不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/02/10

    佐脇孝明

    株式会社サワキタ不動産

    • 60代
    • 千葉県
    • 男性
    • 不動産会社

    緩いと言われるフラット35でも年収の9倍までといわれますので、10倍以上となると計算をするまでもなく、かなりむずかしいでしょう。

    奥様にも十分な収入があり、ペアローンであれば可能であろうと思います。ただ、理想的な返済比率は年収合計の20%台前半と言われますので、あまり無理をされないほうが良いと思います。

    5000万円を金利1%期間35年で借りると、年あたりの支払額は約170万円です。返済比率30%だとすると年収は566万円。パートで補いが付く金額ではないかと思います。
    今ある借金が不明ですが、金利は住宅ローンの方が低いと思いますので、こちらの返済を優先したほうが良いと思います。

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/02/09

    森本 慎也

    株式会社TERASS

    • 40代
    • 北海道
    • 男性
    • 不動産会社

    ご主人が単独で5,000万円の住宅ローンを組むことを検討されているとのことですが、以下の点を確認する必要があります。

    住宅ローン審査のポイント

    年収に対する借入可能額
    一般的に、住宅ローンの借入可能額は年収の6~8倍が目安です。
    年収500万円の場合、借入可能額は3,000万~4,000万円程度が一般的。
    5,000万円の借入は、年収に対して負担が大きく、審査が厳しくなる可能性があります。

    返済負担率(年収に占める年間返済額の割合)
    住宅ローンの審査では、返済負担率が35%以内に収まることが一つの基準になります。
    5,000万円を35年ローン(金利1.5%(審査金利にもよる))で借りた場合、毎月の返済額は約15.2万円となり、年収500万円では負担率が高すぎるため、審査に通りにくい可能性があります。

    配偶者の借金の影響
    ご主人が単独で契約する場合であれば、配偶者の借金が審査に影響する可能性はあまり無いと思います。

    ◎住宅ローンの通過可能性を高める方法

    借入額を減らす
    5,000万円のローンではなく、自己資金を増やして借入額を4,000万円以下に抑えることで審査に通りやすくなると思われます。年収500万円なら、3,500万円程度の借入が現実的な目安でしょうか。

    ペアローンや収入合算を検討する
    配偶者様の借金が完済できるなら、ペアローンや収入合算を活用するのも選択肢の一つです。
    ただし、配偶者の借金が残っていると、ペアローンの審査が厳しくなる可能性あります。


    ◎フラット35を検討する
    フラット35は民間のローンに比べて審査基準が緩やかで、年収に対する借入可能額が大きいです、ただし、金利がやや高くなるため、総返済額も考慮する必要があります。

    ◎まとめ
    ・年収500万円で5,000万円の借入は、返済負担が大きく審査に通るのは厳しい可能性。
    ・借入額を4,000万円以下に抑えることで、通過しやすくなると考えられます。
    ・フラット35など、審査基準が異なるローンの活用も検討する。

    まずは金融機関に事前審査を申し込み、ご主人単独でどの程度の借入が可能か確認することをおすすめします。

    ご不明な点があれば、いつでもご相談ください。

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