っており、完済できるめどもはないようです。
実家は空き家のままです。
固定資産税や草刈り、雨漏りの修繕費だけがかかっています。
売ろうとしても兄の借入が原因で売れず、その維持費を私も負担するのは納得できません。
この場合、実家を相続すると、兄の借入の影響まで私が受けることになるのでしょうか。
担保が付いたままの実家について、相続人の一人だけが売却や処分を進めることはできないのでしょうか。
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相談先を選択してください

突然そのような事実が分かれば、とても驚かれたことと思います。
まず、お父様がご自身の意思で実家を担保提供していたのであれば、
その担保権自体が直ちに無効になるわけではありません。
そのため、売却する場合には、一般的には担保を抹消するための手続きが必要になります。
一方で、ご相談者様が相続したからといって、
お兄様の借金そのものを当然に返済しなければならないということではありません。
ただし、担保が付いていることによって、
不動産の売却や処分が大きく制限されることは十分考えられます。
そこで一つ確認したいのは、実家を売却すれば、
お兄様の借入を返済できる見込みがあるのかという点です。
もし売却代金で借入を完済できるのであれば、
金融機関と調整しながら担保を外して売却できる可能性があります。
反対に、売却しても借入が大きく残ってしまう状況であれば、
別の方法を検討しなければならないかもしれません。
また、ご相談者様としては、空き家の維持費を負担しているにもかかわらず、
お兄様の借入の影響で思うように売却できないことに納得がいかないお気持ちも
もっともだと思います。
そのような場合には、売却の可否だけではなく、
維持費の負担やお兄様に対する請求が法的に可能かどうかも含めて、
弁護士へ相談してみることをおすすめします。
状況によっては、ご相談者様の権利を守るための方法が見つかる可能性もあります。
相続不動産は、不動産の知識だけでは解決できないことも少なくありません。
登記は司法書士、権利関係や請求については弁護士、必要に応じて税理士など、
それぞれの専門家と連携しながら進めることで、最適な解決策が見えてくることがあります。
焦って結論を出すよりも、まずは現在の借入状況や担保の内容を整理し、
専門家のアドバイスを受けながら進められることをおすすめします。
それが結果として、ご相談者様の負担を最小限に抑えることにもつながると思います。