不動産のお悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/11/07

    加藤博一

    (有)山地不動産企画

    • 40代
    • 北海道
    • 男性
    • 不動産会社

    中古マンションを購入検討との事ですね。
    端的に申し上げて築40年の区分マンションで近い将来建替えにはならないでしょう・・・
    築年数的にも建替え決議で4/5の賛成決議を得る事は難しいと思います。

    建替え決議を期待して購入を検討するのは妥当ではないかと思います。

    30歳のサラリーマンであれば住宅ローンを十分に利用できると思うので、それなりの中古マンションを購入検討したほうがいいかと思います。

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/11/07

    佐脇孝明

    株式会社サワキタ不動産

    • 60代
    • 千葉県
    • 男性
    • 不動産会社

    マンションは鉄筋コンクリート造(RC造)である場合が大半ですが、RC造の耐用年数は47年です。これは税法上の数字であり、47年で使えなくなるという意味ではありません。築40年ということは1980年代の建築ですから新耐震基準(81年6月以降)に則った建築物の可能性が高いです。
    RCの実際の耐久年数は100年以上はあると言われていますが、建物のメンテナンス次第で伸びも短くもなります。定期的に大規模修繕工事が行われているようならば、とりあえずは安心です。

    よって、築40年くらいで近々建て替えがある場合というのは、めったにはないケースですが、仮にあるとすると、一つは建築物自体に問題があるケース、もう一つは周辺の状況が変わりより大規模なマンションに建て替えるケースが考えられます。
    前者では2005年発生の耐震偽装事件に伴う建て替えが代表例です。この場合はメリットなどありません。
    後者の場合、近隣に古い戸建て住宅地があり、築古マンションとまとめて再開発、というケースが考えられます。この場合、再開発後の戸数が前の戸数を上回るのが一般的ですから、新規販売戸の利益が一部還元される場合があります。もちろん、新築となりますので、最新の設備になりますのでこれはメリットが大きいですね。ただ、これを狙って購入というのはかなりハードルが高いので、もし、このような物件が買えたら、それはラッキーというべきでしょう。

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